アリゾナの旅⑤〜モニュメントバレー | À mon avis...

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ナバホ族の聖地として知られるMonument Valley(アリゾナ州北部からユタ州南部の地域のエリア)。

 

 

赤茶色の一帯にテーブル状の台地(メサ)や、そのメサが更に削られてしまった岩山(ビュート)が散在する印象的な土地に、いつかは訪れてみたいと願っていましたが、夢叶いました。

 

 

 

 

 

 

モニュメントバレーでは絶対にサンライズを見たいと思っていたので、6:40AMの日の出に間に合うようにナバホ・トライバルパークに向かいました。

 

トライバルパークは、有名なザ・ビューホテル(The View Hotel)の駐車場すぐ横から入場します。こちらの駐車場からの眺めが最強との情報を得ていたので、朝ごはんそっちのけで向かいました。

 

しかし、深い霧に包まれていたこの日の朝、ウェストミトンビュート、イーストミトンビュート、メリックビュートのトリオの雄姿を見ることができないかもと悲しくなりました。

 

 

 

 

 

 

だんだん陽が昇ってきた〜のタイミングで霧が薄くなり始め、少しずつトリオが姿を現し出しました。ちなみにモニュメントバレー・トライバルパークへの入場料は、1人8ドルです(価格が改定された模様)。この入場料さえ支払えば、27km弱のバレードライブを好きなだけ楽しむことができます。

 

 

朝6時にナバホ・トライバルパーク入り口に着いたのですが、窓口には誰もいませんでした。帰りに支払いすることにして、取り敢えず敷地に入り、ザ・ビューの駐車場で日の出鑑賞。バレードライブに行く前に再度窓口に行ったのですが、今精算できないと言われ、支払いの代わりにID(免許証)を渡してやっとバレードライブに向かいました。

 

よく考えたら、免許証なしで運転していたのですね。ナバホ族居住地なので大丈夫だったのでしょう。ちなみにお支払いはカード一択です。

 

 

 

 

 

 

こうやって11箇所の見所が載ったバレードライブ用の地図をもらえるので、これに沿って回ります。ツアーに参加すると、バレードライブでは行けない場所にも入れるみたいですが、我々は朝早いこともあり、マイペースで回れる方法を選びました。

 

 

 

 

 

 

1. The Mittens and Merrick Butte

 

まずは有名なビュートたち。逆光と霧が重なってしまいましたが、近くで見ると迫力があります。

 

 

 

 

 

 

2. Elephant Butte

 

2つ目はエレファントビュート。なんとなくゾウです。真横から見た方がゾウらしいです。

 

 

 

 

 

 

3. Three Sisters

 

3つ目はスリーシスターズ、三姉妹ですね。シスターズというよりは、親と子供に見えるので、我が家ではこの岩のことを「Family」と呼んでいました。

 

 

 

 

 

 

4. John Ford's Point

 

西部劇で有名なジョンフォードポイント。こちらはメインポイントのひとつ。追加料金を払えば、馬に乗って写真を撮ることもできるようです。

 

この景観...何か偉大なるパワーの存在に抵抗できなくなるような、そんな特別さがありました。

 

 

 

 

 

 

5. Camel Butte

 

ラクダビュート。これは左を向いているラクダなんでしょうかね、しゃがんでいる。

 

 

 

 

 

 

6. The Hub

 

左の車輪の中心のような形をしたのがザ・ハブです。観賞スポットから距離が遠すぎるし、他のビュートに比べて規模が小さいので、他のスポットほどワォ感がありませんでした。

 

 

 

 

 

 

7. Totem Pole and Yei Bi Chei

 

トーテムポール。遠くからでもすぐにトーテムポールと分かる形をしていますね。手前に作られたケルンがまた格好良くて絵になりました。

 

 

 

8. Totem Pole and Sand Springsは、7のトーテムポールと何が違うのか分からず、Sand Springsを見逃してしまいました。残念。゚(゚´Д`゚)゚。

 

 

 

 

 

 

9. Artist's Point

 

まるでアーティストが、大きなキャンバスに思い思いに色形を描き込んでいった...そんな光景で、ここからの眺めとても好きです。広々とした大地に大物が点在するこの様子、他にはない光景だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

10. North Window

 

窓から奥のビュートを覗き込むようなこちらの光景も素敵です。朝の霧がすっかり晴れて、赤茶色の大地やメサと青空のコントラストが気持ちよい。

 

 

 

 

 

 

11. The Thumb

 

そして最後はザ・サム、親指のことです。こんな感じでGoodと親指を立てている姿でしょう。

 

 

 

 

 

 

こちらは地図には載っていないのですが、左に敬礼しているようなアッシリアの男性が見えません?

 

 

 

 

 

 

チュリが発見したのはこちら。写真中央のビュートに、社交ダンスをしている男女が見えます。

 

こんな風に地図を見ながら要所要所で車を停めて、眺めを堪能したり、写真撮影をしたり。地図に載っていないビュートやメサも、「何の形かな?」とワイワイおしゃべりしながらバレードライブを楽しめます。

 

所要時間は2〜3時間と案内に書いてありますが、我々は2時間15分くらいで周ってきました。

 

 

 


 

 

バレードライブコースの入り口から見上げたザ・ビューホテル。プライムロケーションそのもので、モニュメントバレーにいらっしゃるのであれば、ザ・ビューホテルの空き状況に応じて旅行の予定を立てたら良いかもしれません。それほど、このホテルに泊まる価値はあると思います。

 

 

 

 

 

 

そして、バレードライブから戻り、再びザ・ビューホテルの駐車場でトリオを撮影。今度は綺麗に3人の姿を撮影できました。

 

 

ずっと憧れていたこの地を訪れることができて、ただひたすら感動しました。神聖なパワーをぐんぐんと感じることができます。

 

 

帰りに入り口でお支払いをして、チェックアウトするために宿泊していたゴールディングズロッジ(Goulding's Lodge)に戻ります。

 

 

 

 

 

 

ユタ州にあるゴールディングズロッジは、ナバホ・トライバルパークから距離にして15分くらいでしょうか。ガソリンスタンド、同ゴールディングズ経営によるスーパー、ランドリーセンター等、周りにすべてが揃っていてとても便利なホテルです。

 

 

 

 

 

 

ザ・ビューホテルのような迫力こそありませんが、こちらからもメサやビュートの姿を楽しむこともできます。上は泊まっていたコテージの玄関からのビュー、下はロッジのメインコンプレックスからの眺めになります。

 

 

到着が夜8時過ぎだったのですが、近所のスーパーは9時まで開いているので、夕飯&朝食の食料を調達しに行けました。ちなみに晩ごはんは、全粒粉のトルティーヤ、生ハム、チーズ、キャロットスティック、フムス(また笑)です。

 

 

 

モニュメントバレーに別れを告げ、今度はセドナへ向かいます。