日本の食料自給率はカロリーベースで37%。韓国36%に並んで極めて低い数値だ。しかし,日本独自のカロリーベースによる計算方式。何故そんな不可解な計算式を使うのだろうか?
日本政府は,GATT加盟以来,加盟国から自由貿易のため農産物関税撤廃を迫られてきた。苦肉策として,カロリーベースによる食糧自給率の低数値を提示し,「こんな低い数値だから,関税撤廃すると,世界的な食料危機に国内対応できない」と,言い訳に使ってきたようだ。
一方,国内食料自給率を上げるためには,穀物,野菜,肉類及び甘味料の増産が不可欠だ。しかし,そのことは容易ではない。なぜなら,かつて国民食だった米は消費量が激減し,もはや日本人の主食は輸入小麦に取って代わられた。また,野菜増産はカロリーベースでは微々たるものだ。さらに,黒毛和牛といえども餌は海外依存だから肉類は全て輸入食料扱いとなる。また,砂糖類もまた同様である。したがって,日本の食料自給率を上げることは極めて厳しい。
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