種ジャガイモ分割#1 | 若葉マーク農園長のブログ

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シニア世代の自称「花咲か爺さん」が挑戦する新アグリビジネス「農蜂業」奮闘記

 正月気分が覚めやらぬ中,種ジャガイモ植付用の黒マルチ畝800m程が準備できた。


 当農園では,1月中旬早植え深植え黒マルチ栽培を行い,降霜被害を防ぎながらの早期収穫・出荷を目指しているからである。

 

 今年の発注種ジャガイモは6品種105㎏。発注業者が全国数社にまたがるから,種芋到着時期は今週から2月末までバラバラとなる見通しだ。

 

 幸い,地元JAに予約注文していた種芋用キタアカリが年末に到着済みだ。昨日,そのジャガイモ20㎏を息子が切り分けると,560個程の種芋を確保できた。今年の植え付け株間は,昨年よりもやや狭くし,30㎝の予定だ。そのため,キタアカリ用の必要畝長は170m程だろうか。

 

 2,3日間風乾し,切断面がカルス化したら種芋の植え付けとなる。植え付け及びその後の管理作業は次のとおりである。①丸高畝の黒マルチ片側をはぐる ②畝の横から種芋を埋め込む ③はぐった黒マルチ端を土で仮押さえする ④管理機を使って,黒マルチ端の土押さえをする ④降霜被害がなくなる3月初旬,ジャガイモの芽が黒マルチフィルムを押し上げてくるので,順次穴を開けてやり芽に陽光をあてるようにする。

 

 黒マルチに穴開けし種芋を植える作業は簡便だ。しかし,深植えとなると作業は大変,しかも開けた穴は雑草だらけとなる。植え付け後の種芋は乾燥状態に保つ方がよいそうだ。そんな難題解決策の思案し,昨年から上記①~④の管理作業を手がけることになった。

 

 ジャガイモ栽培担当の息子によれば,種芋100㎏代約10万円からジャガイモ販売額は30万円程だという。目標50万円超だったのに…農業は苦労ばかりで,儲かりまへんショボーン

 

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