ミツバチ気まぐれ日記797_FlowHive試用report | 若葉マーク農園長のブログ

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シニア世代の自称「花咲か爺さん」が挑戦する新アグリビジネス「農蜂業」奮闘記

 近代養蜂100年余りの採蜜方法に革新もたらすかもしれない”FlowHive”。

 

 その巣箱2個を4月に入手し,ミツバチ2群を飼育してみた。

革新的巣箱”FlowFive”’(ただし,上段の継箱は前後逆向き状態)

 

 

 2016年6月末には,FlowKey(アームハンドル)を用いて継箱内人工巣脾に貯まった蜂蜜を取り出し,直接1.2㎏瓶に入れた。

 1枚の人工巣脾から約1㎏の蜂蜜を取り出すことができた。

 

長所

①初心者やアマチュアには有効な養蜂具

②働き蜂にストレスを与えずに,手軽に蜂蜜が得られる。

③分離機,蜂蜜タンクなどの養蜂具を不要である。

④観察窓越しに,働き蜂の観察や貯蜜状況が安全に観察できる。

 

短所

①FlowHiveフル装備1式US約700ドル,送料約100ドル,関税代行約\6,500程と高額。日本円で8万円台後半となる。

②巣箱内の点検が遅れがちとなり,2群とも分封(分蜂)させてしまった。その際初心者では分封時の対応は難しいかもしれないだろう。また,分封群では,その時期により,採蜜が期待薄となる。

③内検がおろそかになりやすく,蜂群がダニ害,スムシ害など被害に遭いやすい。

④巣門開閉ができないので,スズメバチ襲来時や巣箱移動時に工夫が必要である。

 

 ”FlowHive”は,ミツバチ教室開催時や蜂蜜購入お客様の来園時に,大活躍してくれている優れものだ。

 

なお,”FlowHive”の詳細については,次のURLを参照されたい.

https://www.youtube.com/channel/UCoMaw-jngK_3KcYqb-9BVCA

 

 http://www.farmmiyazaki.net/ (農園HPへGO)