ミツバチ気まぐれ日記530_貯蜜量伸び悩みのレンゲ蜜 | 若葉マーク農園長のブログ

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シニア世代の自称「花咲か爺さん」が挑戦する新アグリビジネス「農蜂業」奮闘記

 ゴールデンウィーク明けと共にレンゲ開花がほぼ終わる。ところが,レンゲ貯蜜量が芳しくないので気をもんでいる。


 昨年10月,5圃場約90a超にレンゲを播種したものの,昨晩秋の台風豪雨鹹水で今季のレンゲ開花は散々だ。まともに開花したのは3圃場44a(第2養蜂場を含む)にすぎない。レンゲ蜜源が少ないのは貯蜜量に大きく響く。


 しかも,1週間程前まで降雨日が多く,これもまたレンゲ貯蜜量の伸びない原因だ。


 5月11日当農園で開催の「とくしまキッズファーマー」では,30人以上のキッズに採蜜体験を予定している。そのためには,貯蜜巣脾30枚以上(はちみつ換算量約45~60㎏)が必要だ。しかし,昨日近場巣箱から確保できた巣脾はわずか13枚にすぎない。突然の降雨のため作業中断したせいもあるが,単箱あたりの貯蜜巣脾枚数が2枚程度と芳しくない。近場の残す巣箱からは10枚以上,第2養蜂場からは10枚以上貯蜜巣脾を確保できないと,子どもたちに感動体験させることができない。当農園では,5月20日までをレンゲ採蜜期扱いとしているから,それまでに貯蜜巣脾30枚以上を確保したいと願っているのだが‥無理かもしれない。


 近々レンゲ採蜜が終われば,近場借農地設置巣箱を第2養蜂場に移動しなければならない。この時期は蜂数多く,重くなった巣箱・継箱。2人いれば,巣箱・継箱をロープ掛けして運べるのだが,1人ではとても対応できない。巣箱・継箱の分離運搬又は蜂群分割等で対応することになるだろうか。実に厄介な作業だ。


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