ミツバチ気まぐれ日記387_苦慮する使用済巣脾長期保管法 | 若葉マーク農園長のブログ

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シニア世代の自称「花咲か爺さん」が挑戦する新アグリビジネス「農蜂業」奮闘記

 7月中旬を迎えて,今季本格採蜜期は終了した。


 このところの人工分封又は蜂数減少に伴い,継箱撤去又は減数対応をしている。昨日,当農園第1養蜂場の前述対応を行い,貯蜜巣脾は分離器で採蜜後プレハブ冷蔵庫で巣箱に入れ一時保管している。近日中には,第2養蜂場の沢山の貯蜜巣脾も同様な対応をしなければならない。両養蜂場の今季使用済巣脾は,総計巣箱40箱入り巣脾300枚を超えることだろう。1坪プレハブ冷蔵庫では保管数に限りがある。


 昨年を上回る大量使用済巣脾の長期保管法に今季も苦慮している。化学薬剤を使用せず来季まで安全・有効な保管法があるのだろうか?


 今季は次のような方法で対応予定だ。①使用済空巣脾の高圧洗浄,②十分な天日干し,③空巣脾冷凍処理(-20℃,1時間),④スムシ予防剤散布(有機薬剤B-401),⑤巣箱に入れ来季まで倉庫内常温保管,⑥来春再使用時に空巣脾冷凍処理(-20℃,1時間)


 上記保管方法にはなお残された課題が考えられる。今後,さらに安全・有効な長期保管方法を模索したいものだ。


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