その約２０ｍ南側には赤線道路があり，時折通行人や自転車が通る。あいにく巣門から南へ飛び立った蜂の飛翔高度が通行人程度の高さとなる。時速約２５㎞程度とはいえ，羽音に驚かされたり，滅多にないが身体にぶつかったりすることがある。
この飛翔ルートを高くするために，しかも手持ちの材料で試してみた。使ったのは，直径１９㎜のパイプ管及び養殖用海苔網だ。当初約１０㎜目合いの防風ネットを考えていたが，新規購入しなければならないので養殖用海苔網で代替することにした。目合いは１５㎝以上と大きいが，みつばちはこれを避けて飛翔してくれることだろう。
長さ約１５ｍ×高さ約１，２ｍのネット設置後，しばらく蜂の飛翔を観察してみると，明らかに高度が上がっている。どうやら無駄な出費をせずに作戦成功だ。
巣門より南側約５ｍに設置した飛翔高度変更ネット
巣門から飛びたった蜂はネット上方１ｍ程を時速２５㎞で飛翔
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