遠来の客人 | 若葉マーク農園長のブログ

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シニア世代の自称「花咲か爺さん」が挑戦する新アグリビジネス「農蜂業」奮闘記

 東京赤坂のスマートフォン向けアプリ開発業者Z社のF社長さんが遠来された。来園希望時間にあいにく他の所要が入っていたため,調整の結果なんと午前8時に来園してくださった。

 今年5月頃を目途に,FaceBook活用して農産物育成コンテンツと実際の通販を連携させたスマートフォン向けアプリ開発(野菜果物/職場訪問系ツアー販売)をするそうだ。そのコンテンツに当農園の農畜産物を販売させてほしい旨の申し入れだった。このアプリでは,小さな子どものいるファミリー層をユーザーが,生産者の通年のこだわりある作業を1週間ほどかけてゲーム感覚で疑似体験するらしい。バーチャル世界で農畜産物が収穫できる1週間後には,ユーザー宅に当該生産者から農畜産物が届けられるとのことだ。バーチャル世界ながらも,生産者のものづくりへのこだわりや苦労が伝わること,ユーザーも農畜産物育成に参画できること等が大変興味深い。

 私たち生産者と消費者をリンクさせる斬新な企画に大きな可能性を感じたので,Z社との連携を快諾した次第である。

 私は,FaceBookのようなソーシャルネットワークにとんと縁がない。交わされる情報が極めて薄っぺらな内容のため,ソーシャルネットワークに対して私は否定的だった。しかし,東日本大震災時のその有用性を痛感させられて以来,ソーシャルネットワークの位置づけが私の中で大きく変わってきているようだ。今日は,ソーシャルネットワークの大いなる可能性を発見した貴重な1日となった。F氏に感謝,感謝だ。

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