2025年5月13日~15日にかけての2泊三日のプランで、前々から“ぜひ行ってみたい”と思っていました日本百名山の一つでもあります鳥海山に行ってきました
初回はこちら👇なお、当初は前・中・後編の3回シリーズくらいでの完結を考えていたのですが、写真が多くて
3回では終わりそうになくなりましたので今回から“しれっと”「その2」としてお届けして参ります![]()
由利本荘市内を走行しています
この辺りは東側に丘陵のような小高い丘が連なりますので、鳥海山の山頂部分だけが顔を覗かせてくれるようなロケーション
ですが、今が田植えの真っ最中と言ったところでしょうか、この近辺の多くの田圃では稲を植え付ける田植え機が大活躍中
まさに今は農繁期なのですね
さて、この辺りで作られるお米は「あきたこまち」か、はたまた「サキホコレ」か
どちらも抜群に美味しいお米ではありますが、出来れば5㎏あたり2000円台の売り出し価格にして頂きたいなぁ
てか、昨年(2024年)の春頃までは、新米…と言っても前年秋の収穫ですが、概ねそれくらいの価格が標準でした。一部、新潟県魚沼産の「コシヒカリ」だけが若干高くて3000円台の前半。chu宅では特別、![]()
と言う時には魚沼産「コシヒカリ」を買いましたが、普段は千葉県産の「コシヒカリ」が多かった
けど一回、家内のお友達に頂いた秋田県が新たに生み出したブレンド米である「サキホコレ」を食べた時には、これはたまげるほど美味かった
そんなことを思い出しながら、こちらの田圃を眺めていた次第でございます![]()
田圃のお隣にあった敷地…こちらはご近所にお住まいの方の住宅の敷地と思われますが、芝桜がとても綺麗でした
首都圏では2週間くらい前に見頃を迎えていましたので、やはり東北の春は少しだけ遅れてやってくる
ということを実感すると共に、とてもほっこり致しました![]()
さて、憧れの鳥海山…には登れまりませんが
せめて麓には足を運び愛でられたい
かような雄姿を見せられたらすぐにでも駆けつけたくなるのは人情ではありますよね![]()
ですが、由利本荘市に到着したのちチェックインなどを済ませ、午後の行動に移したのは15時ころのこと。さすがにこの時間からだと夕方になってしまいますので、この日はもう一つのお楽しみであります日本海に沈む夕日を満喫したい
というプログラムに移ります
ただ、この日の日没時刻は18時44分。まだ時間的に余裕がかなりありましたのでにかほ市にあります「三崎公園」を目指します。こちらは日本海東北自動車道「大内JC」から南下chu
走行時の位置にもよりますが、真正面には鳥海山の雄姿が視界に飛び込んできます
鳥海山よ
明日行くから待っていておくれ
で、「大内JC」から「三崎公園」までカーナビに場所を設定したところその距離は49㎞と出た
(由利本荘市の大内地区に宿を取ったため、帰って来なきゃですから単純に往復するだけでも100㎞もあります
)意外に遠くてビックリしましたが、行くと決めたからには走らせます![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
田圃がホントに綺麗です
そしてこれらの田圃、9月になれば頭を下げた稲が、あたり一面黄金色となり、それはそれは美しい姿を見せてくれるのです
何とか5㎏、2000円台後半でもいいからお願いしたいものです
舌禍を起し更迭された前農相に代わり新たに農水省に就任された小泉進次郎氏、2000円を目指します
と力強い目標を断言されました![]()
![]()
期待しています。ところで“2000円を目指す”のは、古米、古古米を精米した備蓄米のことを指しているので、「あきたこまち」や「サキホコレ」、3000円台半ばまでであればchu宅が何とか購入できるターゲットになります
現在の5000円超えぢゃ、厳しい![]()
![]()
![]()
で、到着しましたのが「三崎公園」![]()
三崎公園は、秋田県にかほ市(秋田県)と山形県遊佐町の間にある標高70mの三崎山一帯。“鳥海山の噴火の際に流れ出た溶岩で形成されており、海水の浸食で切り立った崖が続いています。また海側には整備された遊歩道が続き、ここから眺める日本海は遮るものが何もなく、素晴らしい景観を眺めながらの散策が楽しめます”が、公園の説明
ところでchuは千葉県民ですので、三方を海に囲まれた千葉県![]()
![]()
海自体は別に珍しくはないのですが、しかし何時も見ている海
は太平洋
ですので、普段は見ることが出来ない日本海の海というのはまさに非日常の世界
“日本海を観る”“日本海で海に沈む夕日を見る”というのも今回の旅の楽しみの一つでもあります![]()
そしてこちらが切り立った崖の上に造られた遊歩道。ここを歩きながら日本海を独り占め![]()
背後を眺めると鳥海山
鳥海山の噴火により流れ出た溶岩がこの台地を形成しています。またこの海岸部からの距離、地中をくり貫いたとして水平距離だと精々10㎞くらいなのですが、海抜ゼロメートルからいきなり標高2236mの高さに“嵩増し”されているのですから、この地形は日本国内を探しても極めて異例のもの
それ故に、このエリア一帯は「鳥海山ジオパーク」にも指定されているのです![]()
なおも公園内を散策します![]()
![]()
するとこんな看板が
てか、この遊歩道の部分は溶岩が海水で浸食され険しく切り立った崖の上。そのため海抜にして70mほどの高さになるのですが、切り立った崖…ですので海岸線に降りるルートはありません![]()
![]()
ですがこの看板があると言うことは、道なき道…と言うか、なんとしても崖にへばりつきながら海岸線に立ち、密漁をしようとする輩がいるということに違いありません
そんなことをして、降りて、また上がって来なきゃなりません
命がけで密漁をして、万一、にっちもさっちも行かなくなって「118番」で海上保安庁に助けを求め、海上保安官を危険に晒しながらも助けてもらい、その結果、“こんなところで何をしていたんだ”と問われればもはや言い逃れは出来ないので、助けてもらうと同時にその場でお縄です
よゐこの皆さんは、こんな崖を命がけで降りて密漁する方はいないでしょうが、不届き者がいるのも確かなのでしょう![]()
さて、太陽は大分傾いてきたのですが、日没までにはまだ時間がありそうです![]()
と言うことで、取って返して再び由利本荘市の海岸線へ![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
ここは「夕陽の見える日露友好公園」
1932年(昭和7年)12月12月1日、この辺りは 松ヶ崎村と呼ばれていたそうなのですが、この海岸に13日間の漂流(11日間、という資料もあります)の後、たどり着いたロシアの漁民4人を助けたことがこの碑の所以だそうです
この漂着したロシアの漁民は現在の由利本荘市の対岸…と言っても700㎞も先なのですが、ウラジオストクのルースキー島に住まわれていた漁師たち。で、確かに隣国ではありますが700㎞も離れています。けど、同じ日本国内でも由利本荘市とchuの住む千葉県松戸市とでは、530㎞離れていますからね
ただこの日の早朝4時30分に家を出て、それこそ「由利高原鉄道」での“乗り鉄”をしていなければ8時間強で着いてしまう場所でもあります![]()
松ヶ崎の浜にたどり着いたのは、4人。そのうち一番若い16歳のニコライ少年だけが、亡くなっていたそうで、漂流している間の13日間 飲まず食わずだったそうです
その後、ニコライ少年は松ヶ崎深澤地区の徳昌寺の御住職がお経をあげ、供養し、部落の共同墓地に埋葬されたそうです。また救助された3人の漁民は、函館にあるロシア領事館の手配により敦賀経由で帰国出来たそうですが、松ヶ崎村民がこうして手厚く保護をしたことはロシア本国ではあまり知られなかったそうなのです。しかし半世紀が過ぎ平和の時代になってから初めて、ニコライ少年の埋葬や遭難者への対応が、ウラジオストック市民に知られるようになり由利本荘市とロシアとの交流が行われるようになったのだとか。この碑はそのような物語があったからなのでしょう
なお、chuが綴りましたこのストーリーは、こちらの口コミサイト👇に書かれていたものを要約させて頂きました。ありがとうございました
ただ、個人的な感想を言わせて頂ければ、太平洋戦争終戦直前に「日ソ不可侵条約」を破りいきなり参戦してきて、ポツダム宣言を受諾(日本の敗戦が決まり、終戦した)後の、旧満州国にいた日本人を強制的にシベリアに連行し重労働を強い、さらには元々、日本固有の領土でありました国後島、択捉島、色丹島、歯舞群島を今なお、不法占拠を続け、ロシアが言う“領海内”に入ろうものなら拿捕や容赦ない銃撃を行い、漁民の命が人為的に奪われたこと多知れず…のロシアに対し、とてもぢゃないが、“友好的に”などと言うつもりはさらさらないし期待もしていません
昨今の日本国内の世論では対中国への警戒感とバッシングに溢れていますが、chuは旧ソビエト連邦の流れを汲む今のロシアと、拉致という犯罪を国家の指令の下行った、金一族独裁体制を続ける北朝鮮と友好を育もうという気持ちなど、サラサラありません
むしろ中国は、chuは中華料理が大好きですから、“親中派”かと問われれば、“はい、そうですよ”と言いますよ
けど媚中派ではありませんので、そこんとこヨロシクです![]()
さて、「夕陽の見える日露友好公園」のすぐ横にはラーメンショップが
「Aji-Q」という店名ですが“〇〇店”と書かれていますから、チェーン店なのでしょうか
しかしその“支店名”が凄い
なんと“日本海店”です
これ、北海道は留萌から福岡県にかけて、もし「Aji-Q」さんが店舗展開したとして、もうこの支店名は使えませんよ
で、調べてみた「Aji-Q」さんは、岩手県盛岡市に本部がある会社。そしてこの日本海店は同社のフランチャイズのようです![]()
フランチャイズで独立されたい方のための同社のサイトです👇
そして「食べログ」にはちゃんとありました「ラーメンショップ日本海店」![]()
そしていよいよ時刻は18時10分を回りました
しかし、先ほど訪れていた「三崎公園」で水平線を眺めていた時、実は少し、“嫌な予感”もしていたのです
と言うのは、この日は朝から晴天で
とても暖かかった
鳥海山も綺麗に見えましたし、第一の目的は果たせていたのですが、では700㎞先まで陸地のない(あ
これについては後述により訂正があります
)水平線を眺めた時、晴れてはいるのですが、天気が良すぎて視界の先が気のせいか“どよ~ん”と霞んでいるような気がしていました。唯一、そのことが懸念材料だったのですが…どうにも“嫌な予感”というのは当たるものです
水平線に近づくに従い、淀んでいるというか、雲が横たわっているように見えませんか![]()
で、もっと太陽が低くなってくると、そのことが如実にわかりまして
残念ながら、海岸線に沈む太陽、この日は観測できそうにありません
先ほど、“千葉県は三方を海に囲まれており、海は特別珍しくはない”と言い切ったchuですが、実はその千葉県でも海岸線に沈む夕日を見るのは難しい
と言うのは、当然ながら夕日は西の空へと落ちていくのですが、千葉県から西を眺めた場合、東京都や神奈川県の陸地部分に日が沈むのです
千葉県で、太陽が海岸線に沈むのは銚子や南房総市で、かつ11月下旬から1月下旬までの2か月間のみ。しかも水平線が晴れていなければ確認出来ませんので、長いこと千葉県民をしているchuでありましても、千葉県内から海に沈む夕日を見たことはないのであります
ただ日本海側であれば、海に沈む夕日を眺められるチャンスはたくさんありますから、今回も期待していたのですが…残念
chuが日本海に沈む夕日を見たのは、8月という真夏でしたが新潟県粟島から見たのが最後になりまして、もう20年以上も昔のことになります
と言うことで、この日の活動は終了
明日はいよいよ鳥海山です![]()
日にち変わって、5月14日。このも早朝から動きます
まず最初に向かったのは、山形県遊佐町(ゆざまち)にあります「十六羅漢岩」の見学から![]()
そしてここも夕日スポットとして有名です
ですが上空は御覧のように晴れてはいるものの、やはり海上、水平線の先は霞んでいますから、この日の夕方も夕日を見るのは難しそうです![]()
で、海岸線に降りてみると視界の先に陸地のようなものが見えます。“おかしいな、この先は700㎞離れたロシアしかないはずだ、しかし700㎞先の陸地など、見えるハズがない
そーだ
これはきっと蜃気楼だろう
”と思いました
ところが気象条件的にみて、蜃気楼にしちゃぁ、おかしいぞ
と思い、スマホで付近の地図を見てみたら…なんと島がありました
この時、chuがいるのが右下の赤で〇囲みした場所(山形県遊佐町)。そして左側、青で〇囲みしたのが「飛島」という島。住所的には山形県酒田市に属しています。なるほど、蜃気楼かと思った陸地は、ロシア本土ではなく海岸線から30㎞ほど離れた日本海に浮かぶ島でした![]()
こちらの写真からだと確認しずらいのですが、実際、現地から見てもぼんやりと陸地状のものが確認できる程度でした![]()
そしてこちらが「十六羅漢像」完成したのは明治元年とのことですから、比較的最近のものなのですね![]()
ここまで近づくと、確かに“像”ということが分かります
そして実際には22体の磨崖仏が彫られているのですが、chuが実際に確認出来たのは10体くらい
この岩にへばりついて確認作業を行えばもっと見つけられたのかも知れませんが、仏像の上を土足で上がるような真似は出来ませんので、近くからの観賞に留めました![]()
十六羅漢岩から少しだけ南に下って写真は吹浦(ふくら)漁港。そしてさらに遠くには風力発電用の風車が立ち並んでいます。山形県も、秋田県ほどではないにせよ、風力発電用の風車がありますね![]()
直ぐ近くには松尾芭蕉の句碑がありました。芭蕉は、「奥の細道」では前出の「三崎公園」がある現在の秋田県にかほ市、の象潟(きさかた)まで訪れ、そこから日本海沿岸を南下しています。こちらは「奥の細道」の全ルート図ですが、地図上、右上の黒色で〇囲みしたエリアが、象潟と、吹浦です。
こちらの句碑には~あつみ山や吹浦かけて夕すずみ~と彫られているのですが、この写真からだとちょっと分かり難いですよね
この句の意味は“(おりからの暑さに縁のある名の)あつみ山(が彼方に見え)、(頭をめぐらせば暑気を吹き払うという名の)吹浦(が見渡されるが、そこ)へかけての眺望を見渡しながらの夕涼み(をするのはまことに気持ちのよいことである)”と詠まれているのだそうです![]()
こちらは「出羽二見」と呼ばれる夫婦岩
海に浮かぶ岩なのですが、chuが訪れた時間帯はちょうど干潮時
なので砂の上にそのまま露出していました
伊勢の二見浦(ふたみがうら)になぞらえて出羽二見と呼ばれているそうです。二つの岩の間は注連縄が張られており、地元の漁師さんが海上の安全を祈願して付けたのだそうな。また5月と8月頃に出羽二見の間に夕陽が沈むようで、その時期になるとたくさんのカメラマンが撮影に訪れるのだそうです
またその景観は絶景であるとともに、見た人にいいことが起きるという言い伝えもあるそうです
そしてchuが訪れていたのは正に5月
この日は夕方まで粘れば二つの岩の間に沈む夕日が見られる
いや、海上が霞んでいるから無理っぽいです![]()
干潮なので下まで降りてみましょう
梯子があのました![]()
出羽二見岩 こんな感じです👇そしてここは正に海抜(標高)ゼロメートル地帯
今日はここから標高2236mの鳥海山まで向かうのでした![]()
【御参考】出羽二見の間に沈む夕日です。これを観たあなたはいいことが起きる![]()
なんてね
(写真は山形県公式観光サイト「やまがたへの旅」からお借りしました)
砂浜にはハマナスが咲いていました![]()
それでは、海抜ゼロメートルから、2236mの鳥海山に向かって出発です![]()
以下次号![]()















































