2024年9月4日から7日にかけての夜行(車中泊)3泊3日の信州旅行記をお届けしていますウインク前回はこちら👇

安曇野の光景と北アルプスの雄姿を俯瞰出来ました長峰山を後にしてchu一行が次に向かいましたのが、安曇野を観光する上では欠かせない!?「大王わさび農場」を訪れました。今までにも松本を中心とする信州エリアには何度も訪れているchuですが、それは全て山行とスキーでしたので松本や安曇野を観光したことはなく、よってこの有名なスポットも初訪問ですニコニコその「大王わさび農場」とは北アルプスからの伏流水を利用した日本最大規模の安曇野わさび田湧水群の一画にあるわさび田で、年間120万人もの方が訪れる安曇野随一の観光スポットビックリマークそのため、ややもすると“観光農園”とも捉えがちですが、どうしてどうして、観光地的な要素をたっぷりと含ませつつの日本最大級のわらび園なのでもありますウインクこちこちらが「大王わさび農場」のオフィシャルWebサイトです👇ウインク

「大王わさび農場」の前には収容台数がとても多い無料の駐車場がありまして、そこから眺めた北アルプスの景色。で、この峰々は先ほど長峰山の頂上から眺めていたものと同じ山なのですが下界から見上げると雰囲気が少し異なります。また長峰山山頂から見た安曇野の光景、間近で見てみると刈り取り間近の稲穂が実っていましたよウインクただ一つ、不思議なことに関東圏ではあまり“長野県産”のお米って、聞かないかなキョロキョロこれはchuの地元のスーパーでは、千葉県産は言うに及ばず、新潟県産とか、栃木や茨城、福島、山形、秋田県産等や北海道産のお米が溢れているわけでして、なので余計に長野県産のお米が供給されていないからなのかも知れません。しかし長野県、は山に囲まれている地形が多く平野部分は少ないものの、長野県内で決して多くはない安曇野のような平地部分を活用した米作りは行われているようですニコニコ(ちなみに千葉県松戸市在住のchu、同じ関東地方でも東京産、神奈川産、埼玉産のお米を見かけることはないですね口笛)

そして「大王わさび農場」前からはこれらの北アルプスの峰々が眺められるようですニコニコ因みにここからでも蝶が岳、常念岳、大天井岳などは確認出来るのですが槍ヶ岳は見えません。ま、ここより標高の高い場所にある、「大王わさび農場」の背後にあります長峰山山頂からでも槍ヶ岳は見えないのですから無理はありませんが爆笑

こちらが「大王わさび農場」のエントランスウインクそして嬉しいことにこちらに入るための入園料は不要ビックリマークですので日本最大級のわさび田を見学するのだけであれば¥は一切、かかりませんニコニコこれは北海道は富良野のラベンダーの観光スポットであります「ファーム富田」や、写真家・故秋山庄太郎氏をして“福島に桃源郷あり”と言わせしめたchuの第二の故郷である福島市の「花見山公園」も同じスタイルウインクより多くの方が自由気ままに立ち寄れるようなこうしたスポットは、その施設の内容が魅力満載であることの証でもあるとchuは思うのです照れ

そしてこちらはエントランスの手前にありました怪獣!?とその像の説明など👇これには「大王わさび農場」の名前となっている「大王」の言われ等につき説明されていましたニコニコこれらの像は「魏石鬼八面大王」で、安曇野地方に伝わる伝説上の人物。この看板によりますと、その昔、大和朝廷が全国統一を目指していたところ、信濃の国を足がかりに東北進出を計っていたところ、この地の住民たちは坂上田村麻呂を将とする朝廷軍から貢物の供出を求められたり無理難題を押し付けられ大変苦しんでいたそうです。この時、安曇野に住んでいた魏石鬼八面大王はそのような住民の窮状を見かねて立ち上がり朝廷軍と戦い続けたのだそうです。その戦いは激戦が繰り広げられたのですが、しかし山鳥の尾羽で作った矢があたり遂に魏石鬼八面大王は討ち取られてしまいます。しかし大王があまりに強かったため、大王の息が吹き返されることを恐れた朝廷軍は大王の身体を切り裂き幾つかの場所に埋めたそうです。そして胴体が埋められていたという塚がこの農場内にあったため、この地は「大王農場」と名付けられ、その塚は後に「大王神社」として祀られているのだそうですニコニコここでの説明では魏石鬼八面大王のことを“大王農場を守る、安曇野の守護神、勇気と優しさを秘めた安曇野の雄”と紹介されています。が、“正規軍”である朝廷軍の坂上田村麻呂から見た魏石鬼八面大王は逆賊などと、地元の方からのものとは真逆な評価が残されていたそうな。しかしこれは史実には基づかない坂上田村麻呂の伝説であることは証明されているそうでして、しかしいずれにせよこの伝説の時は飛鳥時代以前のこと。何が真実かはわからないのですが、しかし普段は乱暴を働くことで地元民から厄介者扱いされていた大男が、進出してきた朝廷軍により地元民が色々と搾取され生活に苦しんでいた時に、民のために立ち上がり朝廷軍に一矢報いたという話はあったのだと思いますので、からっきしの作り話と言うわけではなさそうですニコニコ

「大王わさび農場」にINしましたウインクそして農場の面積は15haで東京ドームの3.21個分の大きさニコニコまた一番長いわさび田は南北に1㎞もあります口笛見学が可能な二つのコースのうち、長い方の大王畑を回るコースの全長は1.2㎞で一周50分ほどが標準タイムのようです(短い、北畑を回るコースは全長500m、所要時間は20分)ニコニコさて、北から周るか南から周るか…chu一行は大王畑コースを歩くため、どちらから周っても同じですが南側から歩くことにしました走る人走る人走る人

そしてこちらが、この農場では一番長い1㎞にわたり続くわさび田です。で、わさびを覆っている黒い布は寒冷紗と呼ばれる遮光のためのネット。わさびを覆う、寒さ避けや日よけとして用いられています。元々山間の樹影に育つわさびは「7陰3陽」と言われる直射日光が苦手な作物のため、この寒冷紗は5月から10月初旬まで掛けられているそうです。わさびが育っているこちらの田圃には北アルプスからの伏流水があちこちから湧き出しており、しかもその水量は1日12万トンとハンパない滝汗そしてこの豊富な流水はわさび田を北に向かって流れ万水川に合流し、その後、犀川、千曲川と合流し信濃川になり、遂には270㎞の先にて新潟市で日本海へと流れ出るそうです。ですので日本最長の長さを誇る信濃川の源流を成す水源の一つがここ、大王わさび農場のわさび田に湧出する北アルプスの峰々からの伏流水なのですウインクまたここから湧き出て来る水の水温は13℃と、とても冷たいのですが、この寒冷紗は湧き出す流水を15℃以下に保つことで根や茎を熱から守り、木漏れ日が差し込むような環境を作り出すと共に、葉焼けを防ぐという大切な役割を果たしているのだそうです。要するに寒冷紗はわさび田にとりましはとっても大切だということが分かりましたが、それでは寒冷紗が掛けられている時期にわさび田を訪れた時だと、直接、わさびは見えないの!?チーンショボーンその答えは後ほどにてウインク

あ、こちらは今、御説明致しました湧水と寒冷紗の説明👇

こちらは「大王わさび農場」内にあります、和食を提供しているメインレストラン「湧水飯釜大王庵」ニコニコ農場内にはここを含めて3つのレストラン(ただし一つは軽食喫茶)があるのですが、こちらがメインのようですウインクと言うのも、おすすめ料理である『本わさび飯』はこちらで提供しているからウインクしかし洋食中心の「レストランOASIS」ではお肉とわさびを組み合わせたメニューを提供しているようで、これもまたとても美味しそう照れま、皆様のご家庭でも活躍されているであろうわさび、は和食洋食を問わず多くのジャンルで食卓に並んでいるのですねウインク

ちなみにこちらが洋食を提供している「レストランOASIS」のメニュー👇二つのレストラン、比較的廉価で、採り取り立てのわさびを使っての食事をさせて頂けるのですから、「大王わさび農場」にいらしたなら、是非ともこちらで食事をしたいものですチュー

歩いている途中にありました、こちらはわさびのオブジェニヤニヤこれをぐっと小さくしたマグネットがありましたのでお土産に購入しました爆笑しかしこのオブジェ、見ようによっては人魚のビーナスにも見えなくもない爆  笑

さて、コースを南に向かって進みます走る人走る人走る人こちらはコース終盤で訪れる予定の展望東屋を見下ろして…

途中、大きな草鞋が立てかけられている祠があったり、またその脇に建つ庵には鹿威しがありました。が…竹筒が降りる間隔がとっても短くて、10秒ごとの時を刻むが如く秒針のように鳴りますので、あまりにも定期的過ぎてこれぢゃ、“威し”になりませんニヤニヤま、12万トン/日の水量が湧出されてきますから、調整をしないまま竹筒に落とすと当然、そうなるの「図」でした爆  笑

なおも細長いわさび田に沿ったあぜ道を歩いて行くと、あぜ道は段々と低くなり、さわび田とフラットになる箇所が出てきまして、そこからだと寒冷紗に覆われたわさびを直接見ることが出来ましたウインク

そしてこのあたりが「大王わさび農場」内にある最長のわさび田の南端。ここからけっこうな勢いで水が湧き出てきていましたニコニコパッと見ただけであぜ道の下の崖部分から水が湧き出してきているのが確認出来ます。ここから、新潟市の河口まで270㎞ビックリマーク

わさび田の南端まで歩くと今度はわさび田の反対側を通り北上します。するとこの地域一帯の名称にもなりました、前出の魏石鬼八面大王を祀った神社がありましたニコニコこちらに詳しく記されていましたので転記致しますねウインク~「わさび田を守り続ける八面大王」その昔、桓武天皇(701~806年)の頃、魏石鬼八面大王という世にも優れた怪力無双の首領がこの地「安曇野」を治めていました。全国統一を目指す中央政権は東北に侵略を進めるにあたり信濃の国を足がかりとし沢山の貢物や無理難題を押し付け住民を苦しめました。大王は坂上田村麻呂率いる優れた武器を持つ軍勢に刃向かうつもりはなかったものの、戦いは大刃や矢を持つ男ばかりか女、子供まで巻き込み次々に村は焼き払われていきます。追い詰められた大王は僅かばかりの部下を伴い有明山の麓の岩屋に籠って力の限り闘いましたが遂に山鳥の13節の尾根で作った矢にあたり倒れてしまいました。八面大王はあまりにも強かったため再び生き返らぬようにと遺体はバラバラにされ埋められました。当農場の一画には胴体が埋められたと言われており現在は大王神社として祀られています。「大王農場」の名前もこの故事に因んでつけられたものです。そこで大王が住んでいたと言われる有明山の麓、宮城の岩屋をここに再現し、空高く積み上げられた築山を「大王さまの見晴らし台」と名付けました。頂上からはわさび田と北アルプスが一望できます~

こちらが再現されました岩屋。この時のが気温は恐らく30℃は軽く超えていたと思われましたが、中はとてもひんやりとしていまして驚きましたびっくり

こちらは「幸いのかけ橋」と名付けられましたわさび田を東西に横切る空中の歩道。真ん中には展望東屋がありますニコニコ

そしてこうして随所随所から、寒冷紗に覆われて見え難くなっていますわさびを覗くことが出来ます。しかしこれが寒冷紗に覆われていない時期に訪れたのであれば、“日本最大級のわさび田”の印象はかなり異なっていたと思われますが、致し方ありませんねウインク

【御参考】こちらが、寒冷紗がかけられていない時のわさび田の様子(公式HPから写真をお借りしました)

少し小高くなった「アルプス展望コース」から眺めたわさび田と、その背景には北アルプスニコニコしかし午後になりアルプスの頂にはしっかりと雲が降りてきてしまいましたあせるあせるあせる今日は夕方にかけて、北アルプスに沈む夕日を撮りにカメラ行きたかったのですがちと難しそうですねキョロキョロ

さて、大王畑を周るコースも終盤となりました。ここには湧水を体感できる「親水広場(湧水体験)」があり、このわさび田に湧出した水を溜めた区画がそれです。ま、足湯ならぬ“足水”なのですが爆笑この日の外気温は軽く30℃は軽く超えている真夏日叫びドクロそのためしばしここに足を突っ込みクールダウンチューさすが、15℃以下に保たれた水が流れ込んできますから、そしてその冷たさと言ったらプールの比ではありません叫び最初は良かったものの、後はどれだけ足を入れていられるかの「我慢大会」になりました爆  笑

chuの汚い足をお見せしてしまい、誠におもさげございませんニヤニヤ爆  笑

なお近くには養殖鱒も泳ぐほどの冷たくて綺麗な流水が流れています。あ、この魚って…昨夜、松本市内の「風林火山」で戴きました信州鱒ですよビックリマークこの子たちも何れは人間の食用に回されてしまうのかもしれませんショボーンごめんね笑い泣きだけど最後の最後までとっても美味しく頂きましたから。それがせめてもの人間たちに出来る事なのですお願い

いよいよわさび田の周遊ルートも最終版ビックリマークここにも寒冷紗の説明書きが。てか、大王畑ルートではない短い方のコースを歩かれる方はここには来ますが、先ほど来、chuが歩いてきた箇所は入っていませんから説明がダブってしまっているのはそのような理由ですニコニコ最後に寒冷紗を眺め、わさび田を後にしました走る人走る人走る人

お次は「大王わさび農場」内にあるとても珍しい光景の御紹介ウインク“珍百景ふたつの川”として紹介されています👇

それではこの川がなぜ“珍百景”なのかを少し詳しく御説明致しましょうウインク👇の写真、①でお示した部分が湧水100%の蓼川(たてがわ)で、②でお示しした部分が一般河川の万水川(よろずがわ)。万水川はわさび田よりもずっと南側から流れてきており、ちょうどこの場所に来てわさび田に最接近してきたごく普通の河川です。で、③でお示ししたのが中州。特に意識をせずに眺めれば、一つの河川にたまたま真ん中に中州がある、としか見えないのですが、実は①と②とは別々の河川、さらには①の蓼川は湧水ですから水温も低く、その温度差の違いが原因となり、出会ったばかりのこの二つの川は直ぐに交ることなく、しばし並走ならぬ並流しているのだそうですニコニコ

そしてここで見られる景色として“いつまでも残していたい安曇野の原風景”なる景観がありましたニコニコって、それは正にこの場所で、映画界の巨匠・黒澤明監督が「水車のある村」というオムニバス映画を撮影したから。同映画を脚本、撮影するに際し黒澤監督がこの場所を選んだことで安曇野の原風景としてこの景観を将来にわたって保ちたい、という思いが込められたもの。でありますから、ここが“安曇野の原風景”と言う理由は後付けのものではあるのですが、それでもやはりこの景観は心打つものがありましたニコニコ因みにchuは農村の、否、日本の原風景と言うと室生犀星さんの詩や向井潤吉さんの古い民家を描いた洋画を思い出してしまうのです照れ

こちらは底が透明なクリアボートに乗り蓼川を往くツアーニコニコ「大王わさび農場」エントランスの脇が受付となっています。お時間にゆとりのある方は是非ウインク

そしてここからは軽食&お土産コーナーチュークラッカー合格わさび田に来て、わさびソフトクリームソフトクリームを食べないなんて、あり得ませんよ爆  笑

そしてこちらが「大王わさび農場」イチ推しの生わさび合格クラッカーこれ、“朝採の新鮮野菜”ならぬ“朝採れわさび”なのですが持ち帰るにしても保存方法が難しい滝汗ここで購入して、その日のうちに帰るのであれば保冷剤を使うこと持ち帰りも大丈夫なのですが、chuのようにこの後もあと一泊して、翌日も帰る時間が遅くなるのであれば保冷材では間に合わないのですショボーン

生わさびに限らず、こうした別容器に保管されているものも、やはり生ですから保冷が必要絶望そんなわけで折角、わさびの本場まで来たのですが誠に残念ながら「大王わさび農場」では生わさびは購入出来ませんでしたえーん

そして“産直”で新鮮な野菜やら海鮮やら産物やら、をそこで買うことでテンションは上がるのですが、またそこで購入して「クール宅急便」等で自宅に送るって、手もあるのですが「大王わさび農場」ではこうしたサイトを設けていますので、こちらを利用するのが便利のようです👇ウインク

本わさび以外にも、お土産商品のラインナップはとっても豊富ですチューですが冷蔵庫に置かれている各商品はやはり持ち帰りには不適当ですのであたりさわりのない、わさび煎餅とか、あと信州そば等になりましたニヤニヤま、採れたてのわさびを味わうのであれば先ほど紹介致しました「大王わさび農場」園内のお食事処で召し上がるのが一番ですよねウインク

こうして「大王わさび農場」の見学を終えましたchu一行、例えば団体ツアーの皆さんは大型バスでいらして、お食事をされ、ごく短い散策コースのわさび田を見て、お土産コーナーでお買い物をして、と滞在は長くても90分。ですが今回のchu一行は農場内の隅から隅までをじっくりと見学させて頂き、“足水”に浸かりクールダウンもする等、滞在は3時間近くに及びましたウインクこの日は塩尻市内に宿を取ってあるのですが、旅の2日目の予定は天候を見ながらのファジーでしたので、この後も安曇野を巡ってみることに致します。初めて訪れました「大王わさび農場」でしたが、それはそれは本当に素晴らしいスポットでしたチュー