今回は5月24日に参加した「駅からハイキング」からウインク既に初日の5月22日に参加されたブロ友さんは早速、翌日にはその御様子をUpして下さっていたりしてとにかく筆が早いチュー翻ってchuは遅筆ですから参加から一週間が経過しようとする今日になって、やっと“前編”をスタートニヤニヤなにせ撮影枚数が多いので今回は3回シリーズになりそうです爆  笑そしてうかうかしていると6月度の「駅ハイ」も始まっちゃいますから、なるべく早く完結させたいですウインクところで今回chuが参加しました「駅ハイ」、正式名称は少々長く、「新一万円札発行記念 東京駅と渋沢栄一の時代~首都東京の記憶をたどる」でして、とてもタイトル欄には収まりきらないのでちこっとばかし圧縮したタイトルにしました爆笑あと、「駅ハイ」って、“なんでこんなところがコースになるのよえー”的なところが極めて多いのですが、今回のコースは都心中の都心ビックリマークしかも都心の名所ビックリマークというところばかりですので、観光旅行気分で楽しめそう、は予め分かっていました。がしかし、コース終盤に組み入れられています「旧赤坂離宮」の迎賓館、こちらは2年くらい前の駅ハイでは素通りしてしまったので、今回は入ろうビックリマークと思い、迎賓館のHPを見てみたところ、なんと「駅ハイ」期間中(2024.5.22~5.26)は全て一般公開はされていません滝汗そのため「駅からハイキング」の事務局に、“余計な事かなぁ”とは思ったのですが、迎賓館見学をとても楽しみにされていて、遠方から今回の「駅ハイ」に参加される方もいるだろうから、事前に今回の「駅ハイ」では迎賓館見学は出来ないことを告知しておいた方がいいのでは!?と提案しました。すると驚いたことに担当者氏、迎賓館が見学できないことを知らなかったようでガーン“折り返しお電話を”なんて言って、その後調べたらしく、“大変貴重な御指摘を頂きありがとうございました”とニヤリその後、「駅ハイ」のWebサイトには、“駅からハイキング期間中は休館のため見学出来ません”なるテロップが貼り付けられたのでした真顔迎賓館の見学可能日(若しくは非公開日)についてはHPに掲載されていますから、今回の「駅ハイ」コースを考えた方はそのことを確認せずに迎賓館をルートに組み込んでしまったようですプンプンあり得ないなぁニヤリということで今回のコースは9.5㎞のものでしたが、迎賓館を見学出来ないのにわざわざ迎賓館の真横を通り、四ツ谷駅まで歩く必要はない叫びと言うことと、バラ観賞にはお出かけしたものの、まだ病み上がりですので長距離を歩くのはどうなのよえーと言うことで、ショートカット…ぢゃなくて終着地点を東京メトロ丸の内線の赤坂見附駅にしちゃいました口笛ま、この方がこの後の予定にもピッタシでしたのでウインクそれでは「駅ハイ」、さっそく歩き始めてみたいと思います走る人走る人走る人先ずは今回の「駅ハイ」のルートマップから👇

chuは今まで数多くの「駅ハイ」に参加してきましたが、東京駅がスタートとなっていたコース、自分が参加したものの中ではとち記憶がありませんキョロキョロともかく御覧のように東京駅をスタートすると丸の内のビジネス街を練り歩き、その後、皇居前広場~日比谷公園~法務省~桜田門~国会議事堂~赤坂日枝神社(chuの参加予定はここまでてへぺろ)と、東京都心見学のテッパンルートです。これにちゃんと迎賓館見学が加わっていれば、はとバスならば立派な半日コースになりますよウインク(ホテルのランチブッフェを付ければ壱萬円コースにグラサン)それではこちらはchuが乗って来た常磐線からの「上野東京ライン」品川行き。松戸駅発は10時18分でしたが、途中の北千住駅で後から来る特急「ひたち」を先に行かせるため3分以上も停車パンチ!これ、私鉄であれば特急電車が通過したら待たされていた電車は直ぐに出発するのに、常磐線ではなぜか特急が通過しても延々と待たされるのショボーンま、“延々”と言っても3分ですが、朝夕の通勤時間帯でもですから、chuが乗っている電車が北千住駅で待機番線に進入するとガックシきますwチーンで、東京駅到着は10時49分ですから31分もかかったあせるあせるあせる早けりゃ25分ですからねプンプン

そして東京駅、はどちらかと言うと乗り換えのために降りる駅であり、改札口を出入りすることはあまり、ないかなぁキョロキョロ(chuが都心まで通勤していた時はJR常磐緩行線と相互直通運転している東京メトロ千代田線を利用していましたので、東京駅の直ぐ近くだと「二重橋前・丸の内」駅でした)

そしたら反対側の番線にすごくかっこいい列車が止まっていて👇どうやら「特急 サフィール踊り子1号」伊豆急下田行き。どんなに豪華って!?これですよ👇あたしゃ、こんな豪華な車両、初めて見ましたよポーン“プレミアムグリーン車”ですって、まぁ、まずchuが乗ることはないですけどねニヤリ(伊豆急下田まで乗車したら1名12460円滝汗これ、chuが利用するJetstarで新千歳に行くよりもお高いあせるあせるあせる)

と、凄い列車を見せてもらっただけでも良しとしてニヤニヤ改札を出ました。毎度のことながら受付には当該回の「駅ハイ」ポスターが貼られていまして、旅情ならぬ“駅ハイ情”が…沸いて来る!?ニヤニヤで、御写真に写っている方が渋沢栄一公(以下、敬称を略させて頂きます)。渋沢栄一につきましては当blog「中編」にて触れることにしますウインク

今回の「駅ハイ」、受付場所は東京駅丸の内南口 平日の11時前後でしたので然程の混雑はありませんでしたニコニコ

ですが東京駅の丸の内口駅舎と言えば荘厳な、この建物自体が超魅力的チューで、東京駅を設計された方はこれまた有名な辰野金吾さんという方ウインク日本を代表する名建築を手がけたことで知られている方なんですよね照れ

さらにさらに、驚くことに東京駅丸の内南口は、とあるホテルと直結…併設!?ともかく駅の中にホテルがすっぽりと収まっているのですびっくりクオリティホテルなので宿泊の料金も相応でしてあせるあせるあせるでも一度は行ってみたい、と思われる方も多いのではウインクと、かような方のためには誰でも利用可能なレストランやティーラウンジもありますので、伝統ある“「東京ステーションホテル」体験”なども、比較的手ごろに味わうことが出来ます。ただ残念ながら、今回の「駅ハイ」コースには入ってはいませんでしたニヤニヤゾロゾロハイッテコラレテハコマルンデショウネニヤリ

と言うことで、東京駅の駅舎を出ましたビックリマーク外壁はレンガ造りであることがお分かり頂けるかとウインク

そして最初に向かいましたのが「KITTE」。その昔、ここには「東京中央郵便局」がありましたビックリマーク東京駅と言う、都心のホントど真ん中の超一等地に、どデカい郵便局があったことには今となりましてはあり得ない笑い話ですが、しかし現実に集配機能を持つ、ごく普通の郵便局があったのでしたニヤニヤしかしこの地の再開発が行われることとなりクローズしたのが2008年でしたから、ホント、つい少し前まではここに郵便局が君臨していたのでした。で、再開発が決まりクローズされるきっかけは、前年(2007年)に発効した郵政民営化です。今では「日本郵政」となっている会社ですが、その昔には「郵政省」と呼ばれていた中央省庁があったことを覚えている方は段々少なくなるのですね真顔そして話を戻して「KITTE」ですが、「東京中央郵便局」を解体した跡地に建てられた商業施設でして、建物名の「KITTE」とは“切手”を意味しています。ですがこの建物の正式な名称は「JPタワー」。地下4階、地上38階の超高層ビルでして東京駅の駅前広場に面している1~6階までの低層棟部が「KITTE」で、1階部分にはホント、集配業務は行わないごく普通の郵便局が復活していますが、かつての「東京中央郵便局」の面影はありません。また「KITTE」部分の造りをご注目頂きたいのですが、これは「東京中央郵便局」時代の外壁をそのまま再利用しています。ま、“新築そっくりさん”みたいなもの爆  笑実はこれにも理由がありまして、「JPタワー」建設にあたり「東京中央郵便局」の局舎を壊し始めたところ、当時の鳩山邦夫総務相(故人)が、“おぃ、見ろよ、これ、こんなことしていいのかよ”と、文化財としても価値の高かった局舎をいとも簡単に壊していいのかパンチ!の抗議姿をテレビに取材させたのでした。ま、これは鳩山さんのパフォーマンスと揶揄されていましたがねニヤリなどの一件があり、建物自体が文化財としての価値もあったことから、それを再利用したのが「KITTE」だったのです。そして今回の「駅ハイ」との関係で言うと、「東京中央郵便局」は渋沢栄一の同僚で、“郵便の父”である前島密が築いた日本の郵便の象徴として知られているのですウインクなお「KITTE」6階部にある屋上庭園から東京駅を眺めると、新一万円札裏面右側の構図が描かれているそうですニコニコ

こちらが「KITTE」屋上庭園から眺めた東京駅ニコニコこの光景が新一万円札の裏側に描かれているそうですニコニコが、まだ実際のお札を見たことがありませんので比較出来ようもありません爆笑

こちらは屋上庭園から眺めた東京駅丸の内口の駅前の様子。もう随分と永いこと、工事工事の繰り返しで駅前広場は常に工事フェンスで覆われていることの多かった東京駅丸の内口ですが、その工事も2~3年前に完了したようで、御覧のようにスッキリしましたねウインク

そしてこちらは次に向かう「丸ビル」。今では「丸ビル」が正式名称ですが、以前の正式名称は「丸の内ビルヂング」。なので“丸ビル”は通称でしたニコニコまたその昔、丸の内界隈のビルは大体8~9階建てで統一されていました。と言うのは高層ビルを建ててしまうとすぐ西側にある皇居を見下ろしてしまうため“不敬にあたるパンチ!”との理由から。しかし丸の内再開発の必要が生じ、それに伴い容積率が緩和されたため、それまで丸の内にありました既存の建物は順次、取り壊され、やがては現在のように30階以上の高層の建物が林立するようになりました。またこうしたビルの最上階にはレストランが入居しているのですが、chuは丸の内高層ビル群のレストランには一つ二つにしか入ったことはないのですが、建物西側は全て壁やバックヤードとなっており、窓際から皇居は眺められない造りになっているのでしたウインク

こちらは「KITTE」4階にある「東京中央郵便局」の局長室を復元したものウインク

「東京中央郵便局」の局長さん、と言ったら想像ですが日本国内にあるすべての郵便局の局長さんのトップではキョロキョロ(旧郵政省のキャリア官僚が座られたこともあるポストかも知れません)ですが意外に質素ニヤニヤ

こちらは局長室のデスクのすぐ後ろの窓ガラスから眺めた東京駅。屋上庭園からの眺めよりも駅舎が近い分、迫力はありますねウインク

おぉ、今はなき懐かしい黒電話チュー思わず“今はなき”って書いちゃいましたが、chuのごく親しい方の御実家はいまもこの黒電話なんだそうですよびっくりけどこの電話だと例えば自動音声で“トーンボタンをおして”とか“シャープを押して”って言われても対応出来ませんね滝汗

こちらは先ほど紹介しました「丸ビル」の5階部分にある屋外テラスから東京駅を眺めた様子ですニコニコん、東京駅全体を眺めるのであればここからの眺望がベストウインクchuは過去には何度もここからの夜景sceneを撮影していますが、それはそれは中々幻想的なんですよ照れ(但し三脚は使用できません)

ただ現在も東京駅東側の八重洲口では再開発が継続中のため、御覧のように建築中の工事機材が入り込んでしまいますチーン八重洲口には、計画中のものの中では日本で最も高いビルとなる予定の「東京TORCH」も建設中であるなど“八重洲口再開発”がいつ終わるのかは分かりません。何も東京駅だけに限った話ではありませんが、建築中の建物や建設機材などが「絵」の中に入り込むと映えなくなりますからねショボーンしかしいつ終わるともわからぬ八重洲再開発…が完全に終わる時期よりもchuがこの世を去る時期の方が、確実に早いでしょうから100%納得の、“東京駅を背景とした写真”は残念ながら撮れそうもありませんグラサン

おっと、せっかく「丸ビル」まで来ましたので「丸ビル」35階にある展望フロア(フリースペースですウインク)まで足を延ばして走る人走る人って、歩いて昇るはずはなく、高速エレベーターを利用しますニコニコこちらは眼下には、これから向かいます皇居前広場と霞が関の官庁街ウインク

Zoomアップしましたビックリマークこの後、chuが電撃訪問することをK村君は、まだ知らない爆笑

さて、「丸ビル」を後にして、「駅ハイ」のコース順序は逆になってしまいましたがあせるあせる「日本工業倶楽部会館」に向かいます走る人走る人走る人そしてここは「行幸通り」ビックリマーク普段は車が入ることはない歩行者専用通路ですニコニコ

「行幸通り」を通り東京駅方面へ向かいます走る人走る人走る人ここはPhotoスポットしての人気も高く、結婚式の前撮りをされているカップルの方たちが多いですウインクただ御覧のように、背後には建築中の建設敷材が丸写りですから興ざめちゃいますよえーん

ですが👆の写真をトリミングして工事中の建築物を隠しちゃえばこうなります👇ウインク

なお拙blogでは過去に何度も「行幸通り」の説明をしておりますので今回はごく簡単に…御覧のようにこの通路は普段はホコ天なのですが、新しく日本に着任する外国の特命全権大使が来日して真っ先にすることは派遣元の元首が天皇陛下に対して“どうぞこの者を私の代理として、貴国におきまして特命を全権させる大使としてお認め下さい”なる信任状を持たせ天皇陛下に拝謁する際に馬車などで通る道路です。天皇陛下に拝謁し信任状を出すセレモニーを奉呈式というのですが、その際、着任した大使の殆どは馬車を利用されるそうです。ですのでその時はこの道路は一般の方は立ち入ることは出来ません。しかしそのようなことは年のうちに何回もあるわけではありませんのでほとんどの時はホコ天です爆笑なお「行幸通り」の名称の由来は天皇陛下が行幸されるにあたり、皇居から東京駅までの移動に使われることから付けられた名称ですが、正式には「東京都道404号皇居前東京停車場線」という面白味のかけらもない名称ですニヤニヤ

標識を拡大しました👇ごく普通の「歩行者専用道路」の交通標識ですが、その下に書かれているこの標識は日本国内にただ一つ、ここにしかありませんウインク

そして「行幸通り」を西に眺めるとそこは皇居ビックリマーク新たに着任した大使は、この道を“パッカパッカ”と馬車に乗り皇居へと向かうのですが、なんと誇らしく思う事でしょうか照れちなみに、「行幸通り」を通り、皇居前広場を抜けて「坂下門」(宮内庁の庁舎が一番近い出入口です)から皇居に入るとしてその距離約500m、お馬さんはゆっくりと歩きながらたくさんの“落とし物💩”をするんだろうなニヤニヤ

さて、お次は「日本工業俱楽部会館」。日本の工業が発展する上で大きな役割を果たしたのが「日本工業倶楽部」。渋沢栄一は名誉会員として亡くなるまでその地位を務めていたそうですニコニコで、この茶色い低層棟の部分が「日本工業俱楽部会館」

こちらが正面入り口です👇「登録有形文化財」に指定されている建物ですが、実は“一般人”は入れない(>_<)てか、「日本工業倶楽部」の会員さんしか入れない旨、この正面出入口の扉を開けた直ぐの場所に書かれていまして、多くの「駅ハイ」参加者、一旦は扉を開くのですが慌てて閉めます爆笑もうぅ、入れないんだったらマップにその旨、書いといてよプンプン

ちなみにこの「日本工業俱楽部会館」も2000年代初頭まではこのような独立したビルヂング👇(写真はお借りしました)

ですがやはり再開発により、背後には超高層のビルが建てられ、その一角に建物の一部が組み込まれるようにして残されていますウインクそして、新しく出来たビルがこちら👇「三菱UFJ信託銀行」の本店ですニコニコ

一画には同銀行が開設している「信託博物館」ニコニコこちらは見学自由(但し写真撮影は不可)なので「日本工業俱楽部会会館」に入れなかったのでこちらに代わりで入ったのでしたが…“信託制度の歴史”など、興味のない話が延々とパネルで説明されていて…あんまり早く出たらスタッフの方に悪いのでニヤニヤ一応、展示されているパネルを素早く見て退散爆  笑

再び「行幸通り」に戻りぃの、今度は「丸の内仲通り」へ走る人走る人走る人しかし今回のコース、順番通りに歩くと東京駅→「KITTE」→「日本工業俱楽部会会館」→「丸ビル」、と近接した場所をくねくねくねくね、と歩かされていますグラサン東京駅の駅前を歩いているだけですから、全然遠くに行けているわけぢゃなく、しかし歩数だけは順調に稼げているニヤニヤつまり実際に歩いている距離数は着実に増えているわけです爆笑この日、いったい何回、「行幸通り」を歩いた事かニヤリ

そしてこちらが「丸の内仲通り」ビックリマーク昔はただのオフィス街の中の通路に過ぎませんでしたが、何時の頃からか、お洒落なお店やブランドショップが道筋に登場し、今では国内一、二を競うハイセンスなショッピングロードと化しており、以前は平日の朝と夕方以降、丸の内界隈に勤務されているサラリーマン&ウーマンしか通る方は少なかったのですが、今では平日休日を問わずショッピング目的の方が多数、訪れるスポットとなりましたウインクそしてこの時期、新緑が眩しいですチュー

「丸の内仲通り」、時間は区切られていますがここもホコ天ですニコニコそして、道路の端々に置かれている看板は何種類かあり、とても微笑ましいですウインク

以下、次号ウインク