福島県でのスキーと、ひと足早い春の様子など、旬ネタを優先させた関係上、ひと月半ほどお休みを頂きましたが2023年7月31日から8月4日にかけての4泊5日の長崎旅行記をお届けしています前回はこちら👇
福江島から長崎港に戻るまでのチケットです。そしてこれはフェリー⛴便。福江港を16時50分に出港し20時ちょうどに長崎港に到着するフェリー便、その乗船時間は3時間と10分。これ、往路に利用しましたジェットフォイルの1時間25分の倍以上の時間を要します。しかしジェットフォイル便の乗船料が8900円であるのに対しフェリーの運賃は4000円と半額以下今回の長崎旅行では福江島の滞在は1日しか宛てられなかったのですが、少しでも早く福江島に到着するために往路はジェットフォイルを使い、復路はそう急いで長崎市に戻る必要はないので時間はかかりますが割安なフェリー便を利用したのです(例えば往路もフェリー便を利用していたら長崎港を8時5分に出て福江島着は11時15分ですから大瀬崎灯台まで行くことは出来ませんでした。また復路もジェットフォイルを利用していれば福江島を16時30分に出て長崎港には18時15分に着きますが、その時刻だと夜景観賞以外の観光は出来ませんから何も慌てて帰らなくてもいいのです👉鍋冠山からの夜景観賞は前夜に、また、稲佐山からの鑑賞は翌日以降を予定していました)しかし、福江島への日帰り観光の交通費はレンタカーを除いて一人あたり12900円ですから、成田~長崎間の航空運賃を大きく上回りますねそれではフェリーに乗船しましょうか今回chuが乗船するのは「九州商船」が誇る長崎~五島諸島を結ぶフェリー「椿」です。総トン数は1599t、旅客定員は482人、航海速力は18ノットですから時速に換算すると約32.4㎞。市街地を走るよりは速いですよちなみに往路に利用しましたジェットフォイルの航海速度は43ノットですから時速換算で77.4㎞と倍以上の開きがあります。なるほど、速度の違いは所要時間、乗船料の違いと同じ比率で倍以上の違いがあるのでした
これから乗船する「椿」を後ろからその後、搭乗デッキを使っていざ船内へ
搭乗デッキから「椿」を激写 う~ん、一昨年赴きました佐渡島と新潟港とを結んだフェリーよりは格段に小さいですね(佐渡汽船のフェリーは5855tでしたから3倍以上の大きさです)。そして直ぐに“指定席”の後部デッキの立ち位置(ポジション)を確保
そしてこちらが2等部屋 “ゴロンとシート”と言ったところかしかし8月1日と言う真夏の観光シーズンでありながら意外と空いています。旅行前に「九州商船」に架電をし混雑状況などを確認していたのですが(福江島には旅行期間中のの日に行こうと思っていたのでとりあえず日にちは絞らなかったので)、“ジェットフォイルはそこそこ混雑しますがフェリーは盆暮れの時期以外はまず大丈夫ですよ”と聞いていたのですが、まさかこれほどカラガラだとは
鬼岳が見えています。今回は訪れられず残念(>_<)そして鬼岳は福江島のシンボルだそうでして、福江島御出身の同僚の方は鬼岳を見るとしジーンと来るのだそう、とブロ友のカラムクさんからお教え頂きました次の写真は出港準備をしている乗組員さん、そして福江の中心街を俯瞰、中央に聳えている高層ビルはNTT西日本ホームテクノ九州の建物です。最後は再び鬼岳をZoomアップしました
そして16時50分、時刻通りに出港します岸壁を離れる「椿」。さようなら福江島そしてありがとうございました
時速換算34.2㎞のスピードですから岸壁は見る見るうちに遠くなります
そして進行方向の左側 方角的には北側なのですが無数の(ホントは無数ぢゃなくて福江島を除く128の島々ですが)島々を眺めることが出来ます。これ、手前側は下五島の島々ですが、この先、長崎港に向けて東シナ海を横断していると航路の左側にはしばらくの間、上五島も含めてこうした島影が広がります。往路では、ジェットフォイルの座席が航路の左側(南側)でしたので海しか見えなかったのですが、もし座席が右側でしたら徐々に近づいてくる五島の島々が見られたのです
長崎港と福江島を結ぶ航路はほぼ東西の水平に伸びており、航路の北側は五島の島影が見られるので変化に富み近づいてくる様、遠ざかる様がよく分かるのですが、航路の南側から眺められる島は長崎港の近くに限られ、あとはただひたすら海しか見えず、眠くなります
福江港の出港が16時50分でしたのでまだ13分しか経過していないのですが、船内狭しとばかりにまるでネズミ🐀のように動き回ります。あ、私の名前はchuでしたしかし長崎港への到着は20時ですから、まだ3時間近くもあります
二等席は好き勝手に横になれるゴロンとシートですから黙って横になっていれば大瀬崎灯台を往復した昼間の疲れを癒すべく眠りにつけそうなものですが、chuはしません、そーいうことは
それでは船内の探索をばとにかく船内はガラガラ…とまではいきませんでしたが、快適な船旅を満喫中です
ここから先は二等の指定客室。つまり座席(一区画の定員)が確保されたゴロンとシートということです翻って4000円の二等船室は一つの区画に人数の制限はありませんから、盆暮れの超混雑時だと恐らくゴロンとはなれず、航行中はずっと体育座りをしていなきゃならないのですちなみに二等指定の運賃は5000円でしたから1000円高いだけです。“体育座りの3時間”は少々きついですから、二等指定の方がいいのですが混雑時の二等指定の予約は争奪戦なんでしょうねそして一番大切な🚻を視察
とても綺麗な🚻と、大の方💩はちゃんとウオシュレットも完備されていました
さて、船内探索を終えましたので再び船尾のデッキに出て、航海中の景色を眺めましょうか
出港して比較的短時間のうちに眺められるこうした島々は奈留島までの下五島に属する島嶼だと思わますが、残念ながら島名まではわかりませんでした
航海中のchuの“指定席”は後方のデッキ部なのですが、たまには船首側にも回ってみました。ですが進行方向の先にあるはずの九州本土はまるで見えませんそりゃそうですよね、福江島の福江港と長崎港とでは100㎞も離れていますからね
またまた後方デッキに戻り離れ行く五島の島々の余韻を楽しみましょう
カモメが飛んだ日
この辺りまで来ると若松島以北の上五島の島々も見えているのかも知れません
遠ざかる五島列島しかし繰り返しになりますが、もし往路のジェットフォイルの座席が右側でしたら時速換算で77.4㎞で突き進んでいたわけですから五島の島々が見る見るうちに近づいてくることがわかったわけでして、視界の変化にも富んでいましたし何よりもジェットフォイルの速度を実感できた事でしょうchuは左舷席に固定されていましたから、見渡す限りのしか見えず、普段ならば🐀のように動き回るchuですが航行中はシートベルト着用が義務付けられていますから座席から立ち上がれませんでしたのでジェットフォイルのスピード感をまるで味わえませんでした皆様の中でジェットフォイルを利用して五島行きを計画されている方は右舷席の座席を希望されるといいですよ(福江港→長崎港の場合は左舷席です)
そして再び(みたび)船首側に回ってみると前方にはうっすらと陸地が見えてきました目を細ぉくされると見えますよ
そしてここまで来ると目を細めなくとも九州の本土が視認できるようになりました。島影とは明らかに異なる、大陸です。そうです“九州大陸”ですあ、長崎県です
次は急いで船尾側の定位置に そうです、五島列島は長崎港から見て真西にあたりますから夕日🌇が綺麗なはずです時刻は18時30分ころですから出港から1時間40分が経過。そして到着まで1時間30分と、100㎞の航海中ですが半分を過ぎた辺り。ですので五島の島々からはもう50㎞ほどの距離があると思われますが、五島列島の島影はまだはっきりと確認出来ますから凄いですよね
それではここからは定位置(後方・船尾のデッキです)から、東シナ海に沈み行く夕日をウオッチして参りましょう
19時を過ぎましたですがまだ、五島の島々は確認できています。これ、空気の澄んだ真冬ならばともかく、当blogのメインタイトルにもなっている“あぁ長崎は今日も暑かった”、そうです真夏なんですよ
そしていよいよ日没 19時20分ですが…夕日は東シナ海の海上には沈まず、五島列島の何れかの島影に落ちましたとさ
時刻は19時30分 あと30分で入港ですが長崎~福江島航路の南側で見ることが出来る数少ない島に端島(通称「軍艦島」)があります。思えば本日の往路、chuはジェットフォイルの左舷席から端島を眺めた後、福江港に着くまで何も見えませんでしたからね
そして右手に伊王島を見ると間もなく女神大橋を潜り長崎港に入港です時刻は19時40分過ぎ。もう日は沈んでいるのですが所謂、薄暮の時間帯。しかし明るい昨夜はこの時刻、「鍋冠山公園」の展望台から長崎港を中心として長崎市街地に広がる夜景を眺めていたのですが、中々暗くならないことにかなり焦れてましたっけ
そして女神大橋 ここを潜れば長崎港です
長崎港に戻ってきました時刻は19時55分。“ぼぉ~”という霧笛が辺り一面に響きます長崎の市街地の灯りと稲佐山。昨日の鍋冠山と共に稲佐山からの夜景も素晴らしいはずですが、もう20時になろうかと言う時にこの明るさは何なのよ
真正面が長崎港ターミナル 時計の針は19時55分を指しています。福江島を出て3時間と5分、この間、chuは二等席のゴロンとシートには殆ど立ち入らず、船尾の定位置に陣取り、そして時に船首に周りと、とにかくじっとすることなく動き回ったこれは船旅など滅多に経験しないchuですから、大型船に乗った時のchuの何時ものことなのです一昨年の新潟港と佐渡島の両津港往復の時もでしたし、利尻・礼文を訪れた時はツアーを利用して行ったのですがやはり常にデッキに出ていて、現地の添乗員さんから“私(添乗員さんです)、永いこと利尻礼文の添乗員をしていますがchuさんのような方(※船内におらず常にデッキで外を眺めたり船内を動き回っている、の意)、初めてお逢いしましたよ”とお褒めの言葉(か、半ば呆れたのか)を頂きましたよ
稲佐山の展望台にいる皆さん、“早く暗くなれぇぇぇ”って思ってるでしょ
さて、そろそろchuも下船の準備をしなきゃですするとこんなものを発見テーブルの上にはお食事の支度が出来ていました。これは船員さんたちのお夕食船員さんたち、航行中は全ての安全に気配りをしなきゃなりませんから気が抜けませんしかし無事、港に到着しお客さん全員を下船させたらお食事timeです用意されているものを見ると個別に配膳はされていませんでしたから、各自が器を持ち寄りおかずをチョイスしていくブッフェ形式のようです
20時ジャストの稲佐山展望台 だけどまだ明るい困ったぁですが明日は我が身に(その理由は別稿にて)
そして下船福江島の旅、たった一日、否、7.5時間の滞在でしたが訪れることが出来てホントに良かったです
ターミナルビルを出ると時刻は20時5分。さて、chu一行はまだ夕食を摂っていないので今から少し遅めの夕げ…と言うかです。眩いばかりの幻想的な光り輝くこちらの写真は「長崎出島ワーフ」で多くの飲食店が集まる長崎市の新しいスポット
もちろん「長崎出島ワーフ」で食事を、という選択肢もあるのですが、実はこの後はとある方からとても推奨されていた某店に行くことに以下、次号をお待ちください
※いよいよ桜🌸の開花が近づいて参りました随所に季節の旬ネタを優先して挿入させますので「あぁ長崎は今日も暑かった(^^ゞ」は途中途中にお断りなくお休みをいただきます。【大河ドラマVersion】ですので長期連載ということで