“ひと足早い春を感じに♪”というblogタイトルですが昨日など23℃を記録するなど、“えぇまだ2月なのに滝汗”と、春を通り越して初夏の様相すらする今日この頃ですウインクそして毎年恒例の“ひと足早い春”を感じに千葉県最南端の地に近い南房総市千倉にあります「白間津お花畑」に出向きましたのが2月14日のことニコニコ

お車で訪れるのが便利な「白間津お花畑」には「道の駅白間津花のパーキング」という無料の駐車場がありますのでそこにIN。そして道路より一段低くなった場所にあるお花畑の様子、また視界の先には太平洋の水平線が広がりますニコニコそしてこの景観こそ千葉県を代表する一つであることは間違いありませんウインク

「白間津お花畑」での花摘みの仕組みなどが説明されています👇

こちらで摘めるお花の種類と概ね金額はこんな感じです👇(各花畑により若干の違いがありますので一応の目安と御考え下さい)

■販売されてる花の種類一例>時期により花の種類が異なります>ハウス栽培・露地栽培>ストック.金魚草.カーネーション.スターチス.ゆり、かすみ草、ホワイトレース.フリージア、アルストロメリア.ストレリチア.ガーベラ、チューリップ、スイトピー、デルフィニウム、トルコキキョウ、ラナンキュラス、アネモネ、ローダンセ、ナデシコ、小菊 、きんせんか、スプレー菊.ポピー、ひまわり、鉢花、ポット苗、食用菜の花他、みかん、そらまめ販売です

■「花摘み料金&花の種類花摘み時期は12月下旬~3月31日となります。花つみをする花畑所有者にご確認下さい。
花摘み料金 ●きんせんか 7本¥300円 ●ポピー13本¥300円  ●路地ストック八重1本\100円 5本¥300円 ●スプレーストック1本¥100円~¥165円 ●ストック文枝5本¥300円 ●矢車草・ベニジューム7本¥300円 ●きんせんか・ポピー根株(根つき)1株 \300円 より●「ハウス栽培金魚草 1本\100円から ●ストック1本¥100円 ~\165円 ●ハウス栽培ストック3本入り1束¥500円 ●カーネーション5本500円

 

そしてこちらが駐車場、キャパは28台ありますが土曜休日だと、とてもここだけでは入りきれませんので駐車場待ちの長い車列が出来ます滝汗また1㎞ほど離れますが「南房千倉大橋公園」にはもっとキャパの大きな駐車場がありますのでぷらっかぷらっか、海を跨ぐ南房千倉大橋を渡って行き来するのも悪くはありませんウインクなお当地は「逃げるは恥だが役に立つ」のスペシャル版で、みくりさんが館山市の実家に里帰りをし、ひらまささんが迎えに行くもすれ違ってしまって逢えなかったショボーンのロケ地でもありますウインク

それでは今からお花畑に入りましょうかウインクこの日は快晴で晴れ晴れ晴れ水平線までしっかり見えている太平洋波波波も最高だチュー網走や知床に行きオホーツク海を見た時も、佐渡に渡り日本海を旅した時も、五島の福江島に行き東シナ海を渡った時も、それぞれ感激&感動をしましたがやっぱりchuは生粋の千葉県民照れ太平洋が一番凄いなぁと、改めて実感するのですウインク(近くにありすぎて、何時でも気軽に見に行けちゃう場所、それが南房総市なのです)

どうです、普段の2月ならまだ首都圏近郊では気温は10℃にも届かない日々が続く中、同じ千葉県でもchuの住む松戸市から120㎞南下したここは常春なのです照れおっと、さきほど“近くにありすぎて、何時でも気軽に見に行けちゃう場所”と綴りましたが120㎞の移動をしていますから気軽ではありませんでした爆  笑ただ全線を高速道路を使って行き来するのであれば90分はかからない距離にウインクけどこれはあくまでも理論上の話でして夜間~深夜帯以外は千葉市内の京葉道路や東関東自動車道の渋滞は常態化していますし、そもそもchuが高速道路を全線利用することはありませんから、実際には3時間程度はかかっていますニヤニヤそしてここから御覧頂きたいのはお花畑のもう一つの顔真顔かつては駐車場から水平線の手前まで広がっていました「白間津お花畑」なのですが現在では御覧のように敷地内の各所に空き地があります。これ、所謂、耕作放棄地なのです叫び

耕作放棄地と言うと、もっと荒れた田畑を想像しちゃいますが2019年の春まではここにもぎっしりと花が植わっていた場所。そうです、2019年の秋には東葛エリアを除く千葉県全域に甚大な被害をもたらした巨大な風台風が千葉県を襲ったのですゲロー

👆の台風により「白間津お花畑」の花小屋は全て倒壊ガーンまたこの時の台風は房総半島の四方にあります太平洋と東京湾の海水を巻き上げ、海岸部は勿論のこと、房総半島内陸部にまで海水を降らせるほどの巨大な風台風ゲロー内陸部の樹木をなぎ倒し、それが電線や架線を切断したため停電が発生ドクロしかしなぎ倒された倒木が道路を塞ぎ復旧作業は遅々として進まず、超長期にわたる停電(なんと最長で19日間もガーン)が続いたのです叫び

そしてお花畑を経営する多くの方は御高齢の方。大きな爪痕を遺して台風は去ったものの、全くありがたくない置き土産とも言うべき御自宅の建物損壊と花小屋倒壊、お花畑も荒れに荒れ、復旧を断念された方がかなりいらしたのです。そしてその方たちが所有していたお花畑、復旧もままならぬ上に後継者不足が重なりこのような耕作放棄地がお花畑の敷地内の随所に現れたのでしたえーん

“水平線の手前まで広がるお花畑”を知っていたchuとしても、今の「白間津お花畑」の状態には大きなショックを受けていますショボーン

こちらは拙blogを始めた翌年の2015年に訪れていた時のblogです👇現在との違いは一目瞭然ですチーン

ですので“千葉県を代表する景観”でありました昔のお花畑の風景を取り戻すには官民一体となったアクションが必要では、と思うchu。しかしそれは“言うは易し行うは難し”の言葉の通りショボーン何ら有効なアイデアすら出せない自分を腹立たしく思うのです泣

最後にもう一度「白間津お花畑」を振り返り、今度は毎年お世話になっているお花屋さんに行きます車車車

こちらは毎度お馴染みの「三富花つみ園」さんニコニコ

「三富花つみ園」さんの場所は青色で〇囲みをした場所で、そのちょいと右の「白間津お花畑」(右上の赤色で〇囲みした辺り)から西に1㎞弱の場所にありますニコニコどちらも現在では南房総市に属していますが「白間津お花畑」が旧千倉町であったのに対して「三富花つみ園」さんは旧白浜町。ですのでこちらの方がより房総半島最南端に近づいているのですが残念ながらここからは海は直接見えませんので“太平洋とお花畑”と言った南房総、否、千葉県を代表する景観ではありませんニヤニヤ

ではなぜchuが「白間津お花畑」ではなく「三富花つみ園」さんで花を摘むのかと言うと、まぁ毎年の事だからもう習慣になってしまった、と言う事でしょう爆笑あと、「白間津お花畑」の各お花屋さんと異なり「三富花つみ園」さんはお花屋さんとしての規模がデカく、ここ一か所で必要なお花は全て摘み取ることが出来るというのもchuがこちらを好む理由ですウインクさらにもう一つの大きな理由があるのですが、それは後ほどグラサン

ストックやキンセンカ、色々と色を取り混ぜて花摘みをしますニコニコ

そしてハウス内にはキンギョソウ 背の高いお花ですが成長する際に曲がらないように、と一つ一つ紐製の枠で囲われ大事に育てられていますニコニコ

摘んできたお花はこちらでお会計 御主人と、そのお母さまニコニコしかしお二人とももう御高齢ですキョロキョロそして昨今の南房総エリアでの花摘み事情を語って下さいましたが、2019年の台風被害もですが、何処の花園でも後継者不足の問題があり、その上、ハウス内の花を育てるには暖房も必要なのだそうですが、原料となる灯油代も年々、高くなる一方で“ウチも段々、限界が近づいている”とショボーン

そうそう、「三富花つみ園」さんに通い出したもう一つの理由は実は「白間津お花畑」の各お花屋さんと比べて価格が1/2から2/3なのですびっくりそうなんですよ、「白間津お花畑」はもう完全に“観光地価格”になっています爆  笑だって、ほっといても首都圏を発着する日帰りバスツアーの大型観光バスとかバンバンやって来て、そこから一度に大量に降り立つお客さん、爆買いしていきますから多少、高めに価格設定をしていても皆さん、他とは比べませんから、お客さんも満足しますし「白間津お花畑」の花屋さんもボロ儲かりますし、まぁ言ってみればウィンウィンの関係ニヤニヤしかし「白間津お花畑」以外の場所で花屋を営む花摘み園は、chuのように毎年足を運んでいる個人のお客さんが主体ウインクだからどこの花摘み園も良心的な価格帯なのでした照れ「三富花つみ園」の御主人も言っていたことなのですが“もう限界かも”なんて仰らず、chuが自分で車を運転して南房総まで通えなくなる時(イッタイナンジュウネンサキナンダヨてへぺろ)まで、なんとか営業を続けて欲しいものですお願い

そして摘んできましたお花は我が家の和室と翌日(2月15日)には両親を始め御先祖様が眠るお墓にお供えをしてまいりましたウインク毎年のルーティーンなのですが、これをするとわが家にも“春が来たんだなぁ”との思いを感じることが出来るのです照れ

この後も海の様子、食の様子と続きますウインク