一回、旬ネタを挟みお休みを頂きましたが再開致します(^^)v 2023年10月31日から11月1日にかけて新潟県内の各所にて紅葉鑑賞をしてきました様子をお届けしています。前回は職場の同僚が旧湯之谷村の出身であったことから、どのような場所なのかを知りたくてそぞろ歩き走る人走る人走る人ではなく、車で走り抜けてみました爆  笑あ、あとエリアの中心である小出駅にて鉄道雑感など👇

そしてここからは旅2日目、11月1日の様子をお伝えして参ります。前日は午後から曇って来るょ、とウエザーニュースの天気予報が当たり計画変更して訪れたのが紅葉が真っ盛りの奥只見湖ニコニコ雲一つない快晴晴れ晴れ晴れの中、スタートですチュー大湯温泉街からほんのちょびっとだけ小出方面に戻り、そして右折。「奥只見シルバーライン」とあります。実はこの道路、昔は有料道路でした。そして現在の正式名称は「新潟県道50号小出奥只見線」。しかし実は元々はとある巨大な構造物を造るための建設資材の運搬等に利用するために作られた工業用道路。そして“とある巨大な構造物”と言うのが奥只見湖だったのですニコニコなお奥只見湖というのは通称で、正式名称は「銀山湖」。江戸時代に銀が採掘されていたためそうした名称が付けられました。ですが今では“奥只見湖”が一般的に呼称されていますので本稿では以後、奥只見湖に統一しますウインクまた奥只見湖に至る道を“シルバーライン”の呼称にしたのもこの銀山発掘からきているものですニコニコで、その奥只見湖、戦後の復興期に首都圏エリアで急速に膨らんだ電力需要に応えるため、水力発電所を設けるために造られた日本屈指の巨大人造湖。なんと貯水量は6億トン、その発電量は国内最大の56万KWですびっくり完成したのは昭和35年、電源開発(株)により完成しました。その構造は高さ157m、全長480mの直線重力式コンクリートダムで現在も現役として稼働中ビックリマーク発電された電気は約75%が東京電力に、25%が東北電力に売電されているそうです。この巨大人造湖を造るために建設資材運搬道路として造られたのが「奥只見シルバーライン」なのですが、そもそも奥只見湖の建設地は新潟・福島の両県に跨るエリアの豪雪地帯。毎年11月初旬から5月中旬まで深い雪に閉じ込められます。つまりダム建造に費やせる期間は1年のうちに半年強しかありませんあせるあせるあせるその短い期間に集中して作業に取り掛かるためには建設資材運搬のインフラ作りが必須だったのですが、山奥深くに仮設道路を造るとして、これも無雪期にしか出来ないことですから悠長に作業はしていられない。しかし首都圏の電力需要は待ったなしです。そのため豪雪に左右されない運搬道路の建設として計画され完成したのが「奥只見シルバーライン」だったのです。この道路、完成したのは1957年(昭和32年)。どこが凄いのかと言うと、全長22㎞のうちなんと18㎞の部分がトンネルポーントンネルの数は19本。どこまでも続くトンネルを走っていると地球の底まで導かれるんぢゃないか滝汗と思っちゃうほど。しかも建設資材運搬を目的とした仮設道路ですからトンネルの掘り方も雑叫び素掘りのような区間すらありますニヤニヤ

この仮設道路はダム完成後もダムの維持管理用の道路として電源開発が所有していたのですが、1969年(昭和42年)には新潟県に譲渡され、県ではこれを受け1971年(昭和46年)8月から有料の観光用の道路として一般開放されましたニコニコしかし1977年(昭和52年)から一般県道として無料開放され現在に至っています。しかし“仮設道路ですからトンネルの掘り方も雑叫び素掘りのような区間すらありますニヤニヤ”と書きましたが実際に走ってみるとトンネル内の照明は十分で、両サイドにオレンジ色の光を発する区間もあり、走っていると異世界にタイムスリップしちゃうんぢゃないの、とまるでTDRの乗り物に乗っているかのようなドキドキした運転も楽しめますウインク2枚目の写真は有料道路時代の料金所の跡。無料開放されて間もなく50年を迎えるわけですから、今の今まで撤去されていないところを見ると、この先もこの料金所は“遺構”として残されていくのでしょうニヤニヤなお「奥只見シルバーライン」につきましてはYouTubeなどで多数、実走場面をUpしたものがありますのでそれらを御覧頂くと実際にトンネル内を走っている感覚に浸れます爆  笑ということで、chuの方からはこちらのガイドをリンクさせて頂きます👇

トンネル内部の様子(走行中に撮影しましたが暗いのと手ブレが多く使えるモノが少ないのでご参考程度まで爆笑)総延長18㎞のトンネルは実際には19本のトンネルで構成されているのですが、一番長いトンネルでもその長さは3.9㎞で4㎞を越えるものはありません。しかし複数のトンネルはところどころ連続して繋がれており外光が差しこんで来るのはほんの少ししかない場所も多く、そのため1本のトンネルのようにも見える箇所が特に後半に続きます。後半のトンネルは前記、3.9㎞のトンネルと3㎞のトンネルが二つ繋がっていますから10㎞のトンネルを走っている気持ちになります。関越自動車道の関越トンネルは11㎞の長さでしたがそこは高速道路ですから6分強で走り抜けます。しかしここは一般道路ですから速度は50~60㎞ほど。ですのでこの連続した3つのトンネルの通過には12分以上はかかります。👇に掲載した写真は次のトンネルまで間隔があるため光が差し込み撮影出来ましたが、連続しているトンネルでは殆ど光が入らず撮影出来ませんでしたショボーンということで、是非、YouTubeを御覧頂き“TDRの乗り物気分”を味わってみてください爆  笑

【御参考】奥只見シルバーラインのトンネル、それぞれの長さは👇の通りです。17~19号トンネルまでは密着していて、僅かに切れ目があるのが確認できる程度ですから実走していると10119m(10㎞超)のトンネルを走っている感覚です。

まだ走り始めの部分では見事な紅葉が迎えてくれていますチュー

そして奥只見湖に到着ウインクどうです、雲一つない快晴です晴れ晴れ晴れ

今回は奥只見湖に浮かぶ遊覧船に乗り紅葉を鑑賞するという大作戦ビックリマークチューですが遊覧船に乗るためにはダムサイトまで行かなければなりませんウインクあの堰堤👆まではそこそこ傾斜のある道路を歩かなきゃなりません走る人走る人走る人あせるあせるあせる

しかしそんな時の力強い味方がこちら👇ウインク100円かかりますが傾斜道を登るのはなぁあせるあせるあせると待つことに。しかし一度に乗れる人数に限りがありますから何往復か待つ羽目に叫び20分くらい並びましたウインク歩いた方が早かったかなニヤニヤ

スロープカーと言う乗り物ビックリマークせっかく来たのですからこれにも乗りたいですからねウインクと、楽をしちゃったイイワケでした爆  笑

スロープカー最前列にてカメラ 2枚目の前方に見えているのがダムサイトの駅ですニコニコ

ダムサイトから眺めた奥只見ダムですビックリマーク戦後の復興期、急増した首都圏の電力需要を賄うために造られた巨大な人造湖、これは水力発電所へと繋がる堰堤に近いところでとても全景を1枚のフレームに収めきることは出来ない大きさですウインク

それでは奥只見湖の遊覧船に乗船しましょうウインク

なんでも奥只見湖は“プロが選ぶ水上観光船30選”の中で第7位に選ばれているみたいです。では第1位はキョロキョロ!?って気になりますよねぇ爆笑調べてみたら…実はchuは箱根は芦ノ湖の遊覧船と信じて疑わなかったのですが違いましてニヤニヤなんと、山形県は最上川の舟下り滝汗ですがこれって、首都圏の方にはあまり馴染みはないですよねぇニヤリ他には東京湾の屋形船などもランクインしてました爆笑さて、皆さんはこれらの中の水上観光船、幾つ御存知ですか👇ウインク

そして奥只見湖の遊覧観光船、色々な種類の船があり眼下に停泊している船は定員300名と、一番大きなファンタジア号。奥只見湖遊覧船には複数のコースがあるのですが、この日のこの時間帯ではファンタジア号は銀山平コースに就航していまして、chuが乗船したのは30分間の奥只見湖周遊コースで船は100人乗りのしおり丸。全員が着席できるだけの座席はあるようですがchuはそんなところには座らないグラサン艦尾のデッキは数人分しかスペースがないのですが船内の座席には眼もくれず真っ先にデッキに向かいました爆笑

こちらが船内👇撮影時は周遊を終え帰港した際に撮影。艦尾のデッキにいましたから船から降りるのは一番最後です。もう既にお客さんの多くは下船していますから空いているように見えますが満員でした。座れたと言って、座席の内側に座っていたらなぁんにも見えませんよグラサンいい「絵」を見たかったり撮影したかったら、“安全な場所”に居たんぢゃダメですニヤリ次の写真はしおり丸。デッキに立ち続けながら最高の景観を見せて頂けたことに感謝ですチュー

それではここから圧巻の光景ビックリマーク奥只見湖にて満開!?の紅葉を御覧下さいウインクなお、掲載枚数が多いため方角的に順序だてて説明することが困難です爆  笑そのため何時もの永い説明は大幅に割愛させて頂きニヤニヤ皆様には純粋に奥只見湖の、素晴らしい紅葉風景を御堪能頂きたく思います照れまた末尾にてデッキにて撮影しました動画を「chuの気ままなお出かけチャンネル」を通じて御覧頂ければと思いますウインクそれでは出港ビックリマーク

湖面に浮かぶ落ち葉が、晩秋感の雰囲気を出していました。そして水面に突き刺さる太陽の光ニコニコ

ダムの堰堤が見えていますニコニコ

右下の建屋が奥只見遊覧船のベース基地になります。

奥只見湖北端にある堰堤近くにあります埠頭から出港した遊覧船の遊覧コース、所要時間は紅葉期は通常期よりも10分短い30分間ニヤリただし料金は変わりませんグラサン赤線でなぞったあたりを回っていたと思います。そして遊覧船から眺められた山は越後駒ケ岳、荒沢岳、そして南の奥深くに位置する平ケ岳。さらに南には尾瀬の名峰・至仏山が聳えているのですが残念ながら遊覧船のデッキからは確認出来ませんでしたチーン

これはスタートしたばかりの地点。湖の西側だったと思います。

スタート地点の眺めています。船尾のデッキから動きませんでしたから当面は北側を眺めています。

こちらは湖の東側部、かなキョロキョロ

遠ざかる堰堤 

湖の東側 このグラデーションが堪らないチュー

こちらは湖の南側 尾瀬方面なのですが山の名前は確認出来ません滝汗

荒沢岳、越後駒ケ岳方面ニコニコ

荒沢岳

如何でしたかウインク“サイレント”を重視したニヤニヤ奥只見湖の紅葉の数々照れたっぷりとお感じ頂けたことと存じますチューそして動画編がこちら👇ウインク「chuの気ままなお出かけチャンネル」、再生回数のUpにご協力をお願いします爆  笑なんて、偉そうなことは言えません。まったく編集していませんからねニヤニヤ(編集の仕方がよく分からないので、chuはYouTuberとは名乗りません爆  笑)

引続き、次回も奥只見湖の魅力をお伝えいたしますウインク