2023年の紫陽花Season、2回目のあじさい観賞記場所は「東京ドイツ村」です(^^)/
キャッチコピーには“千葉県袖ケ浦市にある花と緑のテーマパーク”と「正直」に語っていますが何故か名称には“東京”が冠されていますそしてこちら、敷地面積は広大でなんと91ha「東京ドーム」が19個がすっぽりと入るデカさ実はここ、千葉県袖ケ浦市はお隣の市原市とともにゴルフ場が林立しているエリア(ちなみにお隣の市原市は千葉県最大の面積を持つ自治体ですがゴルフ場の数は一自治体の中では日本最大の数を誇ります)で、当初はゴルフ場として計画されていました。ところが近隣にはゴルフ場が乱立し競合が激しいことと、バブル経済の崩壊によりゴルフ会員権の価格が低迷していたためテーマパークに変更されたという歴史を辿りますしかしこの作戦は奏功し今ではコンスタントに年間100万人の来場者を迎え、千葉県を代表する観光スポットの一つにさらに「東京ドイツ村」を有名にしたのはイルミネーションなんでも「関東三大イルミネーション」に認定されているようで、クラブツーリズムなどの首都圏各地を基点としている日帰りバスツアーではコースにも組み入れられていますしかし千葉県にありながら頭に「東京」が冠されている施設にはTDR(東京ディズニーリゾート)がありますが、ま、あれは日本国内のみならず周辺諸外国からもたくさんの来園者があることと、所在地の浦安市は江戸川を挟んで東京都江戸川区と隣接していますから千葉県民的には“まぁ、いいかな”的に感じてはいますが、房総半島の中ほどの、ま言ってみれば“千葉のど真ん中”にあるこちらの施設に“東京”はどうなのよ(こちらの地図にて位置関係を御確認下さい。左上の黒で〇囲みしたのが東京都江戸川区に隣接している浦安市=TDR、そしてほぼ真ん中の赤で〇囲みしたのが袖ケ浦市にあります「東京ドイツ村」。ここが“東京”って、ねぇ)
と、「東京ドイツ村」のキャラクターなどを説明していましたがこの日の目的はあじさい観賞blog冒頭から脱線してしまいましたがここから本来のあじさいを紹介させて頂きます(^^)/ こちらが「東京ドイツ村」の入り口 ここで入園料(大人800円子供400円)と駐車料金1000円を支払います。園内はとても広く、また訪れるポイントは園内に幅広く点在しているため自分が訪れたい場所近くにある駐車場にを止めるシステム。もちろん園内を歩いて幾つものヵ所を訪れることも可能ですが、であるならばここは元々18ホールのゴルフ場が計画されていた場所ですから総歩行距離はひょっとしたら10㎞にも及ぶかもですただこの日はさほど混雑していなかったのですが、GWや学校がお休みの期間、さらにはイルミネーション期間中は相当の混雑が発生しますので一度確保できた駐車スポットは動かさない方が無難かもですね
そしてこの日のchuはあじさい観賞が目的でしたのでEntranceに近いところにを置いて後は歩きます
こちらが園内のマップ とにかく広大です
ここが「あじさいの森」chuが訪問するのは2017年6月以来、6年ぶりの事となりました
まず最初に素晴らしいsceneに恵まれました(あじさい撮影中のスマホにひと休みの図)訪れた日(2023.6.17)は真夏日この時の外気温は33℃を計測していましてそりゃぁ、トンボさんもお休みしたいですよね
そしてこの後、当blogは「東京ドイツ村」の「あじさいの森」内にありますアジサイを延々と送り出しますまた主観ではありますがここのあじさいは日本一ではと言うのは例えば明月院ブルーで有名な「明月院」でも、また鎌倉市内で紫陽花の名所として明月院と双璧を成す「長谷寺」でも、境内に植えられているあじさいは何れも植栽されたもの。はて、自然発生的に咲いているあじさいっていったいどれくらいあるのでしょうか「東京ドイツ村」のあじさいは、園が開園した2001年以降、徐々にその数を増やし今では「あじさいの森」として園内の一つのスポットに数えられるほどになったのですが、ですのであくまでも来園者、観光の集客用として植栽されたものではありますが、自然発生的なものではなく“人為的に植栽”されたという点では「明月院」「長谷寺」を始め他のあじさい名所と何ら変わりはありません。さらに、「東京ドイツ村」のあじさいはその種類、密度、色彩などを見ますと今までchuが見て来たあじさいの中でもトップクラスであることは間違いなく、恐らく日本国内のあじさいで一、二を競うのではと思います。この日も滞在3時間弱で200枚以上も撮影しましたが中から厳選(一応、です)したものを掲載させて頂きます。また静止画ばかりでは飽きちゃうでしょうからあじさい写真の最後に動画「chuの気ままなお出かけチャンネル」ですをリンクさせて頂きましたので併せて御覧頂ければ幸いです
いやぁ~実に永い写真集となりましたですが、ここまで何とか御覧頂けました皆さまにおかれましてはのようなお気持ちになられたのではそしてこちらが動画です👇訪れたのは土曜日でしたが到着はあさイチ(9時30分に入園)、まだ来園者はさほど多くはない時間帯で静寂の中でのあじさい観賞とその様子を撮影させて頂いたものです
「あじさいの森」を後にしましたchu一行はヒルトップにありますマーケットエリアを目指しますご覧のように広大な芝生の中を登っていきます。横幅も極めてワイドですのでここがゲレンデであれば初心者の練習バーンとして最適な規模と傾斜…と言うくらいの斜度のため、大して急ではないものの、「あじさいの森」の中でアップダウンを繰り返しながら歩き回りましたのでかなり疲れていまして
芝生の丘を一度では登り切れずたまらず休憩(青で〇囲みしているのがchuです)
そしてマーケットエリアに到着あさイチ到着に向けて拙宅を出たのが7時15分。千葉県内のお出かけは基本、下道(高速道路は使わない)なのですが、例外的に南房総方面に向かう際には「館山自動車道」の「市原SA」に寄るため京葉道路の終点である「蘇我IC」から高速に入り「姉崎袖ケ浦IC」で高速を降ります。今回は途中で立ち寄りました「セブンイレブン」にて朝食を購入し「東京ドイツ村」到着直後に食べたのですが、「あじさいの森」にて歩き回ったことで体力を消耗し食欲はなく
しかし喉が渇いたビールを飲んで芝生で寝ころびたいしかしで来ているからアルコールは飲めないするとなんと、“本場ドイツから直輸入”と謳っているノンアルコールビールがあり迷わずチョイス
“ぷはぁ~カンパァ~イ”とばかりに喉越し爽やか 美味かった
こちらがマーケットエリアの建物群 レストラン、体験工房、Souvenirショップなどが入る「東京ドイツ村」の基幹エリアでして、さすが土曜日、「あじさいの森」を歩いている時にはわからなかったのですが好天の下の土曜日、かなりの人出がありましたもうコロナ禍の様子など、まるでないのですが実は表に出ていないだけで感染者は一定数いるようです。気を付けなきゃですねなお「あじさいの森」からファインダー越しにこちらの建物群や、隣にあります観覧車などを敢えて“屏風”として取り入れていまして、写真画像の「絵」としていの完成度が上がっていると自負しているところです
広大な芝生を降りてきました。降りるのはラクチンでこの先幾らでも降りられます登りがダメなのはやはり心肺機能の低下カラムクさん(ブロ友さん)から“100m、片足ケンケンすると心肺機能が回復する”と教えて頂きましたが、100mはちょっととりあえず10mくらいからなんとかやり始めたところです
さて、せっかく袖ケ浦市まで来ましたのでちらっと寄り道をして帰りましょう(^^)/ ここは東京湾沿いにあります「袖ケ浦海浜公園」写真奥からこちらに来る場合、左手には東京湾、そして道路沿いに植えられていますパームツリーがいかにも南国の様相を醸し出しており“千葉のカリフォルニア”とも呼ばれていたとっても人気のPhotoスポットでした…で、“でした”というのは「過去形」の物言い。そうです、今ではPhotoスポットではなくなってしまいましたで、なぜそうなったのかと言うと、写真撮影を目的に来る人たちが道路左側に駐車し交通の妨げになったから
そのため袖ケ浦市は海沿いにあるパームツリーの幹に“駐車禁止”といった注意がかかれたビニール製の布を巻き付けたため、それでは全然映えなくなってしまい、結果として写真撮影のための違法駐車は無くなったのですが“千葉のカリフォルニア”(千葉フォルニアとも呼ばれています)の景観も同時になくなってしまいましたこの日、chuは「袖ケ浦公園」のにを置きパームツリーのところまで戻ってきたのですが、またご覧のように公園側から見える角度でもなんとか海とパームツリーを一つのフレームには入れられるのですが、昔ほどの「絵」にはならないほら、このように木の幹に注意書きのビニール製の布が巻き付けられていて興ざめです
かような記事も出ています👇(個人の方のblogをお借りしましたありがとうございます)
それでも何とか、ビニール布が映り込まないように撮影できたものがこちら👇ですが昔の様な景観にはなりません
また「袖ケ浦海浜公園」にはこのような注意書きもあります👇
【御参考】こちらは2017年12月に訪れた際のもの。まだ“千葉のカリフォルニア”が定着する前のことで、写真を撮影するために道路左側に一時停車しても周囲にさほどの迷惑もかけなかった頃のこといまではこの光景は撮影出来ません
ここからの写真は再び今回のもの。沖合に見えていのは「東京湾アクアライン」地上部と地下トンネルの結合部であります「海ほたる」がほぼ中央に
少しだけZoomアップ 左側が「うみほたる」 右側の尖ったものが地下トンネル内に溜まった排ガスを排出させる「風の塔」あそこはもう神奈川県の川崎市沖となります
「海ほたる」の超Zoomchuは地元の千葉県民でありながらここを訪れたのは1回のみだって、松戸市民のchu、神奈川、静岡以西に向かう場合なら、わざわざここ(木更津or袖ケ浦市)まで南下して「東京湾アクアライン」を走ったとして、その終点が神奈川県川崎市なのですから、東京都心を南北に縦貫した方がはるかに早いということで、千葉県民でありましても千葉市よりも東京寄りに住んでいる県民にはあまり利用価値はないのです。ですがしかし“アクアライン片道800円”(ETC使用時のみの価格)を維持するために千葉県では毎年巨額の県民税を拠出して補助金の原資にしているわけですから何だかなぁ、と…。(利用者の大半は千葉県民ではありません)
そして「袖ケ浦海浜公園」👉袖ケ浦海浜公園|東京湾一望の千葉県袖ケ浦市の公園 (sodegaura-kaihinpark.com)
こちらは公園中央にあります「袖ケ浦海浜公園」のシンボルでもあります展望塔。高さは25m。しかしエレベーターの類はありませんから自らの足で昇るしか展望台に到達する術はありません。狭い塔内の、ぐるぐる回りのらせん階段は思いのほかきつかった(ま、なんやかんやと来るたびに昇ってはいますけどね)
展望塔からの視界 こちらは東京都心部 「東京スカイツリー」も確認できます
こちらは千葉市 左側が幕張新都心「幕張メッセ」の緩やかに波打つ屋根が確認できます。右側は千葉市中心部の高層ビル群
こちらは展望塔から真っすぐ西を向いた辺り 「海ほたる」や神奈川県川崎市方面ですね
訪れました「袖ケ浦海浜公園」、所在地は👇、黒で〇囲みした辺りです東京湾を木更津、袖ケ浦市から点線で結ばれているのが「東京湾アクアライン」。ご覧の通り神奈川県の川崎、横浜にお住まいの方が南房総に来るにはとても便利な道路。それに木更津市には国内最大級のアウトレットもありますから、「東京湾アクアライン」を通って千葉県側に来る方が殆ど。そしてご覧のように千葉市はかなり北側(松戸など、東京直結の東葛飾エリアはさらに北)ですので、わざわざ南下してから「東京湾アクアライン」を利用して神奈川県川崎市に向かうことはありません。また木更津市よりも南側にある千葉県南房総エリアにお住まいの方が川崎、横浜に出向くのにはとても便利なのですが、そもそも南房総エリアにはそれほどたくさんの方は住まわれていない(千葉県は東京近接エリアの過密と房総半島内陸から南側にかけての過疎エリアが両立し、その対応のために二つの施策を抱える珍しい自治体)そのために、いつまで私たちの県民税を他の県民のために使い続けるのという声が東葛エリアの住民の間にはちらほらと出始めているのでした
今回は「東京ドイツ村」のあじさい観賞、ここは本当に素晴らしいあじさい好きの方、是非、訪れてみてくださいそして「袖ケ浦海浜公園」は東京湾に面した海が眺められる公園。“千葉のカリフォルニア”は感じにくくなっちゃいましたが木更津のアウトレット等にお越しの折には、近くですから立ち寄る価値は少しはあるかと