9月11~12日に旅をしました長野と群馬の旅、宿泊先の草津温泉にて“天下の名湯”草津の湯に浸り、これまた草津温泉を代表するメジャーなスポットであります「湯畑」周辺を散策草津温泉に到着した初日のお話でして、前回は湯畑周辺の着いた直後の夕方とお風呂に入りお食事をした後のライトアップされた幻想的な様子を写真と動画(「chuの気ままなお出かけチャンネル」です(^^)v)にて御紹介させて頂きました👇
そして今日は旅2日目、2日目と言ってももう最終日ですが早朝の湯畑、西の河原公園、そして草津温泉の目玉の一つでもあります「湯もみショー」なんかをお届けさせていだたきます なお、前回blogでもたくさん御紹介させて頂きました草津温泉の湯畑、それは例え夜が明け翌日になったとしても同じ湯畑ですから湯畑自体には寸分の違いもございませんただ、夕方に見るのとライトアップされた時のそれとは随分と違いがありました。そして今度は早朝の湯畑この時期、もう日が昇るのは真夏の頃より遅くなり、5時25分。ですがせっかく温泉に行ったのですからあさイチで温泉に入りたい。そして湯量豊富な草津温泉は24時間入浴可能なところも多く、chuが宿泊したお宿も午前10時からの1時間を清掃のために充てている以外の23時間、入浴が可能でしたということで、あまり真っ暗でもあれですから、空が明るくなりかけてきた4時30分に起床し5時から入浴、その後、朝食は7時からでしたからその間、朝のお散歩を楽しんだのであります。6時前の早朝の湯畑、訪れる方は少なく、夕方やライトアップの時とは異なりあたりはとても静か。しかし湧き出でる豊富なお湯の量にはいささかの変化もありませんから、木桶を通って湯滝へと流れるお湯の音だけが、静寂な温泉場の中で少しだけ響いているようでしたそんな早朝のひと時をお感じ頂ければと思います
昨日は足湯に浸かるにも順番待ちが生起していた件の足湯ですが、午前6時前ならこの通り
しかし、同じ足湯ですが6時30分を過ぎるとポツンぽつんと人がやって来ます(^^)/
朝6時前の湯畑周辺 多少、絵心のありますchu、ちょいとスケッチしてみました(ウソです、chuのデジカメにこんな撮影モードがあったこと、初めて知りましたけどなんかいいカンジぢゃないですか 勘違い甚だしいですが「二科展」に出展したい気持ちになりました)
こちらは湯畑の真ん前にあります無料の共同浴場で「白旗の湯」 あれ昨日も“白旗源泉「御座之湯」”ってありましたよね
ですがあちらは入泉料が必要、しかしこちらは無料です。しかも同じ白旗源泉…。そうです、湯畑とは幅員6メートルの道路を隔てているだけなのですがなんと目の前の湯畑とは源泉が異なるのでした
なお昨日は、湯畑から徒歩5分もかからないところにあります地蔵源泉にも赴きましたが、そこにも「地蔵の湯」という無料の共同浴場がありました。この湯畑周辺には源泉が異なる無料の共同浴場が3つもあるとのことですからびっくりですchuは今回の旅に向け、草津は湯畑近くのお宿を手配できたので安心してしまい、どちらかと言うと横手山方面のリサーチに特化していたため、草津温泉にそうした共同浴場があることは知りませんでした無料で入れる3つの共同浴場は、それぞれ源泉が異なり、しかも何れもこの湯畑からは徒歩5分以内と超至近の場所にあるわけですからこれに入浴しない手はありません“いつかリベンジを”という思いがchuの行動へと奮い立たせてくれることでしょう こちらが湯畑周辺、3つの無料の共同浴場の案内ですので
草津に行くなら絶対に読んでおく秀逸なレポートです(^^)v👇
こちらは昨日もご説明しました白旗源泉の「御座之湯」です。
そしてchuは今回、お宿以外のお風呂には入りませんでしたのでこうした共同浴場の違いがよく分かりません(源泉が異なっているっうことだけはかろうじて理解しましたが)。つまり、無料で入れる共同浴場があるのにわざわざ料金を支払ってまで入浴するポイントはなんなのだろうと言うところ。そしてそして少し調べて見ましたら、草津温泉には無料で入れる共同浴場はなんと19か所もあるんだとかで、そのうち、観光客向けに開放されているものが上記の3つの浴場だそうです。そしてその違いは、写真で見る限りでしかわからないのですが、やはり湯船の大きさなんだと思います。次回、訪れる機会がありましたならば事前にきちんと調べて参りたく思います(^^)v ご参考👇
お次は「御座之湯」の直ぐ左側にある階段を上ってみました 真言宗のお寺さんで「草津山 光泉寺」とあります
階段の途中から湯畑を眺めます。湯畑から徒歩1分もかからない場所に立つお寺さん(^^)/ 温泉地には、よくお湯を護るための温泉寺とか温泉神社などがありますから、この「光泉寺」さんもそうした寺院なのでしょうか
行基さんが建立されました境内にある薬師堂は古くから日本三大温泉薬師の一つとして著名であったとのことです
先ずは本堂にて参拝 真言宗のお寺さんですから、四国お遍路をなされた弘法大師様の立像がありました
しかしそして、このお寺さんの紹介で目を引いたのがこちら👇 “色々なことで1番を目指す皆様”とは、例えば甲子園で優勝したいとか、試験で1番を取りたいとか、営業成績で年間トップを取りたいとか、色々な願いがあり、これまさに“現世欲”で煩悩そのものなので(本来の仏教ではタブーな事)すがこうした願いをするために神社仏閣にお願いに行くのはごく当たり前の風潮です しかし笑っちゃったのは、“遅咲きながらもう一度花を咲かせたい”の下り “もう一度”というところが少々気になるところですが、例えばこのワタクシ、自慢ぢゃないですが、今まで何においてもトップを取ったこと等…う~ん、無くはないかもですが人生ん十年で目立った功績はなし こんなワタクシでも今からお願いすればいずれはトップになれるのかな…chuは今回初めてこの「光泉寺」さんを参拝させていだたき、まさか、かような願掛けが出来るお寺さんだとは知りませんでしたから、いまここで“どうぞ「花よもう一度」と願って下さい”と急に言われましても何の心の準備もしてこなかったから、困ってしまったの う~ん、“何事にも臨機応変に対処できる”がワタクシの身上で、数少ないセールスポイントだと(自分では)思っていましたが、今回は見事、やられてしまいました
ズバリ 名付けて「遅咲き如来」 そしてその所以は次の説明(写真)で明らかに
こちらの釈迦如来像、元禄時代の作として言い伝えられていたのですがその真偽が判明したのが平成17年(2005年)のこと。1700年前後の元禄時代(1688~1704年)に作られたと言い伝えられていた「光泉寺」さんにありました釈迦如来像、しかしその言い伝えが確かな事であったと判明するのに300年もの月日を要したわけでして、故にこちらの如来像を「遅咲如来」として崇め、また地域の方の信仰を集め(始め)たとのことここから“遅咲き如来”としてそのポジションが確立したのですが、それでも(本来、現世欲を嗜めるべく立場である)お寺さんをして
〇今まであまり花を咲かせられなかった方々
〇これからもう一花咲かせたいと願っている皆さま
を、参拝客の主対象にもしているかのようなお寺、もとい、如来像様は、そのpolicyというか願いと言うか、が明確なため、ここまではっきりと公言して下さると却って気持ちいい、とにかく珍しい温泉寺なのでありました
「光泉寺」参拝を終え宿に戻りました。“湯畑まで18秒”のお宿は本当に最高のポジションです そしてお食事を終えた後、今度は「西の河原公園」を散策します。ここには草津6源泉のうちの一つである「西の河原源泉」が湧出するところ。同所へのアクセスは湯畑からいくつものお宿やお土産屋さんの間の小路を通ります。湯畑から徒歩10分なお正面の建物は「セブンイレブン」ですが、同店固有の外装カラーではなくこの辺りにフィットした色彩にしていましたこれは他の観光地でもたまに見かけることですがとてもいい取り組みだと思います(^^)/
ここが「西の河原公園」の入り口。湯畑からはゆっくり歩いて10分ですが途中に元気な温泉饅頭やさんがいて、道行く観光客に温泉饅頭の試食を勧めてきます(半分に切ったお饅頭をトングに挟んで手渡してくれます)。そしてその時はいいのでしょうが、「西の河原公園」を訪れた場合、多くの観光客は同じ道を通って再び湯畑方面に戻りますから、このおじさんが居たらなんか買わなきゃ悪いってことになりそう(実はこのおじさんの存在はネットやYouTubeで有名)で、chuはそのことを事前に知っていたため「西の河原公園」に行くとも試食はしませんでした無料の共同浴場がある事は事前に調べきれず、しかしこの、言い方は悪いですが“や〇ざ”の手口のような事前の利益供与にはたまたまですが気付いてしまってたので温泉饅頭を購入することなく済みました(ほれ、chuは小心者ですから、往路で饅頭を貰ってたら復路では間違いなく買ってたな)
お湯(♨)が流れている川を中心に遊歩道が続いて、園内のいたる所から温泉が湧き出しいる湯けむり漂う散歩エリアです
このエリアはかつては鬼の泉水と呼ばれ、「湧き出る湯口はわれもおそろしや、鬼の茶釜の湯土産噺」と怖がられた事もあったそうですが、今は遊歩道のある公園に様変わり草津温泉の目玉の一つにもなりました。また遊歩道の途中には草津を世に広めたベルツ博士(後述します)や、斎藤茂吉・水原桜子など、偉人・文人の歌碑や記念碑がありました
これ、全て温泉でして、しかし外気に触れているため温度は程よいです。また湯けむりは出ていますがこの写真ではちとわかり難いですね(^^ゞ この日も気温が高かったためわかり難いのかも知れません。もっと気温が低くなれば湯けむり、目立つはずです
ここが「西の河原公園」の遊歩道の一番奥。この上には巨大な露天風呂があります。
園内の一番高いところから「西の河原公園」を望みます。奥に見えている建物は湯畑との途中にあるホテル群
公園内の一番奥にあった足湯
に入ってみましたあ~、いい湯加減です
そして「西の河原源泉」はちょっと変わった色をしています
そしてこちらが公園の西端にある「西の河原露天風呂」有料の共同浴場です。chuは入りませんでしたが施設はシンプルで巨大な
露天の浴槽だけがあるようでカランなどはないようですまたその巨大な露天風呂、金曜日は混浴なんだとか しかし草津の湯は白濁などしていませから丸見えになっちゃいますぞダイジョウブカイナ
「西の河原公園」散策を終えましたのでお宿に戻ります。途中、こんな共同浴場がありました
なるほど、ここが19ある共同浴場のうちの一つなんですね(^^)/ 利用出来るのは地元の方のみですただ、“新型コロナウイルス感染症防止のため”と書かれていますから、コロナ禍以前や、今後、コロナが終息したら入れていたり、入れるようになるのかなしっかし、定員は3名とありますから、もうこれは殆ど家庭用の湯船なんでしょうね
そして湯畑前まで戻ってきました。この後はいよいよ「湯もみショー」を鑑賞します
ところでこの列は「湯もみショー」の入場者が並んでいるところえこの日は月曜日なのに昨日は日曜日でしたから混雑していた湯畑周辺でしたが、一夜明けた月曜日でも人出は多くちょっとビックリです
前の公演では👆のような列が出来ていたので一つ次の回を鑑賞することにで、前回公演で列が出来ていましたから早めに並び、その甲斐あって一番いい席で鑑賞することが出来そうです 「湯もみショー」の会場は湯畑の真ん前にあります「熱の湯」さん この時はたまたま建物の改修が入っていて白いテントで覆われていますが中々、温泉地風情満載の外観だそうです。また、こちらが湯もみを実演する湯船ですが、ここは阿部寛さん主演の、古代ローマのお風呂の物語「テルマエ・ロマエ」のロケ地にもなったそうです
ショーの冒頭で、正面のスクリーンに草津温泉が紹介された後、“湯もみガール”さんが登場します
その後、総勢5名の“湯もみガール”さんが「草津節」を歌いながらへらを使って湯もみをします
そしてここからがクライマックスすごい迫力です
一番いい席で鑑賞させて頂けましたchu、写真撮影だけではなく動画撮影も考えたのですがスマホを起動させたところ、室内で周囲がやや暗いため、採光のためオート発光しちゃいましたこれだと湯もみガールさんに申し訳ないので断念(>_<)逆に、少し離れた席の方々は気にすることなくあまり気にせず堂々と動画撮影しています(あるいはオート発光を止めていた方かもしれませんが) きっと、そうした方々がアップしたであろう「湯もみショー」のYouTubeがありますので、ここは躊躇せずにリンクしちゃいますね
そして時刻は11時 草津温泉への到着は昨日の15時過ぎでしたので滞在時間は20時間 あっと言う間の草津初体験🔰でしたがとってもいがったです(^^)v そして荷物を置かせて頂いていた宿に戻り、少し離れたまで送って頂きました先述した通り、宿と駐車場とは少し離れている(で5分です。歩いたら20分くらいの距離)のですが、両者を結ぶシャトルバスが頻繁に運行されていますので今回も待ち時間はゼロでした(^^)v
草津温泉を離れるに際してお土産を購入の巻 「道の駅 草津運動茶屋公園」へ ここには「西の河原公園」にもレリーフがありました草津温泉を世に知らしめたベルツ博士の記念館も併設されていました(^^)/ベルツ博士はドイツ人の医師で
~明治9年、政府の招きで来日し、29年間東京大学で教鞭をとる傍ら、皇室の侍医を務めました。長きにわたり日本の医学発展に尽力した博士の功績は大きく、「日本近代医学の父」称えられています。明治11年には、草津を訪れ草津独特な入浴法や泉質、その環境のすばらしさを「草津には無比の温泉以外に、日本で最上の山と空気と理想的な飲料水がある・・」(ベルツの日記より)と絶賛しています~と紹介されています👇のHPから引用させて頂きました
https://www.town.kusatsu.gunma.jp/www/contents/1485310375253/index.html
この「道の駅」は国道292号線を挟んで二つの棟があり東側にベルツ博士の記念館が、そして西側はお土産棟となっています
「道の駅」としての規模はあまり大きくはありませんがベルツ博士の記念館、展示内容はとても充実していました。草津温泉を世に知らしめた同博士に対する草津町の感謝と敬愛の気持ちが感じられるものでして、草津にいらしたらお買い物の途中でもですが、お立ち寄りになられることをお勧めいたしまして、chu、いよいよ草津町を離れます
次は軽井沢方面に向かいます。が、その前の立ち寄りポイントも御案内しますね