いやはや(^^ゞ 旬ものの“2020年”紅葉シリーズを優先してUpしていたため、ほぼ一か月ぶりの連載再開となりますニヤニヤ そして前回は旅の最終日、恵山岬と鹿部町を巡ったところまでお伝えいたしております(^^)/ そしてこの後は大沼公園に立ち寄り、そして新函館北斗駅から北海道新幹線にて帰途に就くわけでございますが…。旅、最終日の空模様はと言うと、活火山であります恵山を訪れたあたりから空には雲が目立ち始め、この後の大沼公園ではその雄大な駒ヶ岳の雄姿を眺めることは残念ながら出来ませんでした(>_<) ですので今回は、20××年に同所を訪れました時のものを中心に否、全ての写真は20××年のものを、昔の記憶を呼び起こしながらお伝えさせて頂きます。また、何分、年月が経過しておりますので、訪れたスポットの施設や、こちらはあまり変わりはないと思われますが、景観等もすべて20××年当時のものでありますことを予めお断りさせて頂きます。どうぞ御了承下さいませお願い

 

 この時は、函館から普通電車に乗車しやってきました(^^)/ 1両編成の気動車。そして車両には冷房装置が付いていなかったことに新鮮な驚きを感じたことを覚えていますニコニコ

そしてこちらが大沼公園駅。ツアーの団体さん御一行様がいる時はこの駅もしばしの喧噪がありましたが、一行が過ぎ去りますと静寂感に包まれます照れ

そしてこちらが大沼越しに見る北海道駒ヶ岳。標高1131mと高くはありませんが独特な山容ですので遠くからでもすぐにそれと分かりますニコニコ そしてこの山がこのような特異な山容を示しているのは活火山だから滝汗活発な火山活動により山肌の一部が爆発で吹き飛ぶなどして、山の形自体を変えているようで、それはchuの第二の故郷である、福島県は会津地方にある會津磐梯山と同じですウインクそしてchuが訪れた時には火山活動により入山規制がかけられていましたので、この時はあの頂まで行くことは出来なかったのですショボーン ま、この頃はまだ登山を完全には引退はしていませんでしたが、この時の旅では山を登ることは想定していませんでしたから装備もなく、例え登山可でも登りはしませんでしたけどねてへぺろ

chuが初めて北海道駒ヶ岳の山容に触れたのは、20××年、青森から東日本海フェリーで函館へと向かう途中、もうすぐ函館フェリーターミナルだ、という付近の進行方向の右手には函館山が徐々に近づいて来る中、その前方の視界に飛び込んできましたニコニコ 初めて見る山ではありますが、そのいでたちを事前に調べていたり写真では見たことがありましたから、すぐにそれと分かりました(^^)v

しかし北海道駒ヶ岳、今回の旅ではこのように綺麗な山容は見ることが出来ず、また先ほど訪れていました鹿部町の漁港からは、町の方をして“ここから見る駒ヶ岳が一番凛々しい”とのことなのですが、残念ながら空はどんよりとしていて、鹿部町の方が言われる“№1駒ヶ岳”を見ることは出来ませんでしたショボーン

鹿部温泉観光協会のwebサイトでは、同町から見上げる駒ヶ岳を“道南で最も秀峰な「駒ヶ岳」を見に行こう”と題していろいろなポイントから見上げた駒ヶ岳を紹介しています(^^)/

その中でも、町の名産であるたらこの被り物をかぶった鹿部町長がお話なさっていた(CS放送「まるごと北海道」にて番組進行の旅人、札幌在住のイラストレーター・手塚越子さんとのお話しから(^^)/)ポイントから見上げたものがこちら👇(上記サイトから転載させていただきました) ん、なんか微妙かなニヤニヤ

再び大沼公園(^^)/ 大沼公園の概要はこちら👇ニコニコ

大沼公園は、☝のサイトにもありますように、北海道駒ヶ岳の火山活動(噴火)により大沼、小沼などの湖ができ、そして大沼には大小126の小島が浮かびます。噴火により湖が出来たというのは、先にお話させて頂きましたた會津磐梯山もかく然り。二つの活火山はどうも似ている傾向があるようですニコニコ 

そして大沼公園駅を基点とする徒歩圏内には幾つかの散策路があり、chuはこの時徒歩で散策コースを周遊しました走る人走る人走る人

そして駅前に戻り自転車を借ります。この時の旅で初めての自転車旅(^^)v 駅前には複数のレンタサイクル屋さんがありました(^^)/

大沼湖畔を周遊すると全長14kmですので1時間半ほどで回れるようです。ところがそこはchuのぶらり旅、色々なところで足を止めてカメラしまくりですので、そして途中で温泉にも入りましたから爆  笑、もっとゆったりとした旅だったと記憶しています(^^)/

 

で、快晴の下、自転車を快調にGO(^^)v 目指すは長万部!(ウソです爆  笑) ところで函館から長万部、小樽などを経由し札幌に至る(最終地は旭川)函館本線、地図をご覧頂くと分かるのですが、この大沼周辺には二つのルートが存在していますキョロキョロ大沼公園駅の一つ手前である大沼駅を出ると線路は二つに分かれて、一つは東に向かい大沼の南側を走り鹿部町を経由して、そしてもう一つはそのまま北上して大沼公園駅を経由。そして互いに二つの線路はいかめしで有名な森駅にて合流します。そして普通電車のみしか停車しない各駅に赴かれる場合は、ローカル線である故、到達度は困難を極めますが何故ただでさえ少ない運行本数を分けてしまうことになる二つのルートを設けたのかと言うと、それは地形の問題があったのでした。大沼駅からそのまま北上し森駅へと至るルートは距離も短く本線と言われていて、鹿部駅を通るのは砂原支線と呼ばれる支線扱い。ですが大沼から北上するルートは急な登り勾配が続くため、函館から札幌方面に向かう上り線の優等列車は支線を走り、逆に札幌方面から函館へと向かう列車は下り勾配となるため本線を利用していたようです。ですが現在では列車性能も向上したため、函館から札幌方面に向かう特急列車は大沼公園を経由しており、それは大沼公園が道南を代表する観光スポットであることも、この流れを後押ししたようです。現在ではすべての上り特急列車が、急こう配を厭わず本線を経由して札幌方面に運行されているのかは確かめてはいませんが、少なくともchuが見た時には札幌方面行の上り特急列車は大沼公園駅に停車していたのを確認していますニコニコ(大沼公園駅に全ての特急が停車するのかは未確認ですが特急の停車駅です)。

こちらは函館本線の本線(^^)v 普通列車ですから遭遇するのはとても稀口笛 ま、ドクターイエローとまではいきませんがねウインク何より運行ダイヤは分かっていますから、その時間にその場所にいれば確実に通りますから爆  笑

で、chuは途中までは本線に沿って北上し、大沼温泉近くから東へと進路を変えて、大沼の北側から回っていますニコニコ この辺りは駒ヶ岳の登山口ですが、前述したように山頂までは行けないので登山客は少なかったですね(しかしこの時は入山規制は若干、緩和されていたようで途中までならば行けたようで、登山口に並ぶこれらの車は途中まで登山をされる方々のものなのでしょう)

さらに自転車を漕ぎます(^^)v 大沼の北側から湖水の南岸を眺めますので駒ヶ岳は望めません爆  笑

湖畔にありますキャンプ場にてひと休み(^^)/

chuが借りたのは「フレンドリーベア」というお店の自転車のようです。何時間借りて幾ら¥だったかは…忘れました爆  笑

ただ、覚えていることはとっても暑かったことあせるあせるあせる叫び ワタクシ思わず来ていたシャツを脱ぎ(汗でぐっしょりしてました(>_<))、上半身裸で進みましたことを覚えています滝汗

キャンプされている方なのでしょうか、釣りを楽しまれていました。とっても「絵」になりましたのでカメラウインク

裸で自転車を漕ぎ続け、すると大沼の東端となり、そこから南下します。踏切(^^)v こちらは函館本線の砂原支線。いったい、一日に何本の列車が通るのでしょうか!?

んで、Photoblogerのchu、こうしたレアな場所では必ずカメラしていました爆  笑

大沼の南側へと回りこみましたニコニコ振り返ると駒ヶ岳です(^^)v 少し、雲が出て来たかなキョロキョロ

そしてしばし走ると、なんと東北新幹線があるぢゃぁないですかびっくり もっとも、この頃にはもうこのボディカラーのものはとうの昔に引退していましたがニコニコ でも“ここは北海道なのになんで東北新幹線??”と思いましたニコニコ そして“怖いもの見たさ爆  笑”のchu、恐る恐る近づいてみると…

なんと、駅でしたびっくり 「流山温泉」駅です(^^)v この駅は、砂原支線沿いにある数少ない集落である東大沼地区とは近いようですが、この駅自体、JR北海道によって開発されました流山温泉への最寄り駅として設置されたため、同温泉施設がクローズしている時間帯には列車は停車しないため、近隣住民の方の利便性を考えた駅にはなっていないようですえー

しかし、“駅構内につき「立ち入り禁止」”と言われてもねぇニヤニヤ 入っちゃいましたよ爆笑 そしてこの200系の新幹線、今では既に撤去されてしまっているようです。残念(>_<) なお2015~2019年タームにおける同駅の乗降人数調べでは、1日当たり、1名以下ですって滝汗 こりゃ、廃駅の日も近いかなあせるあせるあせるですが、同駅近くには車道もあり、何より温泉施設がありますので、所謂、秘境駅には該当しませんウインク

そして、これが「流山温泉」。駒ヶ岳を望むその浴槽からは、独特な山肌と、そしてここまで上半身、裸で大沼の周辺を漕ぎ続けました身体に優しいお湯だったことを覚えていますニコニコですが…なんと、この施設は2015年を以って営業を終了したようで今はもう、ありませんガーンえーん そして、と言うことは「流山温泉駅」が存在する理由はないのです滝汗

乗降客が1人以下/日、であり、この駅に停まる列車は少ないでしょうから列車での到達度も困難、唯一、車道からは近いという条件は残りますが、駅前には何にもなくなってしまったわけですから、晴れて!?“秘境駅”の仲間入りしたと言えるでしょうウインク

 流山温泉は、道南地区におけるリゾート拠点として開発されたものでしたが、どうやら軌道に乗ることはなく、廃業やむなし(>_<)となり、今では何も残っていないようです(wiki様に経緯が説明されていましたのでリンクさせて頂きます)👇

ですが、在りし日のその浴槽は、“アート温泉”(ん!?よくわからないコンセプトですが爆笑)を打ち出しており、特異なデザインが施された露天風呂でしたニコニコ残念ながら今はもう、ここで湯に浸ることは出来なくなりましたので、以下の写真はとても貴重なものと言うことが出来そうです筋肉

こちらが流山温泉に併設されていました休憩施設。青森と函館間を津軽海峡線を通って結んでいた、そのものズバリの快速「海峡」という列車の車両がそれでした。そして残念ながらこちらの車両も撤去されているようです。今では貴重な「海峡」車両内部をどうぞ(^^)v カーペット敷きの、とても珍しい車両でしたニコニコ

「海峡」号のカーペット車両にてゴロンと寝転ぶと、自転車を漕ぎ続け、そして温泉に浸り、疲れが和らぎ眠くなりましたが、ここで寝てしまうとこの日は函館経由、青森駅まで行かなければなりませんので、この場を惜しみつつ出発します。汗も収まりましたので、今度はちゃんとシャツを着ています(^^)/

 

ここからは、大沼南岸を走りますので視界の右側には駒ヶ岳の雄姿が続くのですチュー

そして大沼公園駅近くまで戻って来ました。延長、14kmを途中、温泉に入浴したりカーペット列車で休憩したりもしましたので3時間くらいは要していたと思います。

大沼公園駅に戻りましたが、実は同駅の一つ函館よりにある大沼駅と、さらに一つ南側の仁山駅間の、小沼越しから眺める駒ヶ岳は鉄道撮影のポイントとして有名ですニコニコchuが記憶にあったのは、ここを走るSLと駒ヶ岳、小沼とのコラボ写真。さすがにSLはイベント列車なので無理ですが、うまいくらいに列車と行きあえればなぁ…と思ってこの撮影ポイントに行きました。そしてこの時間が取れたのは函館行の列車時刻までまだ小一時間の余裕があったから。小一時間ですから往復のアクセス時間や撮影時間を考えると自転車では厳しい(>_<) そしてchuは駅前に停まっていましたTAXIに乗り、〇〇分の函館行の列車に乗りたいのでそれに間に合うように撮影ポイントまで往復してもらいたい旨、話しました。車ですのでほどなく到着しましたが、その短い時間に世間話をして、chuが大沼の周りを上半身裸で自転車を漕いでいたと話すと、どうやら運転手さんはお客さんを乗せて走っていた時にchuを目撃していたらしくて“おぉ お客さん(chu)でしたか!!”と爆  笑

 そしてここが、大沼~仁山間の函館本線の有名な撮影スポット。こちらの湖は小沼です。残念ながら、行き交う列車はなく、写真を数枚撮影しただけで大沼公園駅へと急ぎ戻りました。エアコンの効いていたTAXIに乗車していましたので汗はかきません爆笑

無事、大沼公園駅に戻りました。大沼公園駅は1面1線の構造(奥にある線路は留置線のため列車交換は出来ないようです)です。こちらは札幌方面から函館行の特急列車。chuはこの特急には乗りませんでしたから、この後の普通列車で函館へと戻ったのでしょう、記憶は曖昧です(^^ゞ。

行っちゃいましたバイバイ この車両の上部を見ればお分かりの通り、パンタグラフは付いていませんので電車ではなく気動車であることがわかりますね(^^)/ その前に、線路の上に架線がありませんので、函館本線のこの部分は電化されていないのは一目瞭然でした爆笑

すると今度は大沼方面から列車がやって来ました(^^)/ どうやら札幌行の特急が来ましたので既にこの時にはもう上り列車でも本線(大沼から大沼公園駅を経由して森駅へと急こう配ですが最短距離で結ぶ路線)を使用していたことが分かります。

そうそう、思い出しました!chuはこの日、函館駅からリレー特急に乗り継いで(当時の東北新幹線は青森県の八戸駅が終点のため、函館駅と八戸駅間とを結ぶ特急があり、それをリレー特急と呼んでいました)青森駅まで行く予定だったのですが、函館駅でコインロッカーに預けてある荷物を取り出すため函館駅で改札を出なければならず、そのため函館駅までの切符を買い求めようとしたところ、出札係の駅員さん(駅長さんか助役だったと思います)が、“函館駅で改札を出ないのなら青森まで直通で買った方がお得ですよ”と言われたのですが、chuは函館駅で一旦、改札を出なくてはならぬことを話したのですが、するとなんと、大沼公園-函館間と、函館-青森間、そしてリレー特急の特急券を一緒に発券してもいいですか??と聞いてきました。どうやら、そうすることで大沼公園駅の営業実績にもなるようでしてグラサン、chuはOKしました口笛 ですので、☝の写真など、改札口を入ったホームから撮影しているのですが、普通であれば入場券の購入を求められるところなのですがカメラを撮りたいと言ったところ、すんなりと入れてくれたわけでした爆  笑 ま、このことは、chuにとりましても、そして営業成績が上がる大沼公園駅自体にとりましても、さらには駅長さん(若しくは助役さん)の成績、3者にとりまして、WinWinの関係だったようです(^^)v

 

その時、購入しました切符がこちら👇(左下のバスを除く。何れも大沼公園駅発行、とありますニヤニヤ)

日付をみてみましょう、19-8-25でした!ここまでさんざん引っ張ってきましたが、20××年とは、平成19年、つまり2007年だったことが分かりました爆  笑

 

 函館行の普通列車に乗りここはひと駅目の大沼。

そして、先ほどTAXIにて訪れていた大沼~仁山間の、函館本線・小沼・駒ヶ岳を一緒に撮影出来るポイントを通過中です(^^)v

おまけ

 

函館駅に到着しましたchu、一旦改札口を出て、少しだけ函館駅周辺をぶらつき、再び函館駅改札をくぐりリレー特急の到着を待ち乗ます。この時の旅は車ではないので、荷物も極力少なくするよう、腐心に腐心を重ね、8日間の旅ではありましたがこの通りコンパクトに(^^)/

八戸行のリレー特急の案内表示

そして「白鳥」、やってきまし(^^)/

 

2020年の8月に行きました「北海道紀行」函館と道南をめぐる旅、を紹介させて頂いている本シリーズですが、鹿部町から大沼公園に向かったおり、生憎の天候のため残念ながら大沼公園や駒ケ岳の雄姿を綺麗な姿で見ることは叶わず、そのため今回は20××年に訪れていました大沼公園、駒ヶ岳の姿などを御紹介させて頂きました。そして筆を進める中で、図らずしも20××年とは2007年であったことが遂にここに解明されました爆  笑 なにせ13年前のことになります。当時とは状況も変わっており、chuが駒ヶ岳の山肌を眺めながら浸りました流山温泉は、その入浴施設自体がすでになくなっていました(>_<) ですので2020年とは若干、様相も異なってはいましたが大沼公園と北海道駒ヶ岳の大自然の魅力にはいささかの違いもないことでしょう(^^)v 

そして次回はいよいよ最終回です。今回もお付き合い頂き有難うございました照れ