12月2日に参加しました「巨大な地下神殿を巡るバスツアー」☞https://tour.club-t.com/tour/detail?p_company_cd=1002000&p_from=800000&p_baitai=913&p_course_no2=WX540&p_baitai_web=923


一度、参加してみたかった日帰りバスの旅です(^^)/ 民放各局の夕方のニュース内で取り上げられることが多い“わぁびっくり 海鮮食べ放題にお土産がこぉんなについてなんてお得なのチュー”的なイメージが強い日帰りバスツアーでしたので、今回、それを期待しての参加でしたが、旅行条件にありましたお食事はお弁当という名のスナック菓子のような軽食で、少々、期待を外しましたニヤニヤが旅は続きます爆笑 そして今回は最終回、いよいよ二つ目の地下神殿の見学です。その施設とは「首都圏外郭放水路」☞https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%83%BD%E5%9C%8F%E5%A4%96%E9%83%AD%E6%94%BE%E6%B0%B4%E8%B7%AF

 

wiki様の説明にもありますように、この地下施設は溢水を繰り返していた埼玉県北東部地域の治水を図るために造られた施設。首都圏の安全・安心を守り続ける巨大な地下放水路でして、しかし「彩龍の川」なるちゃんとした名前も付けられた国土交通省が管轄するれっきとした一級河川。平成5年に着工し、総工費2300億円を投じて平成18年に完成したその地下水路は総延長6.3kmの長さを誇り、その規模は世界最大級とのことで国内外からの反響は甚大で、特に米国では、やはりハリケーンによる洪水に悩まされる打開策を探る中での成功例としてCNNにて大々的に報じられたようですニコニコ そして実際、この河川が開通した後での地下に出来ました水槽、調圧水槽と呼ばれる地下神殿ですが、その年平均の稼働回数は7回。結果、この地域の洪水はなくなり、そのパフォーマンスは極めてよく、、またchuが今回のツアーに参加する直前の2019年秋、首都圏を何度も襲いました台風による集中豪雨でもその都度、稼働し、この地域の浸水被害をくい止めたそうです。この「首都圏外郭放水路」、目的は治水であり、そもそも見学施設にする予定はなかったのですが、造語であるインフラツーリズム(簡単に言えば公共の主に土木系構造物を観光資源と位置付け観光施設にしてしまう和製英語。これら土木系施設の多くは今の国土交通省の中の旧建設省部局が監理しており、同じく国土交通省となった旧運輸省内の一つの局が独立し外局となった観光庁と相まって、政府が推進している訪日外国人旅行客を増加させる柱として積極的活用を目指しています)として観光目的で一般公開されるようになりました施設の一つです。そしてこのインフラツーリズムは素晴らしいシステムだと思いますニコニコ インバウンド効果を期待すべく外国人観光客の呼び込みに必死な観光庁ですが、例えば京都などでは訪れる観光客が余りにも多すぎて、御当地で暮らしている一般の方々への支障も無視できないレベルになっているやに側聞していますが、元々、巨大な土木系施設というのは人里離れた場所に設置されていることが多く、例えば山奥に造られる大型のダム建設に見られますように、当該施設の建設中の一時期(巨大施設ですので完成までは10年単位の年月はありますが)こそ、工事関係者が生活することで地元にお金をおとすため栄えるものの、施設完成後には人は全くと言っていいほど、人はいなくなります。このように、完成することで途端に寂れてしまうことを避けるためにもある程度安定した観光客が訪問することは地元にとっても喜ばしいことではないでしょうか(^^)/  そして別の観点からもインフラツーリズムを広がっていくことは大歓迎照れ なぜって、Photobloger chuを始め爆  笑、アメブロの「カメラ(風景写真)」で活躍されるたくさんの同志の皆さまと切磋琢磨し、観光ガイドには負けない情報を発信でき、SNSを通じてより多くの方々に情報を共有して頂けるようになるからです(^^)v

2020年現在の「インフラツーリズム」の場所はこちら☞https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/infratourism/

季節ものによる期間限定の対象もありますが、今回訪れました「首都圏外郭放水路」など、通年実施のものも多数あります。皆さん、どんどん訪れてみましょうウインク 

 と、インフラツーリズムについての説明をさせて頂きましたが話しを「首都圏外郭放水路」に戻りましょう(^^)/場所は埼玉県春日部市上金崎720番地。鉄道で訪れる場は東武アーバンパークライン(東武野田線)、南桜井駅から徒歩で30分あせるあせる やはり土木系の施設は首都圏とは言えど人里離れた場所にあるようです爆笑

 

まず最初は、「地下神殿」とお感じ頂けます写真から(^^)/ 古代ギリシャかローマの建造物のような印象すら受けますが、平成18年完成の、埼玉県春日部市にある「首都圏外郭放水路」から押し出されて来る、大量の水を溜めておく調圧水槽としての機能がその正式な役割です。

 

施設見学のスタートはこちらから(^^)/ 地底探検ミュージアム「龍Q館」なるネーミングが興味をそそります(^^)v

そしてここは「国土交通省庄和排水機場」のごく一部分でもあります。

「龍Q館」に入るとまずスタッフの方から、「首都圏外郭放水路」の説明を受けます。この時間が16時からと指定されていたため、クラブツーリズムの添乗員さん、最初の大谷資料館で宇都宮シティガイドの方の説明が(添乗員さんが想定していた時間より15分間)長引いたため、焦っていたあせるあせるようですニヤリ なにせ観光客誘致の起爆剤としたいインフラツーリズムと言えど、主体は「お上」ですから真顔融通きかないのです。ちょっと遅れただけでOUTビックリマークとなれば、予定していたプログラムを敢行できなかったわけですからお客さんに返金¥なんてことにもなりかねないのですからねニヤニヤ ここでは施設建設に至りました経緯の説明を縷々、受けます。当該施設のあるこの地域は、かつては大河川の利根川や荒川がたびたび流路を変え昔から浸水被害を及ぼしていた地域。この一帯、旧大宮市(現さいたま市大宮区)から茨城県五霞町にかけての両大河川に挟まれた中川・綾瀬川流域には中小5つの河川があるのですが、水がたまりやすい皿のような地形になっており、さらに河川の勾配が緩やかなため、溜まった水が流れにくいという特徴があり、ひとたび大雨に見舞われると実際に洪水を発生させたことも多々あるばかりでなく、溢水危険の水位が続いていたのです…なる説明をパネルを見ながら受けました。

そして、この氾濫危険地帯に5つの立て坑を設置し、立て坑と立て坑を結ぶ地底に水路を造りました。これが6.3kmに及ぶ地下放水路「彩龍川」なのです。各立て坑は、中川・綾瀬川流域にある中小の小河川脇に設置され、これらの川から溢水する水を落とし込み、一番東側に位置する第一立て坑に集めます。そして第一立て坑からあふれた大量の水を調圧水槽(地下神殿)に一旦、溜めた後に大型ポンプで汲み出すのが江戸川右岸に隣接している庄和排水機場の役割り。そして、ここに集めた大量の水はここから江戸川へと排出されるのです。ちなみに調圧水槽にため込める水は地下水路「彩龍川」を含めて67万㎥ 東京ドームの半分程ですが、次から次へと流れ来る水を調圧水槽経由「庄和排水機場」のポンプをフル回転させ休むことなく江戸川へと排出、例えば昨年の台風19号の場合ではなんと東京ドーム14杯(50mプール換算だと7673杯)分の水量を僅か数時間のうちに江戸川に放出したのだそうですびっくり

中川・綾瀬川流域にある中小河川から溢水する恐れのある水を各立て坑に集め、庄和排水機場(調圧水槽=地下神殿)へと送り、江戸川に放出する流れのイメージ図です👇

で、大量の水量を放出された江戸川はこんな感じになるのですが、これは首都圏外郭放水路から放出されたからだけではなく、もっと上流の利根川流域に降りそそいだ大量の雨が江戸川下流域(千葉県松戸市)の河川敷を水没させるのです(参考写真 これは9月の台風15号の後です)。この時、松戸の江戸川河川敷のゴルフ場は水没しましたし、開花が近かったコスモス畑も水没(>_<) さらには松戸市を代表する観光名所の基点でもあります「矢切の渡し」の船着き場の桟橋は流されましたので(令和2年のお正月には無事、復旧し対岸の葛飾柴又「帝釈天」への参拝ルートは復活です(^^)v)経済的損失も決して小さくはないのですが、何よりも人命を失う被害を防いだことは素晴らしいことです照れ

 

では、第一立て坑見学に向けて出発です(^^)v

ぞろぞろと立て坑に入るツアー参加者の皆さん(^^)/

振り返ると、彼方の建物が庄和排水機場。つまり、この第一立て坑入り口から、前方に見える庄和排水機場までの、サッカーグラウンドにして何面も取れる芝生グランドが広がる、この広大な部分の地下に調圧水槽、即ち地下神殿が広がるのです(^^)v ちなみに春日部市はこの広場も多目的広場としてきちんと有効活用しています(^^)/しかもなんと無料ですびっくりhttp://www.city.kasukabe.lg.jp/shisetsu-annai/category_search/kouen/hosuiro-g.html

御覧の通り大きな水たまりが出現していますニヤニヤ この日は大雨でして、この「首都圏外郭放水路」がある場所は関東南部に近いのできっとかなりの降水があったのでしょう、が、雨男のchuが参加したこの日のバスツアーは晴れこそ見られませんでしたが、雨は最小限に抑えられましたのは嬉しい誤算でしたニコニコ だって、あの場所からここまで歩くとして大雨でしたら、ここでこうして呑気にカメラしてられませんから、ねウインク

こちらが第一立て坑内部です。ツアーの見学場所は、第一立て坑のこの部分まで(見学時間は1時間コース)ですが、立て坑の最深部まで行くものもあるようです。各コースは☞https://www.gaikaku.jp/course/


で、クラブツーリズムのツアーに組み込まれているのは“気軽に地下神殿”の60分、1000円コースですグラサン 第一立て坑の大きさは直径30m、高さ(深さ)は72m。この第一立て坑の底辺部分には第五立て坑から、第四、三、二の立て坑から収集した水が6.3kmの地下放水路(彩龍川)を通り最終的にこちらに集まります。で、大量の水がここに集まるので当然水位は上がるのですが、写真の黄色囲みした部分で調圧水槽(地下神殿)へと送り出されます。そして地下神殿に集められた大量の水は庄和排水機場へと送り込まれ、次から次へと巨大なポンプを用いて汲み上げた後、江戸川へと放出されるのです。

第一立て坑の大きさを他の著名な構造物と比較してみるとこんな感じです(^^)/ 以下の3枚の写真はオフィシャルHPからお借りしました。

そして、地下水路(彩龍川)から立て坑に水が流れ込む様子👇

調圧水槽(地下神殿)に水がたまった時の様子。多量の雨水をため込んでいる時はもっと水位があがることでしょう(石柱の上部についているラインがその証左です)

第一立て坑の底の部分…地下放水路(彩龍川)は70m下にあります。目が眩むほどでして、高所恐怖症の方は、覗き込むのはやめた方がいいかもです滝汗

そしていよいよ調圧水槽(地下神殿)へと移動します。

長い階段をおりますが…おぉびっくり これが噂の地下神殿!! 調圧水槽です(^^)v 地下トンネル(彩龍川)から送り込まれてきた大量の水の勢いを弱め、江戸川に放出するための地下22メートルに造られた長さ177m、幅78m、高さ18mの巨大な地下水槽。ポンプ運転を安定して行うための役割りと、緊急停止時に発生する急激な水圧の変化の調整を行う役割を併せ持つそうです。この地下水槽内には長さ7m、幅2m、高さ18m、重さ500t柱が59本もあり水槽の天井を支えているようで、このことから地下神殿とも言われる光景を生み出しているのです照れ

調圧水槽内のカメラ撮影は自由なのですが、この広い中を自由に歩き回れるわけではなく、立ち入りが許されているのは50メートルプールくらいの大きさ部分のみ。ですが、立ちいれることの出来るエリアの先端まで進み、無人の部分を撮影すると、それは正に巨大な地下神殿となるのです。chuは古代ギリシャの神殿を見たこと等、もちろんないのですが爆笑決して見劣りすることのない構造物だと思いますよウインク

こちらは調圧水槽から第一立て坑を見た図。ピンク色の囲み部分が先ほど、chuたちがいた場所です。

第一立て坑に流れ込んだ大量の水は、この黄色の部分の取水口から調圧水槽(地下神殿)へと流れ込みます。その後巨大なポンプにより汲み上げられ江戸川に放出されますので第一立て坑が溢れることはありません。また、先ほどの第一立て坑を見学したピンク色に丸囲みしました場所まで水位が上がることはありません。この巨大な調圧水槽の入り口から水が手前へと流れ込むのです。

参考までに重複しますが、第一立て坑の見学場所から調圧水槽の入り口が黄色で囲んだ部分です👇

そして地下神殿は一定の水位まで水没するのですが、そこは最大量を貯めこまないようちゃんと設備があります。おわかり頂けるでしょうか、安全を考慮しこの調圧水槽に溜めこめる水量は石柱の上部1/4くらいまでがリミットのようです。ですのでこの調圧水槽が満タンになる前にポンプでどんどん汲み上げて江戸川へと放出するのです。そして当然、江戸川本体の堤防決壊が起きぬよう江戸川流域の国土交通省江戸川河川事務所では細心の注意を払われているのです。そりゃそうでしょう、大量の水を江戸川に放出したとして、下流域の江戸川堤防が決壊などしようものなら千葉県、東京の江戸川流域の各自治体(chuの地元の松戸市を始め千葉県市川市、浦安市、東京都葛飾区、江戸川区など)には甚大な被害が出てしまいますからね叫びドクロ

ではしばし、地下神殿を御鑑賞下さいウインク

フラッシュ撮影するとこうなりますので、フラッシュを焚かずに、かつ三脚は利用していないので、大谷資料館同様、ここでもめいっぱい踏ん張って筋肉カメラOKニコニコ

オレンジ色で囲みました部分が上から釣り下がる昇降機となっていて、重機を搬入する場合はこちらから出し入れすることになるようです。

そして最後は見学を終え、皆さんが集合した時の写真です。昨年秋、何度も首都圏を襲いました雨台風、この年は平均の年稼働回数を越えていての大活躍!!だったそうですニコニコ そして今までの行政の発想では決して公開されることのなかったこの手の施設ですが、こうした施設は実は国民の税金が投入され公共財。納税者である私たちがその使われ方を検証するのは当然と言えば当然なのですが、実は中々実態が見え難いのが大部分です。ですが“公共施設を観光資源に(^^)/”で始まりましたインフラツーリズム、素晴らしいぢゃあないですか、大賛成です爆  笑照れ

以上、初めて参加させて頂きました日帰りのバスツアーの御紹介でした(^^)/ 今回はクラブツーリズムさんの「案内人付きで行く 巨大な二つの地下神殿を巡るバスツアー」でお金は9900円なり。そして詳細なような、でも大雑把な爆笑この日のパフォーマンスの検証をさせて頂きますと、大谷資料館入場料が1000円、「玄氣いなり」の弁当500円、首都圏外郭放水路のお手軽見学コースが1000円、松が峰教会と出流原弁天池の見学は無料…あとは往復のガソリン代と高速料金ですが、総移動総距離は300km ガソリン代換算は27リットル消費で3720円、高速代は概算往復(東京外環三郷南~宇都宮IC  鹿沼~佐野田沼IC  佐野田沼~圏央道幸手IC)で6820円。と言うことは合計で13040円となりますので、一人で行くのであればバスツアーの方がお得になります(この日のツアーは40人以上が参加した満員御礼のツアーでして、入場料は団体割引が適用されているでしょうから、クラブツーリズム社の利幅は結構、大きかったと推察いたしますウインク)。が、二人以上で行くのであればやはりマイカーで行く方がお得ということがわかりました。次回以降、クラブツーリズムさんのバスツアーを利用するのかと言いますと、判断は極めて難しいところですがグラサン、ツアーを主催する会社を問わず、南房総の海鮮食事処での食べ放題とお土産がついているようなツアーがあれば、また参加したく思います。あ、但し自宅からなるべく近いところ発着のコースに限りますがウインク