さて、「ドラゴンドラ」を降りたこの地点の標高は1346m。上に上がった時に寒かったら嫌なので、ライトダウンを持参したのですが、この日は太陽が燦々と輝きとっても暖かい
そしてchuが降り立ちましたこちらは田代ゲレンデの一角であります(^^)/(左端の黒で丸囲みしたあたりが現在地です)
この苗場エリアには、今回chuが最初に立ち寄りました「苗場スキー場」と、そして国道17号線沿いに北に向かって「田代」、さらにその北に「みつまたかぐら」の各ゲレンデが続いています。しかし、まだchuが若かりし頃には「ドラゴンドラ」はありませんでしたから、「苗場」と「みつまたかぐら」のゲレンデとはつながってはおらず、同日に互いのゲレンデを行き来することは出来ませんでした。それを可能にしたのが「ドラゴンドラ」ですから、凄いことをしてくれたのです そして今回、往路は関越自動車道は群馬県の月夜野ICで降り、国道17号線を北上し三国トンネルを潜り新潟県入りしたのですが、その昔はGWなどには三俣からゴンドラに乗ってゲレンデ・インしていた頃は関越道をそのまま新潟方面に向かって走り続け、かつては自動車トンネル史上、最長の長さを誇った「関越トンネル(11,000m)を潜り湯沢ICから国道17号を南下したものでした。そしてこの「田代ゲレンデ」は「苗場」と「みつまたかぐら」のちょうど中間地点的な場所にあります。☝の看板が、「田代」「かぐら」「みつまた」の各ゲレンデを説明しているのですが、ちょいと見え難いですね(^^ゞ…ってんで、「かぐらみつまた」オフィシャルサイトをリンクさせて頂きましょう(^^)/ もうすぐ、あとちっとでSeason IN☞https://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/winter/
そしてこの日の散策エリアがこちら👇「たしろ高原お散歩コース」とベタなネーミングですが景色はいいです
“ん ビュースポットと書かれているところに行くには…(楽して、で)” さらに標高の高い場所へと向かいます。ここでは「パノラマリフト」を使っちゃいました chuが購入したチケットは「ドラゴンドラ・田代ロープウェイ」利用可の共通券ですので、このパノラマリフトは別料金で片道800円。しかし長さ902mで終点の標高は1474mとさらに高いところにあります。ここを歩いたら大汗かいちゃうところ そしてこのリフト、往復券だと1200円ですが購入したのは片道分のみ。下りは楽チンですから、高原散策を楽しまないはありませんw
こんな感じでぐんぐんと高度を上げます。比較的新しいタイプのクワッドリフトですので速度も速いさらに、ゴンドラと違って外気に直接触れるので、とっても爽やかさん(^^)/
この時間帯、西側の苗場山のほうには少しばかり、雲がかかっていましたが…
白樺林の中をぐんぐん進みます(^^)/速度は体感的に時速10kmちょいくらいかな(全長902mで所要時間が約5分だからビンゴですね(^^)/)
ゴンドラと違いアクリル板の遮りがないので、より自然を感じられます。が、真冬だったら寒いことでしょう
終点が見えてきました。
振り返れば、こちらは上州の峰々。
そして、終点 本日のハイクの最高到達地点(1474m)
降り立ったすぐ脇にはベンチなどが置かれている展望デッキがありました。北側に見えているのは田代湖。
エメラルドグリーンの湖面がとても美しい
正面左手が日本百名山の一つ、苗場山(2145m) そして右は神楽ケ峰(2029m)。苗場山の山頂部にだけちょうど雲がかかっています(>_<)
その苗場山に向かうであろう登山者の方々。ゲレンデのちょうど中央部分を登っていきます。いってらっしゃい!お気をつけて
このパノラマリフト、正式名称は「田代第二高速リフト」と言うようで、ここから東西を眺めると、居ながらにして2000メートル級の山が見渡せちゃうのです(^^)/ ☝の苗場山などは、リフトの終点から西の方角です。
そして、リフト乗車中は背にして来ました東の方角には三国山脈の面々が鎮座していました
日本百名山の谷川岳(1977m)も真正面に見えています👇 そして左側の丸囲みしたところが田代ロープウェイの山頂駅。今からあそこを目指すのです(^^)v
ゲレンデの、このあたりの紅葉は大分、落葉していますがそれでもススキなんか、とってもいい感じですね
このあたりのゲレンデは傾斜もさほどきつくはなく、恐らく初級コース。でも、リフトを使わずに上がってくるとしたら大変だ すると、「ドラゴンドラ」の山頂駅が見えたところで傾斜がきつくなりました。ここは多分、中級コース。
「ドラゴンドラ」を降りてパノラマリフトに乗らない方は何とかこの辺りまで上がってきていましたが、皆さん、とっても大変そうで、この傾斜を登ったところでギブアップ あちらこちらから“もう、無理ぃ”なる悲鳴にも似た声が聞こえてきましたよ
chuは、このゲレンデを降りてきただけなのでとっても楽ちん&NiceViewにも触れることが出来て大満足 別料金でしたが片道800円のコスパは最高 リフトの終点からしぃの、Niceな景色にしながらぁの、ゆっくり歩いて来て30分くらいパノラマリフト作戦、大正解でした(^^)v
それでは、「田代ロープウェイ」山頂駅を目指してGO
おぉ 苗場山の山頂にかかっていた雲も消えていますね(^^)v いがったいがった、あの登山者の方々はまだ山頂には到着していないでしょうが、なんとか快晴に近い天気 続いてくれるといいですね
正面に苗場山と神楽ヶ峰。右下にはエメラルドグリーンの湖水を湛える田代湖
ところで「ドラゴンドラ」の山頂駅から「田代ロープウェイ」の山頂駅まで歩くこのコース、「田代ロープウェイ」の山頂駅は標高が1413mにあり(「ドラゴンドラ」の山頂駅は1346m)、しかも歩行距離自体は短いので、ちょっと傾斜が急な山道…ではないのですが、かなり急な坂道になります。そしてこの急な坂道は自動車も通れる傾斜なのですが、時間&距離を短縮するためにショートカットする道もあり、chuはそこを通りました。そのルートはゲレンデ上なのですが「田代ロープウェイ」山頂駅直下のゲレンデはかなりの傾斜がありますので上級コースと見ました。歩いた時間は15分強でしたがたっぷりとを掻きました
写真ぢゃわかり難いかもですが、30度近くはありそう
そしてやっとこさ辿り着いた「田代ロープウェイ」山頂駅。既に麓に降りるお客さんも長蛇の列に
ピンクで丸囲みしましたのが山麓駅。全長2175mを約10分で行き来します。先ほど乗車しました「ドラゴンドラ」はゴンドラですが、「田代ロープウェイ」は紛れもなく、れっきとしたロープウェイです “う~ん、ロープウェイとゴンドラの違いって、イマイチよく分からないなぁ(^^ゞ”という方のために☞https://lowch.com/archives/10128
こちらのサイト、写真入りでとてもわかりやすく解説されていましたのでリンクさせて頂きました。どうもありがとうございました。以下、リンクさせて頂きました文章中から明瞭かつ簡潔に説明されている部分を引用させて頂きます。
~このうち「ロープウェイ」は、輸送用機器を支持するロープ(支索)と、牽引するロープ(曳索)が別になった複線のものをいいます。レールの役割をする太いワイヤロープに、車輪のついたハンガー部が引っ掛かっており、細いワイヤーロープで引っ張って動きます~
~一方、「ゴンドラリフト」は、輸送用機器を支持するロープ(支索)と、牽引するロープ(曳索)が1本の単線のものをいいます。一本のワイヤロープに固定された輸送用機器が、ワイヤロープごと動きます~
ほら、田代ロープウェイには2本のロープがあるのにドラゴンドラは1本のみです。
そしてここからは、谷川連峰が見事に見えていますズバリ真正面でしょう
この三国山脈も、前回の旅で御紹介した福島県の安達太良山系と同じく、太平洋と日本海に注ぐ河川の分水嶺なのでした しかしいい天気ですね嬉しくなります
定員いっぱいのお客さんを乗せた箱が山麓駅に向かって降りていきます。
そしてちょうど中間地点で、麓から上がってくる箱とすれ違います。なんでもこの田代ロープウェイ、ほんの一瞬ではありますが、地面から“日本一の瞬間地上高230m”というロープウェイらしいです ま、その一瞬の絶景をご覧になれる方は窓側のポジションを確保できた方のみで、ほとんどの皆さんは吊革につかまり外の景色は見えない地下鉄風景なのですね
そして麓から来た箱が山頂駅に近付いてきました。駅についちゃうと、大量の方がこのエリアにどばっと降り立たれることになるので(なんと定員は91名です)、一足先にここを離脱します。この素晴らしい景色は瞼に十分、焼き付けましたので(^^)v
ロープウェイ山頂駅へはかなりの傾斜の道を直登しましたが、帰りは散策しながらドラゴンドラ山頂駅へと向かうことにしましょう エメラルドグリーンに輝く田代湖。その向こうには幾つものゲレンデのコースが見えています。あと1か月もすれば、ここは白銀の世界になるのですねこれ、即ち、chuの季節到来でもあるのです
苗場山&神楽ヶ峰 雲も切れて快晴です 良かった良かった
深まり行く秋を感じる、田代高原の一コマです
ここは「ドラゴンドラ」山頂駅前の広場。あさイチに近かった先ほどとは異なり随分と人がいらっしゃること この方たちは今から周辺を散策されるのですから、ドラゴンドラで降りるにせよ、田代ロープウェイで降りるにせよ、今から1時間30分後は相当混雑することでしょう。さらに、まだこれから上がってくる方もいらっしゃいますからね
そして、chuはこの後再び「ドラゴンドラ」に乗り機上の人ならぬゴンドラ内の人になるのでした 空中散歩編 その2(^^)/に続きます