啓蟄も過ぎ、春はもうそこまで(^^♪ と、申しましてもまだまた寒い(>_<)
と言うか、暖かくなったり寒が戻ったり、天候も不順…春先の「三寒四温」の様相を呈して参りました首都圏です。そんな中、TV局のお天気案内や旅番組などでは“ひと足早い春です”って感じで千葉県の房総半島南部一帯の総称であります「南房総」を訪れます。この南房総地区、東京駅から内房線を使えば拠点の「館山」駅には2時間半程度で到着します。また、「東京湾アクアライン」を使えば渋滞が多発します市川市~千葉市の千葉県湾岸部を通らずに都心との往復が可能。南房総は、イメージとしては遠いのですが実際は日帰りも十分可能な場所なのです。 chuは千葉県民(松戸市民)ですので勿論日帰りが可能なんですよ(^^♪ で、毎年、“ひと足早い春”を求めて車を転がしてまいります(^^♪
ところで千葉県の道路事情は最悪(>_<)とてもとても渋滞が酷いんです。特に船橋~千葉市近郊。また、千葉県南部と東部に通じる高速道路は全て千葉市に集中し分岐しているため、往路も復路も、タイムリーな時間には常に渋滞しています(>_<) で、これを避けるためには… 「ぶらり 紅葉 花貫渓谷」編でも披露しましたが、時間差攻撃しかありません。特に夏場は、千葉市を午前5時前に通過しなきゃです。けど、この時間に千葉市を通過してしまいますと、今度は逆に現地に早く到着しすぎてしまいます(^^ゞ で、時間調整を兼ねましてchuは「館山自動車道」の「姉崎袖ヶ浦IC」で高速を降ります。ここから国道410号線で南下して参りますが、この国道、今でこそ君津市と鴨川市の境界を「君鴨トンネル」 で通過するのですが、かつては1車線(片側1車線ではではありませんよぉ。1台しか通れない道幅の道路す)のみの正に山道。とても千葉県とは思えない秘境の峠越えを経験できたため私のとても好きなルート。そして今はトンネルで越えてしまいますので旧道は通行止めになりましたが、その遺構は残っておりノスタルジーを感じつつ、“新道”を通るのですが、しかし、標高差がありますので、トンネルを抜けると一気に鴨川市の長狭地区へと滑り落ちます。この感覚、快感です(^^♪ 410号線と、外房の鴨川と内房の保田を結びます「長狭街道」が交差します十字路を右折し、しばらく行きまして左折しくねくねと快適な山道を登りましたところが東京から一番近い棚田としてとても有名な「大山千枚田」。観光シーズンの休日にはたくさんの方々が訪れていることと思われます。chuは人混みが、ましてこんな風光明媚な場所での人垣が嫌いですので、いつもは平日に訪れます。
どうですか、この風景。心がとても温かくなりますね(^^♪ ぽかぽかとした陽だまりの中、あたしゃ、このような景色を一日中見ていても飽きませんよ(^^♪
標高90 - 150m、面積4ヘクタールの斜面、東西600mにわたって375枚の棚田が連なっている。1999年 (平成 11年)に農林水産省 の日本の棚田百選 に認定されており、文化庁 の文化的景観 の保存・活用事業の対象地域にもなっている。
山岳地に位置することで耕地整理が遅れたために棚田が形成された。日本で唯一雨水のみで耕作を行っている天水田 である[1] 。
毎年秋には、「棚田の夜祭」と題し、3,000本のたいまつがともされる。
2010年 10月28日 には、天皇皇后夫妻 が視察した[2] 。(Wikipediaから転載させて頂きました)
TPP(環太平洋経済連携協定)という交渉事が大詰めを迎えております。日本の農業は守れるのか、という瀬戸際ですが、米国のような大規模農業と対峙し日本の小規模の農業ではコスト的にとても太刀打ち出来ない(>_<)というのが大方の見方。ましてやこの棚田、農業機械を入れてぱぱっとやるのには全くもって向いていません。ので、TPPが発効しました後にはこうした棚田で作られる作物は非効率以外の何物でもないのです(-.-) しかし、では、“非効率だからやめよう”と、簡単に言っていいのでしょうか?アメリカンナイズされました、競争原理を第一に主張されます一部のエコノミストの方々には無駄の象徴に見えるこうした棚田は、非効率極まりない日本農業の縮図と映ることでしょう。が、所謂、農水族が訴える「保水・保田」のためにはこうした非効率のものでも必要、との訴えは、確かに合理的な論理ではないのかもしれません。しかし、建国240年の米国と、2000年もの歴史を持つわが日本国。先人は、こうした光景に慣れ親しみ脈々と日本人の心を伝承してきていたのではないでしょうか?
chuは簡単に、こうした風景をなくしてしまう道筋を辿っていいとは思いません(廻りくどい言い方で恐縮です)。日本国民に大きな&安定した安寧を維持するのは政治の責務ですが、その保たれるべく“程度”は個々人により考え方がそ
れぞれ異なるのは当然です。私は…“中の中”(私がchuだからぢゃないですよ(^^♪)がいいです。“一億総中流時代”と言われました終戦から昭和の後半の時代…。そんな風景が、ここ「大山千枚田」にはあるのです。この景色を見て“あぁ 落ち着くなぁ”と思うか、それとも“なんて退屈だ それに非効率じゃないか”と第一印象で感じることが、“これからの日本はどうあるべきか?”と考えるにつき、自分自身の心の中で志向するメルクマールとなるのではないかと思っています。
ある著名なエコノミストにして大学教授は“何故、日本にはビルゲイツやマイ
ケルジョーダンがいないのか、それはこの国(日本国)に極度の平等主義がはびこっているからだ”との意見をTVや雑誌等、メディアを通じまして聞いたことがあります。多分、彼はこの棚田をご覧になり間違いなくNoと言うことでしょう。
そしてchuは…この風景を守っていきたいです。そうすることで、たとえ今の最先進国の文明からやや、遅れをとるとしてでも…です。
「日本国」は少子高齢化が加速し、人口減少によるダウンサイズリスクは最早避けようがありません。この現実をきちっと認識し、そうした明日に対する心構えをする…。そのようなことを考えさせてくれる場を与えてくれます首都圏から最も近い棚田、「大山千枚田」。普段、あまり“難しい( ̄ー ̄)”ことを考えるのは苦手なchuなのですが、ここに来るといつも、かのエコノミストの言葉がなぜか思い出されてしまうのです。
もう少ししますと田植えが始まりますね。この光景を何としても後世まで伝えていくのが、今を生きる私たちの責務ではないかと、私は確信しています(^^)v








