さて、いよいよ出航です(^^♪ H旅行社主催の「トラピックス」は満員!そして、私たちが乗る「東京湾クルージング」社主催の12:00便はご覧のとおり…ちょいと社長さん、大丈夫なの(^^;)と心配しちゃうほどですが、前述のとおり、陽気のいい季節はいつも満員らしいです。閑散期にもかかわらず、定期便を運航してくださる「(株)東京湾クルージング」社さんに、いいね!!(^^)!と「あっぱれ」を(^^)/
両便とも12:00ちょうどの出航。H交通社便は神田川クルーズのようで、日本橋川を神田川方向に直進して行きますので、ここでお別れです。
今、私たちがいる川面は日本橋川。この界隈は、小さな河川がたくさんあり、それぞれに名称があるのですがとても全部記憶しきれませんでした(>_<)
神田川は、武蔵野市吉祥寺にあります「井の頭公園」をその水源として杉並区、中野区、新宿区、千代田区をとおり隅田川に抜ける河川。私の時代で「神田川」というと、南こうせつとかぐや姫の「神田川」、日本テレビ系「俺たちの旅」(中村雅俊、津坂まさあき、田中健のトリプル主演)で3人が共同生活していた「いろは食堂」脇を流れていた川。この番組は未だに記憶に残る名作で正に私の青春の1ページを綴ったドラマ。そして劇中、重要なシーンではいつも登場していたのです。そして、水源地でもある「井の頭公園」。学校が近かったため、授業が終わった後や空き時間などによく友人とふらふらしたことも思い出されます。
離岸しました!私たちのコースは「日本橋・東京港めぐり」ですので、日本橋川を東方向の下流へと進むのですが、舟の方向転換も兼ねて、いったん「日本橋」をくぐります。今まで何百回ではきかない程、徒歩や車で「日本橋」を渡ってはおりますが舟でくぐりますのは生まれて初めて!(^^)!
ちょうど橋の裏側にごつごつとした部分が残ります。これは大正時代に発生しました「関東大震災」時に、日本橋川に係留されていました船舶に火が類焼し、橋の下で高熱を発し延々と燃え続けたことにより頑強な構造物をも変形させてしまった跡とのことでした。
橋の欄干には「麒麟」と「獅子」をモチーフにしたブロンズ像があります。その全容は、歩道からよりこのように下から見上げた方がよく見えるとのことでした。「日本橋」と「麒麟」「獅子」との関係は
『陰陽五行説で四方を守る四神(青竜・玄武・白虎・朱雀)はメジャーなんでよく知られてますが、この四神を奉る根幹にある土王説という考えでは中央に土が配置されそれに当たる神獣が黄竜もしくは麒麟であるのが一般的です。なので、日本の中央の基点に麒麟が配されているのでしょうね』
(出典 Yahoo知恵袋 2012.1.23 namanikudonさんがベストアンサーに選ばれました御回答を寄せておられましたのでここに引用させて頂いております)
とのことです。それがこの写真。そう言えば、日本橋を渡りましたところにあります日本一の老舗百貨店「三越日本橋本店」には「ライオン口」という伝統あるエントランスがあることも、この故事と関係があるのでしょう(^^♪
そして舟はいよいよ、隅田川、東京湾に向けて進路を東に進みます。頭上には首都高速環状線。このちょっと先が首都高速渋滞の「江戸橋ジャンクション」。都心環状線と6号向島線との合流ポイントで終日渋滞しており交通情報を聴いていますと必ず耳にする名前です。なお、この日本橋川は、文京区小石川で神田川から分岐し中央区永代橋西で隅田川に注ぎます全長4.8キロの河川ですが、そのうちの4.3キロ部分は頭上に高速道路が通っているため殆ど太陽が見えません(>_<) この江戸橋ジャンクションを越えると500mほどですが隅田川に合流するところまで“江戸風情”の景観を眺めることが出来るのです!(^^)!
このあとも、まだまだ続きます!(^^)!





