こんにちは。高橋ゆりこです。
東大教授で脳科学者の池谷裕二先生の講演会
『潜在意識を脳科学で解く』
先生の講演で心に響いたことをシェアしています(^^)
前回までの記事
前回、悪さをするのは「身体性ストレス」で、「精神性ストレス」はまぼろしである。
ということをシェアしました。
身体性ストレスは、意識では認識できていませんが、血液検査をするとすぐに分かるそうです。
ストレス反応を起こすと、副腎皮質がストレスホルモンを一気に身体中に放出します。
このストレスホルモンが多すぎると、神経が死んじゃうそうです。
シナプスの機能がすぐに衰えるんだそうです。
物理的に本当に悪いんだそうです。
池谷先生が、「ストレスホルモンを点滴する」という実験を紹介してくださいました。
実験の内容はとてもシンプル。
A群、B群ともに、ストレスホルモンを同量・同時間 点滴します。
ただし、B群にだけはナースコールを渡し、
「万が一しんどくなったらいつでもこのボタンを押してください。すぐに実験を中止することができます」
と伝えておきます。
すると結果は、
B群でボタンを押さずに最後まで点滴し終わった人は、
A群で最後まで点滴し終わった人と比べて、
ストレスホルモン値が8割減していた!
すごくないですか?
A群もB群も、同じ量、同じ時間、点滴している。
ボタンがある以外はすべて同じ条件なのです。
「ボタンを押したらいつでもやめられるんだ」
という安心感・逃げ場があると、
ストレスホルモン値がこんなにも下がる。
すごい!!!
ストレスホルモンを点滴で体内に人工的に投与されたとしても、
「逃げ場」があればストレスホルモン値を下げることができる。
要するに、
一番怖いストレスは、「逃げられない。」という状態なのです。
「いつでも逃げられる」と思っていれば、ストレスがストレスではなくなるんですね。
「ストレス発散法を持っている」と自分で知っている。
ということが、とても重要ということです。
ストレスを発散する必要はありません。
だって、
ボタンを押さなくてもストレスホルモン値は下がるのだから。
ボタンを押しても押さなくてもいい。
自分には選択肢があるということが、とても重要なんですね。
「自分で選ぶという意識」が如何に重要か、これまでも何度もお伝えしてきました。
私が自分の実体験の中で散々実験検証して確信をもっていたことではありますが、脳科学でも証明されていることなんですね~。
嬉しい!!!
ストレス解消と言われてるものって、色々ありますよね。
休日にゴルフ。
お酒を飲む。
カラオケ行く。
エステ行く。
買い物する。
旅行に行く。
これらは、ストレス解消って言われてるけど、
ゴルフもカラオケも旅行も疲れますよね。
スコア悪かったら、めちゃストレスたまるし。
お酒は飲んだら、確実に身体にダメージあります。
エステや買い物は気持ちいいけど、お金が減ることでストレス感じたり?(笑)
要するに、
これをすると体内のストレスホルモン値が減少する。
なんてものは、存在しないんですね。
「週末になったらゴルフができる!」と思ってること自体がストレス発散なんです。
ゴルフに行くか、行かないか、それはどちらでもいい。
逆に考えると、一番怖いのは「逃げ場がない」という状態。
「逃げ場がない」という状態は、
身体にものすごくストレスホルモンを溜めてしまいます。
この状態が続けば、
神経がどんどん死に、シナプスがどんどん衰えていく。
果ては、精神を病むか、身体を病むか。
常に自分の中に逃げ道を必ず作っておく。
ということは、快適な人生を送る上でとても重要なことなんです。
ストレスが少ないと、日々の日常が快適に過ごせます。
ストレスにエネルギーを奪われなくなるので、
自分のために注げるエネルギーが増えます。
結果、めっちゃプラスが増えて豊かになります。
いいことづくめ!
逃げ場持ってますか?
なかったら、今すぐ作りましょう!!!
私の場合は、ビールですよん。
時に飲みすぎて、めっちゃ二日酔いになるときもあるけど(笑)
「あー。夜になったらビールを飲むぞ!」
と思うだけで、幸せな気持ちになりますもん。
考えてみれば、
実際に飲んでるときより、
この妄想をしているときの方が幸せ感じてる。
なるほど、そういうことかぁ~。
これこそがストレス解消か。
脳科学って、めっちゃ面白~い!!!
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