愛するより信じる覚悟。 | 悩みの根源を成仏させる地に足着いた心理学。

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心理学・森羅万象を創る正負の法則・量子力学をもとに、起きている現実から認知の歪みを紐解き、新時代を思い通りに生きる地に足着いた方法を提案します。

こんにちは。高橋ゆりこです。

 

相変わらず、カホコロス中でございます~。

 

 

「過保護のカホコ」最終回で、

 

わたしの心に残ったシーンやセリフがたっくさんありました。

 

 

わたしにとって、「愛すること」は長きにわたるテーマです。

 

 

そんなわたしの心にとても響いたのは、

 

カホコのママがはじめくんに言ったこの言葉です。

 

写真はwebからお借りしました。

 

 

「カホコとママは一生縁なんか切れない。

 

でも、あなたはどう?

 

あなた無駄にさわやかで、無駄に良いこと言うから、

 

結婚しても他の女に色目使うんじゃないの?

 

あなたピカソを超えるとか言っているらしいけど、

 

それって、ピカソより沢山愛人を持つってこと?

 

調べたけど、ピカソって結構女とっかえひっかえしてるから。

 

あたしが聞きたいのは、

 

あたし以上に、カホコを幸せにする覚悟があるかどうかよ。

 

あたしは、長くて辛い不妊治療の末、死ぬ思いでこの子を産んだの。

 

だからこれから、カホコにどんな苦労や間違いがあっても、

 

知らん顔出来ないの。

 

あなたは、離婚したら他人になれるけど、

 

わたしは、カホコの人生に一生責任を負って行かなくちゃいけないの。

 

でも、あなたはどうなの?

 

あなたに何ができるの?

 

あなたはせいぜい愛するだけでしょ?

 

 

カホコのママは、この言葉をはじめくんに言いながら、

 

自分に言い聞かせていたのだと思うのです。

 

 

5話で、カホコのママは、ばあばからこんなことを言われました。

 

「子育てで後悔しない母親なんていないわよ。

 

わたしだって色々なことしてあげればよかったって散々思うし。

 

でもね。最後は覚悟を決めるしかないわよ。

 

たとえ子どもが転んでも、立ち上がると信じて。

 

愛するより。信じる方が難しいんだから。」

 

 

愛は、

 

いろんな形、色んな表現、色んな行動で表すことができます。

 

 

依存も、束縛も、過干渉も、放任も、信頼も、

 

元にあるのは「愛」です。

 

 

カホコのママは、

 

愛する=すべての危険から娘を守る

 

と信じて、娘に対して愛を注いできました。

 

 

娘に降りかかるであろう、危険を排除するために、

 

先回りして、娘のために、何でもしてきました。

 

 

そして、カホコのママの、その強い愛からの行動が、

 

カホコとカホコのママの間に強い依存関係を作り、

 

カホコから、考える力と行動する力を奪っていました。

 

 

でも、ばあばから、

 

 

「愛するより、信じることの方が難しい。」

 

 

と投げかけられてから、カホコのママは、

 

自分の娘に対する愛の形を、

 

娘の自立に向けて、必死に試行錯誤してきた。

 

 

だからこそ、自分の腹を割ってカホコへの思いを伝え、

 

カホコの一生を自分と同じくらい背負っていく覚悟があるのか?

 

その覚悟があるのかを、はじめくんに問うた。

 

 

ピカソの女癖の悪さまで調べた(笑)

 

 

かつての自分のように、

 

ただ愛するだけで、カホコの可能性を奪うのではなく、

 

信じて、共に生きて幸せになる覚悟があるのかと。

 

はじめくんに、本気で問うたのだ。

 

 

そんな、カホコのママの、本気の問いかけに対して、

 

おれ、いま、怖くてここから逃げ出したいです。

 

でも逃げません。

 

カホコさんと離れたくないから。

 

カホコさんの家族になりたいから。

 

どんなときでも彼女のそばにいて、この手を離さないで、

 

いつかお母さんに認めてもらえるように、

 

歯食いしばってがんばりますから!

 

 

と、はじめくんは自分の覚悟を宣言しました。

 

 

カホコのママは、そんなはじめくんの覚悟を見て、

 

自分も覚悟を決めたのです。

 

 

カホコはこの先、色んな苦労を沢山するだろうけれど、

 

どんなことがあっても、きっと立ち上がると信じよう。

 

きっと幸せになると信じよう。

 

 

ばあばに言われたように。

 

子どもを信じようと覚悟を決めたのだ。

 

 

「じゃ、勝手にすれば」

 

という、突き放した言い方でしか表現できなかったけど、

 

カホコとはじめくんの結婚を、認めました。

 

 

カホコのママの覚悟は、

 

カホコのために、なりふり構わず指輪を追いかける姿と、

 

必死で掴んだばあばの指輪を、カホコに届けたときの言葉。

 

ここに、すべてが表現されていました。

 

カホコ。

 

今まで、パパやママをいっぱい幸せにしてくれてありがとう。

 

今までみたいに、ずっとカホコの手を握っていたいけど、

 

これからは、はじめくんと一緒に生きて、

 

ここにいるみんなや、これから出会う人を、

 

いっぱい幸せにしてあげなさい。

 

カホコは、みんなの心のドアを開ける鍵を持ってるから

 

 

 

カホコのママが、初めて、はじめくんのことを、

 

「あなた」ではなく「はじめくん」と呼んだ。

 

そして、2人の結婚を祝福しました。

 

 

この時の、カホコのママの姿と言葉に、

 

 

娘の幸せを信じる、母の覚悟と愛が、詰まっていますね。

 

 

愛するより信じる覚悟。

 

 

わたしも、この覚悟を持って、周りの人を愛していきたいな。

 

 

 

心理学的に細かく分析した「過保護のカホコ」記事。

 

10話完結なのに、現段階で20記事もあります(笑)

 

過保護のカホコでテーマ分けしてありますので、

 

興味がある場合は、ぜひぜひ読んでみて下さいね~

 

 

 

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