モモスタのオリエンタルな宴、つづき。
間が開いちゃっていまさらだけど・・・。
今週金曜日に迫った、フルームナイト~月の砂漠~のお話も絡めてお伝えします♪
モモスタの発表会、オリエンタルな宴の2部は
アラブ古典音楽アンサンブル、ファルハによる生演奏の贅沢なショーでした。
ファルハの演奏は、
上質なシルクに五感で触れているような感覚。
静寂の中から生まれる美しいもの。
その瞬間しかステージに存在しないもの。
その中でダンサーもなにかを伝えなればならない。
とっても、難しい課題だったんじゃないかと思います。
苦しんで苦しんで、その先に見えた光。
曲を感じるその瞬間を、一緒に感じることができました。
みんなとっても美しかった☆
一緒に感じすぎて、2部はずーっと泣いていた。
奏者のいない地方で、
このクオリティの生演奏のイベントを開催するのは大変なことだと思います。
本物を見てほしい、というモモイ先生の熱い思いに敬意を表して。
このような活動がきっと、これからの九州のベリーダンスの質を変えていくのではないでしょうか。
宴でモモイ先生がソロで踊ったのは、
Oum KalthoumのDaret al ayam。
ウンムカルスームの渋い大曲です。
歌詞の内容は、
別れた彼のことを、
もう忘れることができたと思っていたのに、
彼に再び会った瞬間から
忘れていた思いが呼び戻されてしまった、
眠れなかった夜も、苦しかった日々も忘れてしまった、
やっぱりあなたが好き、
私にはあなたしかいないの!!
という感じの内容です。
(すごい適当ですごめんなさい)
とてもとても女性らしく、共感できる歌詞ですよね。
きっと心のどこかではわかってるんですよね、
ぜんぜんいい男じゃない、しょーもない男だってこと。
最後の、ちょっと盛り上がって終わるところは
「でもやっぱりあなたが好き~!!」
って言ってるんだけど、
でもきっと、その裏には不安や怒り、悲しみ・・・複雑な感情があって。
なんとも切なくかわいそうな気持ちになります。
宴終了後、モモイ先生の楽屋に行ってお話しました。
そこで見たものは。
大学ノートにビッシリと書かれたダーレットアルアヤームの歌詞の翻訳。
この曲で踊ることへの葛藤のあと、
すぐに振付しようと体で動かずに、自分の中で曲の世界を創る作業に8割の時間をかけたというお話を伺いました。
先生がこんなにも、この曲と真剣に向き合っていたんだ・・・という驚きと感動!!
モモイ先生のダレットは、切なくも誇り高く、美しい音を体で奏でているようでした。
今回の宴でモモイ先生が踊ったのは、
ダーレットアルアヤームの前半の部分。
(原曲が長いものは、ベリーダンスでは部分的に踊らることが多いです。)
金曜日のフルームナイトでモモイ先生が踊ってくださる演目は、
ダーレットアルアヤームの中盤部分です。
ワルツから始まる、美しい旋律。私も大好きなパート!
前半と中盤はぜんぜん違う感じなのですが、
「やっぱりあなたが好き~!」の叫びの部分は、
中盤の最後にも再び繰り返されます。
宴を見た方は、
フルームナイトでモモイ先生のダーレットアルアヤームの
物語の続きをお楽しみください・・・♪
うーん、なんとも贅沢な楽しみ方ですね。
フルームナイト~月の砂漠 in 北九州~
今週金曜日です!!
前売りチケット受付中です♪
までご連絡ください!
10月4日(金)フルームナイト☆月の砂漠 in 北九州☆
10月5日(土)月の砂漠WS in 北九州
↓詳細はこちらの記事へ♪
http://ameblo.jp/chu-kensa9ra/entry-11597583479.html
http://ameblo.jp/chu-kensa9ra/entry-11598629907.html
前半はフルーム生徒によるミニハフラ♪
後半はゲストによる生演奏のショーです!
ショー終了は22時過ぎの予定です。
今週は慌しくてちょっとパニックになりつつありますが、
無事に当日を迎えられますよーに。
内容と関係ないけど、私のパワースポットさくらぶひ
がんばろーー!