9月の連休を利用して、中国・新疆ウイグル自治区の庫車(クチャ)へ一人旅した備忘録です。


4日目③

庫車郊外へ

タクシーをチャーターし、郊外へ。


▼こちらの旅行社にアレンジをお願いしました。



タクラマカン砂漠

塔里木砂漠石油公路(タクラマカン砂漠公路の一つ)に入り、塔里木川を抜けると、本格的に砂漠の風景が続くようになります。

約1km(?)間隔で設置されているという給水ポイント。


このポイントに車を停めてもらい、砂漠を堪能するかたちになりました。

一つ目のポイント

地平線の先まで広がる、広大な砂漠。

写真ではわかりにくいですが、砂丘の高低差はかなりあり、砂がサラサラしているので、簡単には上り下りできません。

場所によっては両手両足を使わないと厳しいかも。

美しい砂紋!

砂紋に足跡をつけるのも楽しい!

ただし、この砂。

素肌で触れると

熱っ、、、

火傷はしないけど、長時間触れるのはきつい熱さ。


二つ目のポイント


白いところは砂が固まってるらしい。

そして、じわじわと体力を奪う熱砂。

恐ろしい程の静寂。

まさに”死の世界”

風の谷のナウシカ


宮崎駿氏による『風の谷のナウシカ』。
明確な言及はありませんが、作中に登場するエフタルはかつてこの地域にいたとされる遊牧民名と同じですし、
衣装や生活もこの地域と似ている気がします。
そして、マスクがないと呼吸もできない”死の世界”や映画冒頭の場面は、なんとなく、タクラマカン砂漠を連想させます。



というわけで、物語の世界観を楽しむにはピッタリ!

こんなひとり遊びも楽しめちゃいますニコ


もっと堪能するつもりだったのですが、

砂上行動はなかなかに困難を極め、きちんとした装備の必要性を感じました。


まず、熱い砂が口の靴の中に入ってくる対策。

私は、風通しの良いロングワンピース、歩きやすいスニーカー、頭と顔はショールで覆っていたのですが、容赦なく砂が侵入してきます。

口元と顔をすっぽり覆う目出しマスク、スニーカーの上から砂避けスパッツが必要だなぁ、と感じました。


検問で見かけた方が身につけていた装備をネットで探したら、こんな感じ↓↓↓


次行く機会があったらポチろう。


そして、暑さ対策

私が訪問したときは30度台だったようですが、乾燥した気候なので、日本と比べて過ごしやすいのです!

夢中になって撮影していたら、カメラもスマホも熱を発して落ちそうになっているし、頭もぼーっとしてくるしぼけー


意識して、水分塩分をとったり、身体を冷やしたりしながら過ごした方が良さそう。



スケジュール


1日目: 東京羽田→深圳(乗継) →成都天府(乗継)
2日目: 成都天府→庫車亀茲/庫車市内散策
3日目: 庫車郊外※
4日目: 庫車郊外、タクラマカン砂漠

5日目:
 庫車亀茲→成都天府(乗継) →上海浦東(乗継)

6日目: 上海浦東→東京羽田
※は現地旅行会社に専用車チャーターを依頼

ご覧いただきありがとうございます音譜

その十へ続きます。


旅の持ち物

★こちらのモバイルバッテリーを利用しました。

3C認証を受けた中国国内線持ち込み可の機種で、日本でも入手できます


★こちらのプリペイドSIMを利用しました。


★参考書