視聴期間:1回目平成30年2月/令和2年4月15日~8月31日
全29話
放送年:2011年
放映テレビ局:韓国SBS
視聴方法:スマホ・PC
コンテンツ:dTV(500円見放題)/GYAO!/FOD
【ペク・ドンス】感想一覧
1話~5話 6話~10話 11話 12話 13話 14話 15話
最初、見るきっかけになったのは、韓国ドラマにハマって連続でいろいろなドラマを観ていた流れで、たまたま行き着いた感じでした。
出演しているキャストも初めての人が多かったし、直前は女性が主人公のドラマが続いていたのに、今思えば単にお奨めとかに出てたんでしょうかね?記憶にありません。
見たという記憶はあるのですが、一回目の視聴はブログを始める前だったので記録はなく、二回目の視聴を始めたのは、dTVの視聴期限が来たからという理由でした。
でも、今『ORβIT』に夢中になっている私はかつてのような韓国ドラマ視聴とブログへの感想を書くという余地が少なくなっていて、本当に本当に遅々として進まない視聴でした…
結局、dTVの配信期限を過ぎ、GYAO!の配信期限も過ぎ、FODに切り替えてやっと完走しました…
でも、韓国ドラマの完走が久しぶりのことでチョットスッキリしました。
2回目の視聴では、最初の視聴の時はお初だった主役のチ・チャンウクや準主役のユ・スンホの作品を他でも見ていたし、数々の歴史ドラマを観た後だったので感覚もちょっと違っていました。
ストーリー
朝鮮王朝の英祖から正祖の時代にかけて、史実も交えながら、実在の人物『ペク・ドンス』の生き様を中心にフィクションを含めた成長ストーリー。
アクション多め
政治的攻防多め
印象
朝鮮王朝もので、王族が主人公ではないけれど、王宮や王族の出るシーンも多く野外のロケも多くて迫力ある画面に引き込まれる場面も多かったです。
キャスト
当時、主人公ペク・ドンスを演じるチ・チャンウクが24歳、準主役のヨ・ウンを演じるユ・スンホは18歳の時で、どちらも若く役柄に合った
若々しい演技に好感を持ちました。ほんの少しだけ、ユ・スンホが若過ぎた感もあるけど、ウンの背負った陰の儚さに通じていたような気もします。
脇を固めるベテラン陣が豪華で…
ドンスの師、剣仙のキム・グァンテクを演じる、チョン・グァンリョルや仇敵のホン・デジュを演じるイ・ウォンジョンも圧巻でしたが、黒紗燭籠の頭目ワン・ヨン(今ネットで調べて役名があることに今更気付きました。いつもチョン(天)と言っていました)を演じたチェ・ミンスがもの凄くて憑依したみたいな感じさえするものでした…
他にも教官だったチョン・ホビンや王様だったチョン・グクファン、ソ・ユデだったアン・ソクファン、テウン(人)のパク・チョルミン、ウンの父ヨ・チョサンのイ・ゲイン、ジソンの父キム・ウンス等々、まだ書ききれないほどの名俳優が出ていてそれぞれの持ち味を「これでもか」と発揮してくれていました。
思悼世子役のオ・マンソクは初めて見ましたがハンサムで重厚な役柄がピッタリで又逢えたら良いなと思います。
主人公準主役の二人の子役時代も達者なヨ・ジング君とパク・コンテ君が演じていてとても素敵でした。
ジング君はもっと幼い頃から数々のドラマに出ていたけれど、今や大人の俳優になって主役を張る程に成長。嬉しい限りです。
パク・コンテ君の成長後もみたいと思います。
全体的感想
ストーリーが盛りだくさんで1話にエピソードが詰め込まれ過ぎていて分かりにくくなったこともあったけれど、全体として見たらちゃんとまとまっている感じがしました。
グァンテクとワン・ヨンとカオクの若い頃のエピソードやドンスの父や義兄弟たちの繋がりもドラマの中では語られていないのに『知ってるでしょ?』的な扱いで不完全燃焼でした。もしかしてカットされてた?
英祖と思悼世子と正祖という朝鮮王朝でも有名な王族の時代を扱ったドラマや映画はたくさんあって私も複数見て来たのですが、これは『歴史から消す』という王妃の言葉が物語るように逆に言えばフィクションの部分もあり、それはそれで楽しめるシナリオでした。
子ども時代からの友情物語と武芸を究める者の成長の過程も楽しめました。
一番印象に残ったのは、陰に生きたヨ・ウン…
あまりにも理不尽な運命で、それに抗いながらも友情を捨てきれない姿に打たれました。
そして、結末…
…せつなすぎました…
時間があったらまた見てみたい作品です。