ヘチ(獬豸) 感想全体 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

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主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:令和元年6月19日~9月12日

 全24話(放送時全48話) 

放送年:2019年 

放映テレビ局:韓国SBS 

視聴方法:テレビ 

コンテンツ:衛星劇場

 

大好きなチョン・イル君の除隊後の初主演ドラマで『英祖』を扱った歴史ドラマでイル君自身も脚本家が、あの『トンイ』『イ・サン』『馬医』等を書いたキム・イヨンだったというところが出演のオファーを受けたきっかけになったと言ってるし、この三作は私も全部見ててどれも面白かったので、どうしても見たくて・・・

 

日本での初放送が衛星劇場で6月19日から始まることを知り、光テレビ+有料チャンネルの契約を慌ててしてでも視ることを決心しました。

 

ですが・・・夜11:00からの放送で2本連続(ガイド的な番組も挟まり)で終わるのは日付をまたいでの午前1:15という時間帯は、それまでdTVやGYAO!等の動画配信サイトで『見たい時に見る』そして、『時には早送りしながら見る』などの奥の手を使っていた私にとっては、リアルタイムで見ることはかなり勝手が違って寝落ちすることも度々でした。

幸いレコーダーに保存できていたので、後で見直すことができましたが・・・

 

一応、ほぼ放送と同時に全部見終えていたのですが、それでも、4話分の感想を書けずそのまま放置の宙ぶらりんな状態でした。

で、NHKのBSでの放送開始を聞いて、やっぱり全部見てしまって感想をUPしたいと思い、ギリギリ(今入力中ですが、現在NHKでも放送中)ですが全体の感想も上げたいと思います。

 

感想リンク

1話・2話 3話・4話 5話・6話 7話・8話 9話・10話 

11話・12話 13話・14話 15話・16話 17話・18話 19話・20話 

21話・22話 23話・最終話

関連動画集など

予告等の動画集 登場人物ごとのTeaser 

7話動画集 8話動画集

 

製作発表会生中継(2019/02/11 にライブ配信)

(制作テレビ局のYouTube公式チャンネルから共有しました)

制作発表会の様子ですが、6分のダイジェスト映像が流れます。

他のTeaserよりも作りこまれていて素敵なので、この動画を紹介します。

 

おおまかな流れ

朝鮮王朝時代、母の身分が卑しいことで蔑まれてきた粛宗の次男ヨニン君。仲間に支えられて王位に付き正義を追い求める姿が描かれます。

 

良かったこと

セットや衣装が豪華で圧倒されました。

 

大好きなチョン・イル君が熱演でとても素敵だったこと。何よりです。

 

お馴染みの俳優、お初な俳優達。それぞれ良い味を出していて個性豊かで見ごたえがありました。

中でも掘り出し物はニヒルなタムルンと重厚なミン・ジンホンですね。

 

私は、政治的なやり取りは理解が追い付かず苦手なんだけど、流れ的に分かりやすくてドンデン返し的な要素もあり楽しめました。

 

サスペンス的なミステリー的な要素もあって、それを解明していく流れも楽しめました。

 

残念だったこと

ヨジの存在

他にこういうことを書いている人があまりいないのだけど…

アンチな意見を聞くのが嫌な人は読まないでください。

 

ヒロイン役のコ・アラが撮影中にケガをしてしまい、そのために出演できない期間があったこと。復帰してからもそれ以後のシーンでは歩くことができないためジッとしている場面ばかりだったことが残念でした。動いてる場面やアクションシーンはスタントだったと思います。

最初の頃はコ・アラも可愛くて彼女の持ち味の剽軽なイメージが生かされてて好ましく思っていたのですが、途中から『女官になる』とか言い出す不思議な流れになり、ケガによる休みを『清国に行ってる』とか無理やりなシナリオで・・・

最後の方は殆ど眉間に皺を寄せてるような心配そうな表情ばかりで…何よりケガしてるから仕方ないにしても殆ど全く動きがない!

物理的に無理なのは分かるけれども・・・分かるけれども・・・

それまでの頑張ってたアクションとか明るい表情とかもあっただけに、残念でたまりません…

 

しかも、即位後、正妻(王妃様)が殆ど出なかったのは何???

 

チョホンの存在

ヨニン君登場のシーン(上半身裸で寝台から起き上がって、その時彼女も同じ部屋にいる)からずっと出ずっぱりで、彼女がヨニン君を慕っていることは分かるけれど、ヨニン君にはそんな気持ちはないみたい・・・なのに宮中に上がり尚宮になって(身の回りの)お世話をすることに・・・でも、ヨニン君の本命はヨジでその橋渡しをすることに・・・

最終話まで彼女の存在の意味が解せない私でした。

 

夜の場面

最近ドラマだけでなく映画でもそう感じることもあるのだけど夜の場面が暗くてとても見にくかったと思います。

 

OST

オープニングで重厚な感じのオーケストラ的な音楽がキャストの画像と一緒に出てくるパターンに馴染んでいるせいか、このドラマはオープニングという感じではなく、一瞬だけ『ヘチ』の石像と共にチラッと音楽が流れるだけど、NHKの放送では違うのかしら?ゆとりがあったら確認しますね。

後は挿入歌が2つほど・・・

この音楽だけ聴いたら良い感じなのかもしれないけど、なんだかどっちも切ないメロディーで・・・

特に番組最後に流れる哀し気なメロディーを聴くと心まで落ち込むような暗い気持ちになってしまいました・・・

 

まとめ

チョン・イル君は相変わらず素敵でした。

政治的な話が中心でラブロマンスは少なかったけど流れは分かり易くヨニン君を応援し続けたい気持ちがずっと持続して楽しめました。

王道時代劇ドラマと言っていいと思います。