ホジュン~伝説の心医~ 感想82話~88話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

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主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:1回目:2017年12月31日~2018年1月8日

      :2回目:2018年5月4日~2018年8月7日(極たまに見てました)

      :3回目:2019年31年2月1日~

 

全135話

放送年:2013年 MBC

放映テレビ局:韓国MBC

視聴方法:スマホ・PC・TV

コンテンツ:dTV・TVQ

 

きっかけ:1回目:多分、直前に『馬医』を見ているので医療物つながりで見始めたんだと思う。

      2回目:テレビで毎日放送されていて、出勤前のバタバタしてる時間に横目でチラッとみることがありました。

      3回目:dTVの配信期限が2月28日までなので、見れなくなる前にもう一度見ておきたかったから。

(去年の5月から8月までTVQで放送されていたのを極たまに見てたのを書くのを忘れてました。)

 

面白くて、次の話を見ずにいられないぐらいどんどん進んでしまい、ブログを書くのが追い付かず・・・

これまで自分で見ながらまとめていたあらすじで手を抜くことにしました。

 

7話セットで『ドジの災難とドジ母の病と使臣団への夜伽編』

【各話タイトルとあらすじ】(タイトルは『dTV』から、あらすじは『TVQ』から転載しました)

82話  「問題視された刺鍼」

ソン大監はジュンたち医官の前で「心を込めて治療すれば、自ずと道は開かれる」と言う。その言葉を自分への当てつけと感じたドジは、慰めるセヒに「あの晩のことは酔った上の過ち。顔も見たくない」と言い放つ。その頃、恵民署ではソヒョンが鍼で患者を救ったものの、医女の刺鍼が問題になり、イェジンが恭嬪に訴えて事なきを得る。

83話  「広まる噂」

ドジとセヒの仲は噂になり、イェスの耳にも入る。新しい品階の発表日。ジュンは昇進し、ドジは苦行とされる明の随行医員を命じられる。抗議するドジにイェスは「クビにならないだけまし」と一喝。ソクはセヒを拉致し「噂はでっちあげと言え」と脅すが、セヒはイェスの前で「情を通じた」と言う。何も知らないドジの母は喜んでいた。

84話  「長男の誕生」

嫁から、明へ行くのは左遷だと知らされ嘆く母に、ドジは「このままでは終わらない」と誓う。やがて、月日が過ぎてジュンには男児が誕生し、ギョムと名付けられる。それは昔、父が「ジュンに子供が生まれたら」と考えた名だった。
師匠の命日、ドジの家を訪ねたジュンはオ氏夫人から追い返されるが、夫人が重病と知って再び訪問する。

85話  「頑なな心」

頑としてジュンの診察を拒んでいたオ氏夫人。気を失った間に脈をとったジュンは3~4日が峠と告げる。ドジの妻は助けてほしいと懇願。だが、オ氏夫人がジュンの治療を嫌がることから、ホンチュンが診察を引き受け看護を始める。その頃、明からの使臣団が宮廷を訪れる日が決まり、恵民署の医女たちが使臣をもてなすことになる。

86話  「恩讐を越えて

夜中に起きたオ氏夫人は、ジュンが薬を調合しているのを見て激怒。「おまえに診せるくらいなら死ぬ」と言うが「師匠のために治療させてほしい」と訴えるジュンに折れる。間もなく回復した夫人は謝礼のためにジュンの家を訪ねる。宮廷では使臣の相手にイェジンとソヒョンが選ばれる。それに抗議するジュンだが、なすすべはない。

87話  「使臣への接待」
2人が選ばれたのは内医女ソビの計略だというホンチュンの訴えも虚しく、使臣をもてなす日が近づき、避けられないと悟ったイェジンは自殺を図る。一命は取り留めたものの、ジュンに宛てた手紙を発見され、彼に危害が及ぶと脅されて、泣く泣く受け入れる。その夜、使臣のいる館に赴いた2人は飲み物に薬を入れようとする。

88話  「暗い影」
突然、使臣の1人が腹痛を訴えて苦しみ出したのを見て、2人は「自分たちは医女だ」と話し、持っていた薬を飲ませる。使臣の容態が落ち着き、2人は何事もなく帰された。ジュンはある日、猟に出る王に随行し、落馬した王を診る。その様子を見た従事官チョンスがジュンに声をかける。彼は龍川でジュンを捕まえた役人だった。

 

印象に残ったエピソード

対照的な二人

ジュンは屋敷を恭嬪から賜ったり、直長(チクチャン)に昇進したりとジュンは順風満帆・・・

昇進に戸惑ってはいるけれど、屋敷に入る時は、ダヒを見つめてホントに誇らしげ・・・

 

対して、ドジは明への使臣団の随行をする別遣医官に任命され事実上の左遷・・・

スキャンダルがすべて事実なら仕方ないけど辛いよね。

母の前では左遷の事実を伝えなかったけれど、嫁にバラされ激怒・・・

恭嬪への出立の挨拶をスルーされる。ヤン・イェスも冷たい対応。テウンがジュンにすり寄る場面も目撃・・・

ホントに散々・・・

だけど、ドジの偉い所は、母には『失った信頼を取り戻します。私を信じて下さい』、ジュンには『これで終わりと思うな』『私はまた這い上がる』と宣言して、諦めないところだな。ちょっとだけ、路線が違うんだけどな・・・(ジュンのせいだと思ってるところ)

 

ジュンは、ユ・ウィテ師匠の命日に酒を持ってユ家を訪れるが、ドジ母が『ドジをつぶした』と言って激怒して追い返される。

『師匠のご家族を傷つけてばかりいます』『どうすればいいですか』立ち尽くしているジュン・・・

ドジがつぶれたのはジュンのせいじゃないのに、受け取り方がはっきり違うんだよね・・・

 

赤ちゃん誕生

ダヒが妊娠してたのを忘れてた位、唐突に(妊娠中にジュンがそのことに触れる場面は一回もなし)赤ちゃん登場・・・

『ギョム』っていう名前は母が父から預かっていた書状に書かれていたもの・・・愛おしそうに赤ちゃんの頬を触るジュンがホッコリするけど、もう少し出産のシーンとか、ダヒと感動のシーンとか期待してたのにあっさりで残念。とっても可愛い赤ちゃんだから許す。

 

使臣団への夜伽未遂

ジュン達が反対して見たり、自殺未遂したりの抵抗もしてみたけれど、イェジンとソヒョンは結局使臣の待つ部屋へ行かされる。

待機していた時、ソヒョンに渡された眠り薬を使おうとした瞬間、使臣が苦しみ始め、その薬を鎮痛剤として渡したことで使臣の症状が治まり、夜伽は未遂に終わる。案外あっさりで、ホジュンは何もできなかったで終わり・・・

(ちょっと突っ込み)

なんで、こんなに嫌がるイェジンとソヒョン(特にイェジンの嫌がり方が最低)を選んで最後まで勤めさせようとしたのかなぁ?失礼なことどころかあんな嫌そうな態度で接したら怒らせること必至で夜伽の意味もないだろうに・・・

 

過去を知る人

王様の狩りに付いて行って、密貿易をして捕まった時の役人に再会・・・相手もジュンの顔に見覚えがあると訝っている様子・・・

ジュンは、バレるのではないかと思い悩む。

ジュンが狩りの時にあった従事官ペ・チョンスに賄賂を持ってくるホ・ソクだが、賄賂を突っぱねられる。どうやら、正義感の強い人物らしい。

思い悩むジュンにダヒを始めイェジンやマンギョンも心配している。

マンギョンの旧友だったペ・チョンスに誘われるが、ここで『顔に見覚えがあるが思い出さん』と言われビビるジュン・・・

ここに来て、ジュンの最大のピンチが・・・下手したら殺されても文句言えないし、ダヒちゃんも処罰されるかも・・・

 

いろいろな恋模様

ダヒの気持ち

イェジンの夜伽の件で眠れないジュン・・・を心配してるダヒ・・・(ハマンから『ジュンがイェジンの夜伽の件で抗議に行ったから、ジュンの心にイェジンがいる』って聞かされたことを思いだしてる)

これまでダヒはどんなことがあっても、揺らぐことなくジュンを信じてイェジンへの意識は見せなかったけれど・・・

 

イェジンの気持ち

ジュンとイェジンの気持ちの表現はちょっと見つめ合うぐらいだったけど、明の使臣団への夜伽の件で、ジョンミョンから言われたイェジンの気持ちを思いだし、酒を飲むジュン。オグンにこれまでイェジンに受けた恩について語り、何もしてやれない自分を嘆くジュン。

イェジンはジュンへ宛てて『再び共に働くことができ夢のような日々でした。どうか志を遂げてください』との書状を直接的な表現はないけれど、涙ながらにしたためる。

そして自殺・・・『ジュンへ宛てた手紙を盾に、ジュンに迷惑をかけたくなければ、夜伽をつとめよ』と尚宮に言われる。

 

チェソンの恋路

チェソンが持ってきたご馳走を、スヨンに食べさせてしまうサンファ(しかもお口ア~ンさせて)・・・

それを見てしまうチェソン・・・

この子は顔は可愛いんだけど、ちょっと出しゃばりで空気読めないところがあるから、あまり好きじゃないです。(婚礼品の検査の時もチャッカリしててどうにも・・・)

だけど『舞を教えて』と言ったチョレ(意地悪なんだなこの子も)とミグムに、舞を教えながら『そうじゃないっ!』と強気に出るところが面白かった。でもホンチュンに見つかり、お目玉だったけど・・・

 

セヒの悲恋

セヒは一方通行な想いで相手(ドジ)にとても迷惑かけてるんだけど、そのことに気付いてないんだよね。

『医女を犯して無事で済むと?』なんて脅かして、逆恨み・・・まぁ得になると思って近づいたのではないんだけどね・・・

ドジに邪魔と思われて、チョン・テウンも使って離れさせ、口止めしようとするけれど、逆効果・・・

一気に噂が広まってしまった・・・

ソクから『事実を言わなければ命はない』と脅されるけど、とうとう『情を通じた』なんて自白をする。

(ちょっと突っ込み)

セヒがしでかした(その気がない医官を騙して陥れ、嘘の自白をした)ことを見たら追放されても仕方がないのに恵民署に戻され、御医女から『噂はそのうち消える』なんて言われて、まるで被害者扱いされてるのは納得行かないなぁ~。『嘘の自白をしたら命はない』と脅していたホ・ソクもその後動かなかったのも変・・・

 

オグンの恋煩い

イルソやヤンテが心配してジュンに往診を頼むほど、オグンの心の病は重症化・・・

ジュンからホンチュンにオグンのひととなりを伝えたことで、ホンチュンの気持ちが傾いたみたい。さすがホジュン先生。

しかし、オグンの片思いを恵民署の皆が知っていて笑っているのが面白い。

 

ドジ嫁

凄く良い嫁ですね。

でも、ドジが左遷だとドジ母に伝えたことでドジから叱られる。しかも一瞥しただけで何も声もかけられず出立するドジ。

そもそも、スキャンダルなんて(事実でないとしても)嫁に対する裏切りだと私は思うんだけど・・・

(さすがにイェジンが来た時には睨んでいたけれど)

倒れたドジ母にホントに献身的に看護する。それで自分も倒れてしまう。それでも、母がジュンを見て激怒し、病状が悪化した後、ジュンの献身的な治療についてドジ母に伝え、とうとうドジ母を説得した。この人のファインプレイだね。ダヒの牡蠣粥も気持ち良く勧めて・・・ホントに気持ち良い嫁。ドジは彼女を大事にしなきゃだよ。

 

ハドン

ドジ母の診察のためにホンチュンがドジ宅に訪れ、バチバチ火花を飛ばす。

スクチョン(ドジ嫁)の状態など要らない情報をドジ母に伝えてしまったりして、ホンチュンに叱られる始末。そこにオグンが生薬を持って現れるが、逃げるように立ち去り『花を見たいのに蜂が邪魔をする』と嘆く。

 

今回見た中でのハイライト

ドジ母の改心

病に倒れたドジ母だけど、往診をお願いしたテウンが逃げる。ユウォルの進言でホジュンに依頼(しかもイルソとヤンテを使いに)。

最初は躊躇していたジュンだけど、ダヒの勧めもあって、ドジの屋敷を訪問するジュン。案の定、『出て行け』『この家を不幸にした奴だ。』と罵倒される。自分が治療することで病が悪化する可能性があるからと悩んでいたけれどイェジンの助言で御医女に助力を頼むことに・・・

ホンチュンの協力を得て、自分は隠れての治療を始める。夜に起き出して一人庭に出たドジ母がジュンが薬を煎じているところを目撃。滅茶苦茶怒って倒れ、また出血する。でも、ここでスクチョンがジュンの治療の姿勢を伝え、ジュンも座りなおして、真摯に治療をさせてほしいことを伝える。しばらく庭で待機するジュンとホンチュンだが、やがて『治療を頼む』と言ってくれた。ジュンの治療が始まり、ダヒ差し入れのドジ母好物の牡蠣粥も頑張って食べて見事回復。

そして、直ぐにジュンの家に礼に行く。贈り物やお金を渡そうとするけれど、受け取らないダヒ(この時のダヒの言葉『この世には金品より大事なものがあります』『私達夫婦の思いをくんでください』が良いね)に『無理にあげる必要なない』とあっさり引き下がり、そのまま立ち去るかと思ったら、振り返って『牡蠣粥美味しかったわ』『ホ先生に世話になったと伝えて』と言って帰って行く。

きっと、ドジ母なりの精いっぱいのお礼の表現なんでしょうね・・・

だけど、これまでのいろいろを超越させたのは、やっぱりジュンの真心・・・ドジにも伝わると良いけど・・・