ホジュン~伝説の心医~ 感想74話~81話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

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主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:1回目:2017年12月31日~2018年1月8日

      :2回目:2019年31年2月1日~

全135話

放送年:2013年 MBC

放映テレビ局:韓国MBC

視聴方法:スマホ・PC

コンテンツ:dTV

 

きっかけ:1回目:多分、直前に『馬医』を見ているので医療物つながりで見始めたんだと思う。

      2回目:dTVの配信期限が2月28日までなので、見れなくなる前にもう一度見ておきたかったから。

 

面白くて先に進んでしまう現象はとまらず、はやる気持ちを押さえつつ今85話まで見てしまいました。

少しでもブログが追い付かなければ・・・

今日UPする部分は凝縮できそうな気配・・・

8話セットで『恭嬪様の兄の治療編』です。

【各話タイトルと一言あらすじ】

74話  「顔面麻痺の治療」

恭嬪の兄が顔面麻痺でドジが治療にあたるが再発。ジュンは恵民署で同じ症状の患者を治療し完治。

75話  「医女の誘惑」

ソン大監により恭嬪兄の治療を任されるジュン。ドジは酒を飲んで寝てしまい翌日隣に寝ているセヒに気付く。

76話  「わがままな患者」

恭嬪兄はわがままな態度をとりジュンに怪我をさせる。恭嬪が味方になり治療を続けるジュン。

77話  「医者の良心」

恭嬪兄が反胃だと聞いたドジとユ・イェスは、黙っているように伝えるがジュンは拒否する。治療の辛さに暴れる恭嬪兄を押さえつけていると王が現れジュンを肯定する。

78話  「宮中に戯れ言なし」

王に尋ねられ、恭嬪兄は胃がんでその治療をしていると告げるジュン。王に「いつまでに治せるか」と問われ「5日で治す」と答える。

79話  「迫る刻限」

刻限が迫る中、恭嬪兄が吐血。刻限が来たが恭嬪兄の顔は歪んだまま。

80話  「刑執行の瞬間」

手首を落とす刑の執行がされようとした瞬間、恭嬪兄の回復のため刑が中止される。

81話 「王からの褒賞」

王や恭嬪から多くの褒章を受けるジュン一家。ヤン・イェスがユ・ウィテを国一番の名医だと認める。

 

印象に残ったエピソード

ジュンの信念

どんな患者にも真摯に向き合い、不器用なまでに自分のやり方で治療を続けるジュン。

乱暴をされて酷い怪我をしても(恭嬪兄は硯とか碁盤とか投げて滅茶苦茶だろ)、立ち向かう姿に王を含め周囲の人たちも感銘を受ける。

ヤン・イェスに『師匠を辱めることは許せません』と言い、亡き師匠に『患者第一』『名声を追い求めるな』と誓った事を告げる。

そして、刻限になり『宮中に戯言なし』と言われるが『男の約束です。二言はありません』『全力で治療にあたりました。本望です』と潔い。

刑の執行を前に治療法の否定をされた時、『反胃は治せます』『治りかけています』『ユ・ウィテの治療法を見て来たから…師匠が自分に体を託してくれたから』と伝え・・・

この人の信念は、ほぼほぼ師匠ユ・ウィテでできてるんだなぁ~。

 

強気な恭嬪様

兄を宮中に連れて来て治療させるのも凄いけど、兄なのに命令口調で物をいうのが凄い。ドジへの質問もかなり強気・・・だけども彼女のお蔭で治療を続けられたんだよね。刻限に間に合わなかったジュンの処分を内医院に任せたのはいただけないけど、兄が治ったら物凄い褒章をしてくれて・・・多分この頃は王様からの寵愛から来る権勢が凄かったんだね・・・

 

ドジ君

3日で治せる病気なのに『ワザと7日かかると言って、早めに治して腕の良さを強調する』と計算高いドジ。やることがセコイなぁ・・・

反胃を診断できなかったのでジュンに隠しておくように伝えるのは保身のため・・・

嫁が産気づいても『帰れない』とか、かなり悩んでいる様子・・・

でも、ジュンが生薬を取りに来た時『好きなだけ持って行け』と言ってくれて・・・ジュンの治療に向ける真摯な態度を見るうちに、ちょっとずつ変わって行ったような感じがする。

処刑の時も意地悪い顔をしてなかったもんね・・・

彼は彼なりに一生懸命なんだけど、セヒの策略(この女の腹黒さ、ホントに最低でムカつく)に引っかかってしまうような甘さもあり・・・

良い方向に向かうジュンと対照的に落ちていくドジが憐れで可哀想になって来た・・・

 

嬉しい再会

都提調として赴任したソン大監は婦人の中風をジュンが完治させた人・・・恵民署の見回りに来て治療中のジュンに再会。とっても良い人みたいで良かったね・・・

ジュンの治療について確かめて、ドジとヤン・イェスの診断に不審を抱き、独断で恭嬪兄の治療をジュンに交代させる。

ヤン・イェスが治療中のジュンを止めに来るがソン大監が来て恭嬪までもが『大監に強く勧められた』とジュンの治療を認める言動をとる。

部屋から出て、『私の出る幕ではないようです』と言うジュンの手を優しく握って力づける。良い人が味方になったね。

 

ヤン・イェス

ヤン・イェスは良い人かと思ってたら、ジュンの父ユ・ウィテを田舎医者扱いをして辱める。やっぱり、遺恨があったのかな?

だけども、結局、処刑の時、自分の身をジュンに捧げて病の究明を貫いた話を聞いて、改心・・・

ジュンを呼んで『ユ・ウィテは国一番の名医だ』と宣言。ユ・ウィテから『三回言ってください』と言われて二回しか言えなかった三回目をやっと言えた。

結局、良い人だったということなのかな?

 

懐かしい人

アン・グァンイクが恵民署に現れ、サンファとを連れてくる。威張りまくっているキムやソンを見下して爽快・・・

マンギョンにサンファとスヨンを擣薬使令と医女にして欲しいと託す。

 

糟糠の妻

家で手ぬぐいに漢詩の刺繍をしているダヒ

ハマンがジュンの浮気をいうけれど笑っているダヒ。『居心地が悪く怖い所には人の心は寄り付きません心を取り戻すには戻りたいと思わせないと』というダヒ。これは、ハマンに言ってるんだな。女たちと戯れているイルソ

この刺繍した手ぬぐいはジュンの着替えとともに送られたんだけど、ジュンの部屋を片付けるイェジンとソヒョンの目に触れる。

『李白』の想い人に贈る美しい詩『奥様の気立てが分かるわね』とソヒョンが言って小さなため息をつくイェジン・・・

どんな境遇になってもジュンを信じ続けるダヒ・・・健気で美しい。

 

ジュンが治療を成功させ王と王妃から褒章を受けた時も周囲に決して偉ぶらない謙虚な姿勢。

 

私が一番嬉しかったのは、皆と宴会をした後、家の片隅でのジュンとの語らい・・・(良かったので、セリフ書き留めます)

『私は愚かな男だ。息子としても夫としてもたよりない』『君には 申し訳ないと思っている』とジュンが言うと

『私はあなたが頼りない夫などと思っておりません』『生まれてくる子には真面目に生きることが何より大切だと教えるつもりです』『堂々と生きたければ父上のようになりなさいと』『あなたがいるからこそ そう教えられるのです』と告げる。

手を握るジュン。涙一筋なダヒ・・・

優しくハグして『ありがとう』『心を入れ替えたのは君と出逢ったからだ』『君のお蔭で真面目に生きてこられた』『これからも失望させるような真似だけはしない』と言うジュン・・・

寄り添い合う二人。

 

この時のハグが・・・長身のジュンが少し屈んだ姿勢に優しさが溢れてて・・・良いね~~~♡

 

恭嬪様へ挨拶に行くときに綺麗な服を着て恵民署を訪れたダヒと母のところに軽やかに走っていってダヒに見とれるジュンが可愛かった~♡

 

寸止め

一番ドキドキしたのは、腕を斬り落とす処刑の場面でキム判官が押し切りの刃を何度も降ろそうとするんだけど、切り落とされる瞬間がとってもリアルで、その場面に大声で『うわっ!』とか叫んでしまった私です。(今回ドライブ中の助手席でスマホにダウンロードした画面を見てたんだけど、私のリアクションに運転中の旦那がビックリしてました)

で、斬られそうになるんだけど、その度に、イェジンが・・・そして、マンギョンが・・・最後に恭嬪様の内官が『お待ちください』とストップをかけて3回も寸止め・・・(キム判官が止めなくて『あっ、間に合わなくて切っちゃいました』って言っても許されるぐらいの絶妙なタイミングでした。寧ろジュンの事を良く思っていないのに寸止めすることができてGoodJobだよ・・・)

その後、王様ったら『病が治らなくても刑を中止させるつもりだった』だって・・・、イェジンやマンギョンが止めなかったら間に合わなかったのに・・・

 

お気に入りシーン

面白かったのは、オグンの再現ドラマ・・・この人のお家芸になったみたいだね・・・