秘密の扉 感想② 7話~12話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:平成30年1月(再視聴10月1日~
全24話
放送年:2014年
放映テレビ局:韓国SBS
視聴方法:スマホ・PC
コンテンツ:FOD(再視聴dTV)


きっかけ:dTVの配信期限が10月31日だったから。
前(30年1月)に見ていてもう一度見てもいいかなと思ったから。

 

なんかもう、いろんな人が出てきて、それぞれの思惑がバラバラで判りにくいんだよね。

主人公のソンは分かり易い性格だけれど、もう一人の主人公英祖はとても分かりにくい性格で、ちょっと壊れかけてるような感じもあるから観てるだけでキツクなっちゃいます・・・

なので、細かく読み取ろうとしたら時間がかかり過ぎるので、全てを解明するのは、配信期限の迫っている今ではなく、い~~~つか再び見れるようになって時間のゆとりがある時にもう一度チャレンジということにして、今は、判る部分だけざっくりと楽しむことにしました。

今まで観てきたドラマでも感じるんだけど、私は、政治的なオジさん的な話に対して理解力がないみたいだな・・・(アホなんか?)

 

私が気になっている人は世子嬪

綺麗で気品があって賢くて、ホント好き。

ソンのことが好きなんだけど、うまく伝えられなくて、ソンが彼女に心を傾けることはない。

世子嬪が、一生懸命ソンのために立ち居振る舞う姿が胸を打ちます。

 

なので、今回のブログは、ほぼ世子嬪目線で書いてみました。・・・

 

チェ尚宮も、幼い世子を叩き起こし、席藁待罪(ソッコテジェ)に引っ張り出してたから悪い人かと思ってたけど、良いこと言うねぇ。

『世子嬪が行き過ぎたことをするのは世子様の気を引きたいからでは?慈しんでください。王宮とは息が詰まるところですから。』

・・・ステキ・・・正妻好きな私の心にジャストミート!

 

しかし、できれば共寝に行きたくない、そして、イヤイヤ赴くソン

 

そして、『時間になりました。始めてください』と声をかけられ・・・(ソノコトに時間を決められ人に指図されるのも辛いけどね)・・・コトに及ぶかと思いきや、ソンは、その『時間』と言うワードに反応して『事件解決』の糸口を思いつき、『すまない。許してくれ』って・・・そんなに急がなければいけないこと?

でも、世子嬪の手の上に手を置いてちゃんと目を見て言ったし、その後の歩き方もなんか面白かったけどね。けどね・・・

置いてけぼりな世子嬪がホントに寂しそうなのが辛い。

 

床入りを世子にスッポカされた腹いせに、チェ尚宮にふくらはぎ打ちの刑をする世子嬪・・・それにとことん耐える尚宮。

 

外から戻ってきた世子に会おうとする世子嬪をチェ尚宮が引き留め、理由を聞いて(人前で泣かない世子が隠れて泣いている)『尚更、世子様の悲しみを慰めることも私の役目のはず』と言う。

そうだ、そうだ!

でも尚宮は『心から願っています。世子様が喜雨亭の扉を開け世子嬪様を迎え入れる日がくることを』って

(これって、喜雨亭っていうか、世子の心だよね)

・・・ここで、逆上したりせず、納得して引き下がるところが世子嬪の良いところ。

 

ソンが容疑者になったと知ったら、駈け出して父親の元へ(効果はなかったけれども)

そして、投獄されたソンのもとに官服を預かりに来る。

ちょっと驚くソン。(少しでも驚いてくれた)

『必ず出られます』『私にお任せください』宣言する世子嬪。

だけど世子はスルーなんだな・・・冷たい。ソン・・・

 

ここから世子嬪のソン出獄大作戦が始まる。

大作戦その1.王様に会いに行く⇒宗廟に行ってて留守。

大作戦その2.チャン内官に自決を迫る。⇒これまでのことを一つ残さず自白させる。(ソ・ジダムのことを聞きだす)

 

この辺で英祖が側室ムン氏に産室庁で出産するように伝えたと聞いて心配。

ムン氏に産室庁の件を告げた後、英祖がパク・ムンスを見る目の厭らしいこと・・・最低!

 

大作戦その3.ジダムを誘拐。以前宮殿に忍び込み、自分の服を勝手に来ていた少女(しかも世子が興味を持っているらしい)ジダムなのに、そんな子に助けを求める潔さ。カッコいい。

 

父ホン・バンホンは、(老論派内の)自分の立場を心配しているが、

『捨てられるか出世するかは、これからが勝負です』ときっぱり。

 

牢の中でジダムのことを心配しているソン・・・

チェ・ジェゴンも『世子嬪さまが保護なさいました』なんて良いこと言うなぁ・・・でも、危険なところにいるよりもある意味、嬪宮のところのが安全なのかもね。

ビックリするソン・・・この後、ため息ついたりして・・・

ちっとは、嬪の気持ちを理解してよ・・・

 

大作戦その4.とうとう、3歳の我が子(イ・サン!)を担ぎ出して、ソッコテジェ・・・

アンアン泣かせてる。

(このシーン一回目の視聴ですごく印象に残ってた場面です。)

 

やっと英祖が出て来る。

『私も元孫もここで死ぬ覚悟です』と言い放つ!

英祖相手に一歩も怯まずホントにすごい表情。

 

英祖が根負け。

サンを抱っこして『この祖父が悪かった』『私が何とかしてやるから』と言わせる。

 

『今後は出過ぎた真似は控えよ、聡明さをひけらしてはならる。それが

王妃となる者の心構えだ』と英祖に言われると

ちょっと微笑んで、『世子様が窮地に陥ったのに手をこまねいているようでは王妃になる者として失格かと』と返す。

ホント、すごいなぁ・・・気持ちいい。

 

これだけカッコいい動きをしてる世子嬪なのにジダムの心配をしてるソン・・・

 

ジダムの提案を理由を聞いて受け入れてやる世子嬪、優しい。

 

で・・・なんで、ジダムを世子に合わせるんじゃ!

チェ・ジェゴンのヤツ~~~!

 

ジダム、『真犯人を捕まえて世子様を迎えに参ります』って迎えに来るのは世子嬪の役目だろ!

しかし、この時のソンとジダムは嬉しそうに会話して、雰囲気がもう・・・柔らかくて・・・

世子嬪がここにいなくてホント良かった・・・

 

釈放の時にも牢屋の外で待ち構えていて、官服を渡す。

ソンのそっけない態度・・・なんなんだ!

やっと『苦労をかけたな』って言葉・・・

『この子が世子様を救うために力になってくれました』とジダムを労うことを忘れていない世子嬪・・・

固い表情を崩し、ジダムに礼を言うソン・・・

笑顔でソンを見るジダムを振り返りキツイ目で見てる。

ちょっと、嫉妬心が表に見えてきた~~~。

 

サンと遊ぶソンは父親らしくとても優しい。

世子嬪は、ソンに『私たちはサンを慈しんでやろう』と言われ『考えてみます』と・・・

 

ジダムが王の前で褒美を与えられることになる。

『女官にしてもよい』『お前の側室にしてもよい』と英祖が言うが

ソンは『いいえ、父上』『私が未熟なせいで今いる家族さえ十分に労ってやれず心苦しく思っています。ですから側室には迎えられません』と答える。

 

でも、ソンの本心は『王宮はこの上なく卑劣で残酷な場所だ。ジダムをそんな所に閉じ込めたくない』ってことだったんだよね・・・

 

それを知って複雑な顔をする世子嬪・・・

周囲のお付きの者たちも凍りついたような顔・・・

 

落ち込んでいる世子嬪を心配するお付きの尚宮。

『世子様はジダムを気に入っているようね』・・・

『王宮に閉じ込めたくないとは』・・・と悲しんでいる世子嬪・・・可哀想・・・

 

ソンは自ら、ジダムを家に送り届ける。

見つめ合って別れる二人・・・寂しそうなソン・・・

 

世子嬪が、ソンの部屋を訪れるが、『ここに何の用だ』とケンもホロロ・・・

 

『宮中には隙を突いて世子様の座を脅かす者が数多くいます』

『これは妻としてではなく、3歳になったばかりのサンの母としてお願いしているのです』と伝えるが、ソンは黙って立ち去る・・・

 

ソンもジダムも嫌いになりそうな私です・・・

 

残念なシーン

ジダムが狙われてもおかしくない状況なのに、夜に一人でうろつき回ってるのが解せない。それでなくても年頃の女の子が夜の人気のない場所を歩くのからしてありえないのに・・・

 

韓国時代劇によくある馬に乗るシーンがこのドラマも多いんだけど、乗ってるのは遠目ばかりで、人物がはっきり映るのはアップか降りる瞬間だけ。その際、馬っぽいのも映るけど動いてないんだよね。