六龍が飛ぶ 感想⑰ 49話~最終話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:平成30年7月6日~8月11日

全50話

放送年:2015-2016年

放映テレビ局:韓国SBS

視聴方法:スマホ・PC

コンテンツ:dTV→GYAO!

きっかけ:dTVの視聴期限が7月31日までだったから。

      7月末期限の作品のうち、評価(星)が

      推奴の次に高かったから

 

とうとう、というか、やっと・・・最終話までこぎつけました。

史実に基づいている部分も多いから、大体の流れは掴めてるけど、

バンウォンは、バングァ兄上から譲位され、王様になりました。

最後にプニとの絡みと、息子のイ・ドが出てきました。

色々な場面がてんこ盛りに詰め込まれて、書きたいことを絞ろうにも難しくなってしまいました。

あらすじみたいな感想です。

 

バンガンへの扱い酷い・・・

バンウォンに牢獄で繋がれ『俺を助けろ!』というバンガン・・・

(第二次王子の乱後だな)

内容と言い方の差につっかかるバンウォン・・・冷酷・・・

『いつもこうなんです』って前に自分で言ってただろ?

(ちょっとおまぬけなので猶更憐れです。)

 

ムヒュルは、バンウォンのやってきたことを思い返し、引退表明・・・

店を滅茶苦茶にされてもムヒュルの無事を考える祖母ちゃんの涙が辛い・・・ 

ムヒュルが仕えた時、バンウォンが言っていた言葉が虚しい

・・・『世の中の人を笑顔にさせる政』・・・

 

プニのパン村の村民の命乞いに『俺と結婚を』なんて口走るバンウォン・・・

変わってしまった自分自身を嘆き、涙する。

パン村の村民の解放と一緒に都を離れるようにプニに伝える。

 

挨拶に来たムヒュルとプニに逢いたくないことをダギョンに言わせるバンウォン・・・

だけどもだけど・・・この二人はギリギリのピンチに救いにやってくる。

 

ムミョンの罠で殺されそうになるところに駆けつける・・・

 

『武者ー。ムヒュル!』

『寸分の落ち度もなく 命令を遂行します』

(カッコいい~~~・・・)

 

ここで『6番目の龍 朝鮮一の剣士 ムヒュル』との文字が・・・

5番目の龍までは1話から順番に紹介されていたけど、6番目が今頃になって・・・

(しかも『朝鮮一』って・・・出世したね。ムヒュル・・・)

 

ムヒュルとキル・ソンミとの一騎打ち・・・

ワイヤーあったとしてもありえないような滅茶苦茶凄い殺陣だけど

身体のキレが以前と全く違う・・・

結局、勝敗を決したのは、ムヒョルにとどめを刺したかに見えたキル・ソンミの剣を阻んだ祖母ちゃんのお守り・・・(祖母ちゃんGoodJob!)

 

イ・バンジとチョク・サグァンの一騎打ち

こっちは、何十メートルもすっ飛ぶような空中アクション・・・

一騎打ちでは勝負がつかず、ムヒュルが加わる・・・

五人の罪人を挙げるチョク・サグァン

『ムミョン』『イ・ソンゲ』『チョン・ドジョン』ここまでは王様の敵。

『武器庫の主、イ・バンウォン』ここまで言って、斬りかかる。

(え?五人と言ったのに四人だけど?)

二人にとどめを刺されてから最後の一人はチョク・サグァン自分自身だったと判る。

ヨニの言葉を思い出し『あなたは悪くない。世の中がおかしいんだ』と声をかけるイ・バンジ・・・

『気休めになる』と返事をするチョク・サグァン・・・

そしてムヒュルに『ありがとうございます。殺してくれて』と言って息絶える・・・

 

『次は俺たちの番かな』と問うムヒュルに

『もっと強くなって俺を殺しに来てくれ』と言うイ・バンジ・・・

結局二人の一騎打ちはなかった。(良かった・・・)

 

タンセとプニとお母さんが三人で話をする。

守るべき人々がいるというプニ・・・

『よかった。プニ』というタンセ・・・

(タンセは母と中国に行ったのかな?)

 

バンウォンにプニからの言付かりものと、刀(そもそもバンウォンから貰ったもの)を渡すムヒュル。

『笑顔の人がいないという言葉。肝に銘じる』とバンウォン。

プニの手紙には

『結び紐を渡して結んだ約束 土地 そして民の夢 それだけは忘れないで下さい。 そうすれば、プニはどこかで笑うことができます』と・・・

 

疲れて、譲位するバングァ兄上・・・

 

とうとう、バンウォンが王様になった!

 

ダギョンの兄を賜死させ、スゴイ勢いで抗議される・・・

目をつぶって聞いている(聞いてない?)バンウォン・・・

ダギョンは『私は王様の事をよく知っています』というが

『知っているのなら、気をつけるのだな』って・・・

涙するダギョン・・・

(酷いなぁ~~~。糟糠の妻だぞ!)

 

三男のイ・ドと会うバンウォン・・・

魔方陣遊びをしている・・・

バンウォンは凄く出来が良いこの子に冷たい・・・

世子の前途に害を及ぼすという。

(自分のことはさておいて・・・やっぱり酷いバンウォン・・・)

でも、この子の中に三峰やプニの思想を見る・・・

 

ムヒュルのもとにイ・ドを連れてくるバンウォン。

『懐かしい人に似ているんだ』

キラキラした目でムヒュルを見て微笑むイ・ド・・・(可愛い・・・)

 

プニに逢いに来るムヒュル・・・

プニは全然変わらないけれど、すっかり落ち着いたムヒュル・・・

逢いたいと海辺で待っているバンウォン・・・

陰から見ているプニ・・・

そこに来るイ・ド・・・

 

イ・ドを見て驚くプニ・・・

(多分、バンウォンに似てるからだろうね(同じ子役だけど))

何と、『一度だけ抱きしめても良いですか

(初対面でいきなり?)

涙を見せるプニ・・・

『王様はお変わりありませんか?』

『相変わらず 孤独だ』・・・

 

回想シーン・・・

 

数十年経って本土に渡って来たプニ・・・

ハングル文字の普及の様子を見る。

三峰先生の言っていたことを思い出す・・・

文字の事で悪口を言っていた男に

『三峰先生は心から喜んでいるでしょう』と伝える。

 

三峰の墓参りをするプニ・・・

墓にもたれかかって、ハングルの書かれた紙を見ながら

『おじさんバンウォンの子どもが何かをやり遂げたようです』と言って

眠るように息を引き取る・・・

 

島の場面に戻る。

イ・ドと別れた後のプニに声をかけるバンウォン・・・

『夢見た地位に就いた感想は?』と尋ねるプニ・・・

『日々わくわくして 日々怖くて 日々 孤独だ』と答えるバンウォン

プニは『日々忙しく 日々孤独です』

『良かった お前も孤独で』

見つめ合う二人・・・

『会いたかった プニ大将』

 

『お前たちは難しい人たちだった、私に対抗も反発もしなかったが、心を開くこともなく手に入れることもできなかった』

『風のように 民がそうであるように』

 

倭寇の征伐を命令するバンウォンに

『プニさんのためですか?』と問うムヒョル・・・

『余にそんなロマンが残っていると思うか?』

と言って、

傍に居たイ・ド(後の世祖)の肩をポンと叩く・・・

(『後は託したぞ』って感じなのかなぁ?)

 

エンディング・・・

『無衣異也』の合唱にのって六龍のカッコいいショットが流れた後、

桃花殿での会食で乾杯したシーンで終了・・・

(みんなあの頃は良い笑顔してたなぁ~~~)

 

つっこみシーン

タンセが持っていた連判状みたいな紙・・・

あれは、どこで手に入れた物?記憶にないことが出てきた~~。

結局、それを出す場面もなかった。

 

モヤモヤエピソード

ムヒュルは、ヨンギュを殺した理由をチョク・サグァンに尋ねる。

(私の気持ちをムヒュルが代弁してくれたと思ったけど)

何かはぐらかされたような感じ・・・

ヨンギュは違うだろ・・・

先ず、勝手に武器庫に入ってしまう子どもが悪いと私は思うんだけどな・・・

ヨンギュは子どもを殺すのを思いとどまっていたし、

それを、チョク・サグァンが早とちりしてヨンギュを殺そうとしたから、

流れ弾に当たったみたいに子どもは斬られてしまっただよね。

それを逆恨みと言います。

 

ハリュンに迫るチョン・リョン・・・

チョン・リョンがハリュンの腕の傷跡を暴きだし、ムミョンだったろうと脅す。

やっぱり・・・登場の時に傷を持っていたから怪しいと思ったんだ・・・)

ペク・タルォンと名乗るチョン・リョン・・・メイクも薄くなり、ここに来てカッコいい・・・

しかし、こんな風に最終話で名乗ったけど、ハリュンもペク・タルォンも『根の深い木』には出てこないんだよね。

ペク・タルォンは他のドラマにもでないみたい・・・

実在の人物みたいなんだけどね・・・今後他のドラマに登場するかな?

 

デジャブありまくりな件

このドラマは『根の深い木』と同じ監督、同じ脚本家らしいです。

『根の深い木』はこのドラマよりも4年前に放送されてるんだけど、

晩年のプニが本土に渡った時に『根の深い木』の登場人物が

ハングルにまつわるシーンで、5人も同じ役者で出てきます・・・

最初は、『なんか見たことあるなぁ』と思ったんだけど、デコボココンビで確信しました

バングァ兄上やキル・テミ(キル・ソンミ)、六山先生、ハリュン、チョン・リョン、ホン・インバンも役柄(結構重要な役柄)を変えて出てるし、あ、燕王の護衛武士二人もかぶってた(『六龍』では役名がないけど良く出る俳優です)。

架空の人物なのに、イ・バンジとムヒュルも役者を変えて(当然年をとってるけど)出ています。

そうそう、どっちもヒロインは同じシン・セギョンだったね。

も一度、『根の深い木』を見たくなっちゃった。