ことばとからだ
声が「もの」として、ある質量をもって人の体にふれ、これを打つようになるためにには、第1に、発することばがactionでなくてはならない。
他者に対する働きかけ、行動でなくてはならない。その場合のみ、例えば声の出ない子も吃りの人も、声=ことばを発することができる。このことについては前に書きました。
自分の声、という言い方ははなはだ漠然としていますが、裏返せば、多くの人はいわゆる口先だけの声でしか語っていない。体全体で語っていない。 ということを言いたいのです。
話かける、声をかける、という行為は単なる音の伝播でなく、こちらのからだがまるごと相手にぶつかってゆくような全くジカな重さと熱さをもったふれ合いであることがわかります。
教師のためのからだとことば考