たどり着いたその建物、国立技科学中央学校。横長の三階建てで茶褐色のレンガで造られた風格のある物だった。

これから、ここで6年間を過ごすんだと思うと期待がどんどん湧いてくる。校門で入校証を警備に見せた後、案内人の導きで、正面玄関からまっすぐに歩き、建物の反対側へと出た。目の前の広場には自分達以外に数1000人くらいいるのではないかと思った。地面は緑の芝が生え、心地よい風が吹く。思いきり寝たい気分になる。

数十分後、アナウンスが響く。

「諸君!いきなりだが、これから学部適性試験を行う。自分の行きたい学部があるなら、そこに入れるように工夫をするのだ。言っとくが、こちらが考え出した学部は変更できないからな。一応学部内で優秀な成績をとれば、変更できることもある…。お前たちの将来は全力でサポートする。さあ、本校舎へ。」

今日は遊び放題遊んだ。

結局、投剣では僕もネルロスも200点はいかなかったけど、暗魚すくいではネルロスが48匹と、大漁にすくっていた。くじ引きは、僕がなんと3等を当てた。賞品はスイカ10玉だった。

これからも楽しみだが、今がとっても楽しかった。実際遊んで暮らすのもいいかなと思ったけど、心の奥ではそんな将来は考えていなかった。

フゥ、都まで遠かったな。

とにかく明日はゆっくりして、明後日学校に向かうか。

それでいい。

いま、僕たちはザイ地区にいる。都の西端だね。明日は、ここの大円公園(だいまる公園)に行って、都の雰囲気を感じる。もちろん、アスレチック広場にも行くよ。そのあと、アブタイ動物園に行ってそして、待ちに待った…

サクラン通りの屋台!あそこの投剣で200点目指すぜ。あと、暗魚すくいでは20匹、くじ引きで、一等目指すぜ。明日はなにが一等だろうな