本校舎の入口で、職員に通行証と身分証をみせ、通行証を渡した後、もらったのが生徒証だった。カードの形をしていて、表は生徒名、番号、年齢、顔写真。学部、専科はまだ空白だった。裏には心得が書いてあった。ネルロスは、となりで、はしゃいでいた。
番号ごとに教室が割り振られていた。ネルロスと同じ所だった。教室は高い天井に、二段の黒板が二面あった。机は横に6列、縦に8列連なってい た。机には番号がかいてあり、自分の番号のところに座った。古風な雰囲気が漂っていて、落ち着いて待っていられた。ネルロスは一人開けて後ろだった。何をするんだろう、とずっと考えていた。
そして数分後、静かだった隣の教室がざわつき始めた。すぐに試験官が二人この教室に入ってきた。
遂に試験が始まった。