前回に引き続いて、できるとこから作ってゆきますよー。ほい。
基本的には普通のFPVドローンの製作と同じ手順なんですが、最近のFCでは当たり前の各種BEC電圧がFCからとれず、これがなかなか厄介でした。
とりあえずESCを真ん中に置いて電源コネクタをハンダ付け。このESCは前にバチッとショートして、FCがおかしくなったときの片割れなんだけど、だいじょうぶなのかな??
しかも基板上に型番が印字されてないものなので、コネクタのピン配列を探しなおすのに結構時間がかかりました。
Micro Pixの電源は5V×2指定なのでプチBECをどこに配置しよ?ってあれこれやっていると、なんだか普通にPDBを付けてしまった方がスッキリするような気がしてきました。なので、PDBをアマゾンでポチっておいて、一旦保留にします。
受信機はすんなり付けられそうなので、コネクタ配線をレシーバー基板にハンダします。FUTABAのRSSI付きS-FHSS 8chのなんとかっていういつものやつです。
そうそう、R2000SBM。いまだに型番が覚えられません。
アンテナ線は巷で人気のモモンガスタイルを採用してみました。機体振動でプロペラにあたりそうだからこれまでやってなかったけど、結束バンドとシュリンクのコラボレーション、意外とぷるぷるしないみたい。
おまちかねPDBが到着しました。なので電源配線をあらためてハンダしなおします。
バッテリーを接続してみると、無事にインジケータランプが点灯してくれたー。この子はジャンクじゃなかったようでホッと一息、かなりめに光量があって、かなりめに眩しいです。ボクハ、インヂケーターとなかなか自己主張が激しいね。
ちなみに青いランプのスイッチモジュールはいまいち使い道がよくわかんなかったけど、どうやら機体のSafety Switchだそうです。これを接続してオンにしてからでないと、ぴっくんはアームすらしてくれないツンデレちゃんらしいよ。
VTX電源はPDBからもらいます。VTX単体で独立動作してるのが気になるとこですが、大陸からOSDモジュールが届くまでの暫定仕様です。
んーと、PixのOSDってなんなんですかねぇ?テレメトリーを経由して画像がPC上でモニターできるようになるってことなんかな??
どうやらカメラとVTXがOSDを経由してPix本体のテレメトリー端子に接続できることは分かったけど、なにが起きるのかさっぱりわからないぞっと。
なんだか期待感先行で楽しみになってきたので、あえてモジュール到着まで調べないことにします。
PDBが剥き出しというのも、ちょっとこわいものがあるので、その辺にあったアクリル板を加工して、カバーを付けてみました。
VTXは同じくアクリル板で差し込み式のマウントボードを作ってカメラの下に配置していますが、写真はちょっと撮り忘れちゃったな💧
GPSモジュールはコネクタ配線を作って差し込むだけー。
って油断してたら、どのタイミングからかわからないけど、バッテリーを挿してもPixの電源が入らなくなっちゃいました。
PDBの2つある赤色の通電LEDのうち片方つかなくなったという症状から、LEDが熱でやられたか、どこかのチップにコテ先があたって回路自体を焼いちゃったかな?って思いつつ、予備のボードに交換してみても症状おんなじです。
とりあえずPix+ESC+PDBのミニマム構成にしてバッテリーを繋ぐと通常起動するので、原因はVTXかGPSモジュールなご様子。
あれこれ配線を抜き差ししていると、どうやらGPSのコネクタ配線あたりがあやしい。このケーブルを挿すと、モジュールの有無関係なく電源がつかなくなります。
早速ケーブルをつくりなおして差し替えてみると、無事に起動するようになりましたーっ。ぱちぱち。
たぶんピンの差し込みが少し硬かったのを無理にぎゅっと押し込んだことにより、ピン間の絶縁を壊してリーク回路ができちゃったんじゃないかとの推察。
MicroPix本体のコネクタはJSTのSH規格なのですが、このコネクタはピンの圧着がシビアすぎて苦手なんですよね。
コネクタ自体はコンパクトで省スペースでいいんだけど、配線も30AWGの細いのしか使えないし、ケーブルも断線しやすいからあんまり好きじゃないです。いつもはなんだかんだでグルー補強して使ってます。
たぶん0.8mmの圧着工具でちゃんとかしめるのが正しいんだろうけどなー。もってないから1.0mmの圧着ペンチでかしめあとにラジオペンチで0.05mmぐらいの精度で圧着箇所の調整しております。
微妙すぎて目がチカチカするけど、これをやっておかないと、そもそもスロットに差し込めなかったり、ピン穴を圧迫してだんだん入らなくなっちゃうの。とめどなく繊細だなー、SHはせんさいでほそいのSH。
なかなか気苦労の割には実利がなくて面倒だから、SHのピンケーブルの端材が余ってたらだいたいそっちを使っちゃうんだけどね。
色分けしたいのに色数足りないときとかは仕方ないからケーブル作るけど、SHだけは自分で圧着しておきながら、しみじみと信頼性薄いなぁと思います💧
最近SH仕様の基板が増えてるけど、やっぱりmolexの1.25mmまでが実用圏内で使いやすいのはあるなぁ。
もれちゃん。名前もなんか、かわいいしね。
ででででで、でんでん。無事に通電するようになったよっ⭐️
GPS基板のコネクタが出っ張ってたから前後逆に配置してみてるから、BetaFlightみたいにコンパスの取付角補正がMissionPlanner上の設定で変更できるかどうか?というのが気になるポイントです。
ひと通り組み終わったところでMissionPlannerに接続して初期設定してみます。
ファームをアップデートして、ジャイロとコンパス、ESCのキャリブレーションなどなど。
プロポの設定はDCLのコンフィグと同じく、スティックとスイッチをぐりぐりしてたら上限/下限の信号値を自動的に認識して調整してくれるタイプ。この方式はいちいち数値をメモってコマンド入力しなくていいから、めっちゃ便利やねっ!
で、わーい♪ わーい♪ ときゃっきゃしながらキャリブレしてて気づいたんだけど、なんだか内振り下向きにスティックを入れるとガリゴリとなにかが少し擦れる音がする。
がりごりするのはどこでしょー??
はじめはプロポスティックのバネ圧調整ネジとかがケースの中であたってるのかと思って調整してみてたんだけどね、どうやらスティックエンドが表カバーのエッジの内ぶりゾーンに干渉してたようです。
普段全開でスティックを倒すことなんてあまりないから、こうゆうの忘れた頃にやってくるイベントだぁ💧
しばしスティックエンドを交換すべき?と途方に暮れ、ひとしきり眺めたあと、スロットルの中のジンバル上下に入っている可動域リミッターを左右スティックの下側に入れるというのを思いつき、移植してみたら、あたらなくなりました。
む、しかもこれはもしかしてだけど。他の機体のプロポも再設定しないとあかんやつ!?信号値下限が変わっているから、そゆことです。まあ、おいおい調整するとします。
スイッチのチャンネル割当はおそらくパラメータリストからかな?
とりあえずStabilize/ Alt Hold / Loiterだけ設定して、他のは後ほどやります。よくわかってない段階であれこれいじりたくない。というかいじりすぎると収集つかなくなっちゃいます。
モーターテストで回転方向を確認すると、ぜんぶ合ってた。ピン差し替えで対応しよかと意気込んでたんだけどー、うわん、必要なかったーっ。
ちなみにやっぱりBLHeli設定にはPixにUSBを挿すだけじゃあ入れない、あれはBetaFlight経由で接続してるから。なんか接続設定変えたらやり方ありそうな気もするけど、あるのかな?
ともあれ組み終わったと思ってたんだけど次の日にもう一度モーターテストしたら、なぜだか#1だけ動かなくなっていました。
ファームを何度か入れなおしてみたりしてたから、それかな?と思って、再度更新してみるけど変わらず。またSH?とケーブル作って差し替えてみるけど変わらず。いちお、テスターでモーターテストしてみると正常にまわるから、なんだかやっぱりとめどなくESCがあやしい。もうそんな気しかしなーい。
前にバチっといったとこが#1の接点だからね。交換しとこ。こわいこわい。
ジャンクのESCとかFCとか、不安要素しかないからもう使わないようにしようかなあって。毎回おもいつつ、ジャンクボックスで寝かせているあいだに治ってそうな気がするからダメ。
ESCが届くまでどうしようというところで、やっぱり電源コネクタを縦に配置しなおしました。
XT60のL字だとケーブル取り回しはしやすいんだけどねえ。見た目もかっこいいんだけどねぇ。やっぱりフレームから少し出っ張ってたのが気になったから。ぶつけたらPDB基板破損しちゃうしねー、あんまりよくないよねー。L型かっこいいんだけどねー。
Pix機、徐々にかたちになってきたけど。アームの仕方すらわからなーい、スイッチ割当もどの程度しとけばいいのかなあ?という、まだまだど素人感満載の手探り状態で製作してます。
プロポスイッチはそこまで割り振らなくてもいいような感じもあるけど、S-FHSSのAUX 4chだとチャンネル数がちょっと少ないよな気もする。。
普段は操作性と運用効率重視でFutaba T18SZの一択、お遊びフープはT-Liteなんだけど、全然使ってないJumper T16とありあまるFrSkyの受信機をPix用に活用してみるのもいいかも?とかよぎりました。
T16なら6ボタンスイッチでフライトモードを割当できるし、FrSkyだとチャンネル数も多いしなぁ。モード1練習用にそっちに仕様変更しようかー。とかとか。
んー、いいかもしれない(^^♪
FrSkyは近距離バインド切れとかあったりなかったりするらしいから使ってなかったんだけど、この機会にその辺も踏まえて検証用に使ってみようかと思います。