




先日は多肉の成長速度について紹介しました
今日はある程度成長した子達を大人の色気のあるスタイリッシュな姿にする方法を解説していきます
決して正解!!という訳ではないので生暖かい目でよろしくお願いしますね
まずはお迎え
初々しい姿の子達ですね
2.5号ポットが義務教育を終え、準備した新しいビジネススーツに見えるような可愛さです
見慣れた姿ですが、オッとなる美しさかと言われるとちょっと物足りないかもしれません
いきなり何を言い出すのと思われるかもしれませんが...
大きく育て、親株にしたいという場合を除いて葉挿しからこれ位までの大きさで育てるという感覚は終了です
ここからは社会という荒波に...(以下略)
改め、ここからはトレーニングが始まります
2.5号ポットという限られた空間の中でいかに自身を最適化していけるかになってきます
多肉さん『もっと水ください...』
もうちょっと我慢してね
多肉さん『鉢が根詰まりで狭いんですが...』
一年以上位はそのままでいけるいける
難しく感じるかもしれませんが、要は多肉自身の力を信じてほっとく時間を増やします
もちろん、葉が焼けてしまうような日差し、夏の高い湿度、温度から身を守ってあげる助けは必要ですが
ゴメン、水やり忘れてた
我が家では日常茶飯事です...
多肉植物はそういう時のために、葉が厚く水分を溜めておけるようになっています
流石に狭そうだし、ちょっと大きな鉢に植えてあげよう...
ピンクザラゴーサ
締まってきた時に植え替えをすると多肉さんが
『わー、広々〜』
と喜んでくれますが、鉢の中が広々になり、葉姿もゆったりした姿になります
ラズベリーアイス(ダイソーさん)
植え替えをしてもらえていない子は根詰まりから?中々お水を効率よく吸えないせいか葉に水分を多く貯めるように葉を厚くすることを選択したようです
私が水やりを忘れていたせいもあると思いますが
シムランスラグナサンチェスxストリクチフローラ(青札)
ちょっと大きく成長させた方が見応えがある子もいます
ありゃ、締めて育てたいのに大きい鉢に植え替えちゃったよ...
となってもその鉢で引き締まるまで植え替えを放置すると
ピンクザラゴーサ
大きく整ってくれます
ラズベリーアイスさんもほっとけばほっとくほど
綺麗になっちゃいます
この状態は葉がガッチリと固く、成長のスピードもゆっくり。
いつ水やりすればいいの?
と不思議になる位いつでも硬いです
この状態になると紅葉もとても出やすくなります
オウンスロー(多肉アンさん)
エボニー
小人の渚(ミックスベリア)
水やりそんなにサボっていいの?
3ヶ月以上、一度も水やりしてもらえてない三日月さん...
ただ引き締めたいだけなら本当に水をあげないで放置で解決...
でも理想は締まったムチムチですよね
水やりすると...
乾燥椎茸のように元通り...(笑)
一年で一番多肉の美しさを感じるのは冬の長い断水の後にしっかりと水を吸った時の姿かもしれません
大事な子ほど過ごしやすく、快適な環境を与えたくなってしまいますが多肉に取って快適すぎる環境だと整いにくくなるというせつなさ
故意に成長しにくい環境を作り、成長を阻害してゆっくりとした成長をさせることが、いわゆる熟株を作り出すことに繋がると思います
試練を与えて多肉本来の性質を信じてあげる
時間をかけてゆっくりと整えることで
うわ、この品種こんなに姿になるのォ
こんな感じの楽しみ方が出来ると思います
やっていることは軽い育児放棄なんですが、多肉を始めた頃はそれが全くわかりませんでした
ゆったり目に育てると葉は開きますが、健康的な植物の姿、葉の表面の美しさが楽しめると思います
厳しく育てると葉が立ち、緻密なロゼットの葉姿、紅葉を楽しむことができます
どちらも甲乙つけがたいですが、季節を通して色んな楽しみ方が出来る多肉植物はやっぱり楽しいですね
ちょっとまとまりの悪い記事になってしまいましたが、どなたかの参考になれば嬉しいです
以上、多肉植物の引き締め方 育て方でした
最後まで閲覧ありがとうございました
