①〜④まであります
色々な論文を読んでみたり、遺伝子学を調べてみたり...。
この妄想の始まりになったcolorataとリンゼアナについてまた新しい妄想が
先の記事でも触れた、colorataとリンゼアナを発見し、自宅の庭園の子を報告したのは
Eric Waltherさん
日本にリンゼアナを持ってきたのは
リンゼイ(George Lindley)さん
この方はグレイグさんって方とメキシコの北西部でチワワエンシスを採取していた方だそうです
長年、なんでこのチワワエンシスを採取している方がリンゼアナ持ってきたの?という謎に包まれています
中里さんが補完していた臼田リンゼアナの写真を見たICNの方はチワワエンシスみたいだねと言ったそうです
古い文献にはチワワエンシスに似ているともあるそうな
先の記事でわかった通り、成長、管理によりまったく別の種のように変化するEcheveria。
見た目だけで判断するのは非常に難しい。
でも、これだけの条件が整った中で推測すると
リンゼイさんが日本に持ってきたのはリンゼアナ(コロラータ)ではなく、チワワエンシスだった。
そう考えるのが自然だと思われます
お気づきの方もいると思いますが
盛大な自虐記事です(´;Д;`)
コロラータと呼ばれる子はリンゼイさんがくる前から日本にあったそうです
日本にだけにいる成長点がいなくなりやすいとみんなが言う以前からいるチワワエンシス。
こちらは臼田リンゼアナに葉の感じが似ていることから、もしかすると、そちらも臼田リンゼアナのクローン、自家受粉の種なのかもしれません。
成長点が家出しやすいのも、繰り返されたインブリードの障害と考えればしっくり来てしまう
皆さんが特別だと思っている血統は案外近くにサラッといるのかもしれません
日本では特に綺麗なコロラータの選抜種がリンゼアナと呼ばれ、コロラータの認識もされていますが...
もしかしたら日本だけコロラータの認識が違うのかもしれない。
過去に日本では輸入した多肉に和名をつけ、流通させたため、後の品種特定が大変になったとの話。
コロラータ、リンゼアナ、チワワエンシス、桃太郎。
この辺りがすごく曖昧な理由がわかったような気がします
韓国苗のコロラータにチワワエンシスやら桃太郎が含まれているのもそういうことなのかもしれません
しっかりと個体を保全されてきた日本のコロラータの主軸、臼田リンゼアナ自体の品種が曖昧。
その系統のリンゼアナからコロラータを認識してきた私ですが、コロラータはブランデティとタパルパしかわからなくなりました
でもね。
臼田リンゼアナも
中里リンゼアナも
可愛いから
許しちゃいます
赤ラパスのドメーヌさんが育てていた完成された臼田リンゼアナのクローンも、中里さんが育て上げた神々しい葉肌に息を呑むようなリンゼアナも。
品種すら私の中ではどうでもよくて
私は自分が思うとても美しい子をお迎えしました
昔ながらのチワワエンシス。
気になる
独立した日本の多肉の品種、血統、ルーツの特定は、Echeveriaの血統を重んじる方達にお任せしようと思います
私は学者、専門家ではなく、趣味でEcheveriaを愛でる人だから。
でも、曖昧な血統を重視したレアリティの高い苗が、生産者さんが長い努力、技術を研鑽され創作した苗よりも高額なのがなんか嫌です
希少、レアという販売文句を見かけますが
あなたが購入出来る時点でレアではない。
数が少なく、持ち主が余程の理由がない限り手放したくないものを希少と言います。
交配親を選ぶセンス、選抜、そしてその生まれた子を自身の顔に育て上げる技術。
美が血統、レアリティよりも重視される未来であって欲しい。
以上、臼田リンゼアナの謎 触れてはいけなかった?でした
最後まで閲覧ありがとうございました
④で終わったのに続きみたいになってる
今回の記事はある方の記事を参考にさせて頂いています
良い記事をありがとうございます。