どうして走り出せないのだろう。
最初はささやかだった怠け心が
僅かな隙間を抜け次第に勢力を増し、
他の実のある心の助言を
抑え込んでしまっているのか。
ただ行動すればいいだけなのだけれど、
カンタンなことなのだけれど、
その一歩がまるで踏み出せていない。
何かのせいにするつもりもない。
この身の内にある非は認める。
必要なのは「執着」だろう。
目指す自分のイメージへの執着、
成すべき事柄に対しての執着。
このまま朽ち果てても、と思う弱い心を
どう飼い慣らしたものか。
思い出せ、
僕が本当に好きだったことは。
本当にやりたいと思っていたことは。
できるだけ具体的に思い出せ。
