川越と言えば喜多院…ということで行ってきたというよりも、
まあ、「菊まつり 」が境内で行われていたもんですから。


天台宗のお寺さんですけれど、天海僧正が住職だったことからも徳川将軍家との所縁があるわけでして、
大河ドラマ「江」で二代将軍・秀忠の世嗣をどうするかといったあたりに話が来ている折も折り、
ドラマがらみで訪ねる人も多いのでありましょう。


喜多院本堂

ちなみに本堂とは渡り廊下で繋がる形で隣接したひと棟の建物で見えるのですが、
これが江戸城から移築されたものであり、秀忠の長男である竹千代(後の家光)の生まれた部屋とか
竹千代付きの乳母・福(後の春日局)の化粧部屋とかがあるという。


拝観料400円なりを払って中に入りますと
(ここも拝観というんですかね、渡り廊下を通って本堂まで行けるからか…)
「そうですか、この部屋でねえ」みたいな感想を抱いたりするわけです。


ただ、その部屋を見て有難がることもないんですが、
福の化粧部屋というところが四室くらいあってですね、
かつて住まったアパートの倍はゆうにあるのを「化粧部屋とはねえ、しかも乳母だのにねえ」と思ったり。


ところで、こうしたことを見て回るときにいささか注意を要するなあと思いましたのは、
たまたま見て回るタイミングを同じうしたどこぞの家族から聞こえてきたひと言でありますよ。

「家光って、江戸で生まれたんじゃないんだね…」


おいおいおい、江戸城で生まれたんだよ。
その建物をここに移築したんだって、解説板にも書いてあるではないの。
…とまあ、つくづく見てきただけにたちの悪い思い込みが出来てしまう可能性ありと思うと、
「おや?」と思ったらちゃんと解説見ないといけんですね。


ところで、先に購入した入場券では
売店の裏側の一角にひしめいております(?)五百羅漢も見られるというので、覗いてみました。


喜多院五百羅漢


それぞれに面相やしぐさの違う羅漢さんがずら~りでありますが、
どうやら元より蔭りがちな場所のようで苔むしたようすは、

風情が…というよりあまり構われてないような印象が。


いくら煩悩を表しているにせよ、からりとした晴れやかさの中で屈託ない表情を見せてくれた方が
ありがたいような気がしてしまうのでありました。

とまれ、ユニークなお姿をいくつか見ながら、おのが煩悩を払うといたしましょうか。

Chain reaction of curiosity Chain reaction of curiosity

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