先日「アイス・ショー 」を見て以来、

「スケートやりに行っちゃうもんね」熱が俄かに上昇している折りも折り、

近所の図書館で子ども向けながら「スケート教室」なる本を発見しますと、

借りちゃうんですよね、これが。


でもって、パラパラとページを繰っておりますと、

まずはちゃんとスケート靴を履くところから始まるわけですね。

そのまま道路を歩いてはいけない!という親切な?アドバイスまで書いてあります。


いよいよリンクに出ると、まず止り方。

スキーでもそうですけれど、滑るように出来てるものですから、止まれないといけませんね。

そして、ようやく滑り方に入っていくと…。


あれよあれよという間に、カーブではこうしてクロスの仕方はこうで、

ターンはこうで、バックはこうしてバッククロスはこうなりますと。

さらには、ジャンプだ、スピンだと怒涛の勢いで進んでいきます。

読んでる分には出来そうに思えるから不思議ですね、もちろん気のせいですが…。


とまあ、そういう実技の傍ら、スケートの歴史にまで少々触れておりまして、

驚いたことに石器時代の遺跡から、骨で作ったスケートの刃らしきものが出土しているのだとか。

石器時代って氷河期なんでしたっけ??


まあ、寒い地方での交通手段として考えられた知恵であったのでしょうけれど、

それがスポーツとなっていったのは、ずいぶんと後のことになりますね。

交通手段ですから「より速く」という意識が働くのはむしろ当然のことでしょうから、

スピード・スケートがいち早く競技化されるわけです。


1676年のオランダで、凍結した運河をスケートで走りまわるという競技が行われたそうですが、

競技になる以前にもそれなりにスケートは浸透していたのでしょう。

もう少し前の時代のブリューゲルあたりの絵にも、

氷の上で遊ぶ人たちの姿が描かれてましたよね。


一方、フィギュア・スケートを作ったのはアメリカ人だそうで、

ウィーン在住時にバレエとスケートを合体させることを思いついたらしい。

1863年のことだそうです。


そういえばということはありませんけれど、去年ウィーンに行ったときに、

コンツェルトハウス の隣りにリンクが出来ていて、楽しそうな音楽が流れてましたっけ。


アイス・ホッケーはといえば、1855年にカナダの兵士たちが始めたことに端を発するとか。

やっぱり元々が交通手段ですから、バリエーションの方はスピード・スケートに比べると

かなり後ですね。


思い返せば、スケート競技を初めて見た(TVでですが)のは札幌オリンピックだったのではないかと。

当時、実はローラー・スケートが流行っておりましてね、

TVのオリンピック中継でアイス・ホッケーを見たときに「これだ!」と思いましたね。


さっそく棒きれを拾ってきて、スティックらしく加工し、

パックは何を使ったか忘れてしまいましたけれど、友だち集めてローラー・ホッケーの開始ですね。

誰に教わるでもなく、子どもが勝手に始めたという。


その頃のローラー・スケートは今のローラー・ブレードのようなものでなくって、

小さい車輪が4つついた台を靴に縛り付けて滑るものでしたので、

幅の狭いブレードに比べれば安定しているとも言えますし、

黙っていてもころころ滑るとも言える代物です。


ただ、この子どもの頃にやったローラー・スケートのおかげで、

アイス・スケートを初めてやったのはいい大人になってからですが、

あんまり滑ったり止まったり曲がったりすることには苦労がなかったわけです。

昔とった杵柄とはこういうことを言うんでしょうか。


おっと、何だかスケートの歴史のはずが、スケート自分史になってしまいました…。