空想旅行はスペインの北の海岸線をたどるような形 で、まるで伊能忠敬のようになってますが、
そうした廻り方のおかげもあって、ポルトガルに入っていきます。

ちなみに今年2010年は、日本・ポルトガル修好150周年だそうですよ。

ポルトガルでさまざまな日本関連行事が行われてます(こんな具合に )。



【第1日目】 東京→ポルト

スペインのヴィーゴから国境越えの列車で2時間半ほどですから、旅の続きとしてポルトに入るところから始めることにいたしましょう。

【第2日目】 ポルト

エンリケ航海王子の生地で、天然の良港であったというポルト。古い歴史を抱えるだけに、壮麗な建物も多いようです。ボルサ宮サン・フランシスコ教会 、クレリゴス教会、そしてカテドラル。美術関係は新旧とりまぜてというところで、ソアーレス・ドス・レイス国立美術館近代美術館 を見て廻りたいですね。変り種建築でもある音楽ホールのカーザ・ダ・ムジカ で何らかコンサートでも聴ければ、お楽しみも倍増でしょう。

【第3日目】 ポルト→コインブラ

列車あるいはバスで1時間半ほど移動すると大学町コインブラ に到着。リスボンからここに大学が移転したのが1308年だそうで、移転前のリスボンでの創設は1290年。世界でも指折りの伝統を誇る学問のオーラを浴びてきましょうか。また、サンタ・クルス修道院に代表されるキリスト教施設、美術館 や軍事博物館、時間があればミニ・ポルトガル なるテーマ・パークにも立ち寄ってみますか。

【第4日目】 コインブラ→ファティマ→リスボン

バスで1時間半、聖母マリアの出現という奇跡の地ファティマ に着きます。バジリカを訪ねて敬虔な気分に浸った後には、奇跡の物語が再現されているろう人形館 へ。ここの売店で、治したい体の部分を供えて帰るための人体パーツが売っているのだとか。霊験のほどやいやかに。
その後はやはりバスで1時間半ほど、ポルトガルの首都リスボンに入ります。

【第5日目】 リスボン

まずは、かつて大航海時代の雄であったポルトガルの威光が窺い知れるジェロニモス修道院 へ。インド航路に道をつけたヴァスコ・ダ・ガマはここに眠っているそうです。近くの海沿いには「発見のモニュメント」があって、世界地図に各地の発見年号が記されているとか。ヨーロッパにとって、日本は1541年に発見されたことになってます。ベラルド美術館 で近現代美術を見たあとには、国立古美術館 で宗教画の世界に浸りことにしますけれど、ここには南蛮貿易の結果として日本の屏風絵なんかも所蔵されているんだとか。一日のおわりに、カエサルの時代にローマ人によって作られた要塞を起源とするサン・ジョルジェ城を訪れてみましょう。ここから眺める夕暮れのリスボンは素敵らしいですよ。

【第6日目】 リスボン

有名なグルベンキアン財団の美術館 を覗いてみましょう。古代、中世、近代、そして別館の現代アートまで多彩なコレクションが堪能できそうです。カテドラル、サント・アントニオ教会と覗いたあとには、国立アズレージョ美術館 へ。アズレージョというのは、装飾タイルのことらしいのですが、ポルトガルのものは相当に芸術性が高いのだといいます。

【第7日目】 リスボン→ファーロ

本当はリスボンでもう少しゆっくりしたいところですが、先のことを考えて移動しておくとしましょう。
バスで3時間半あまりですから、長い移動ですけれど、ポルトガルの南海岸ファーロへ。ここまでくれば、またスペインに戻るのももう一息ですから。

【第8~9日目】 ファーロ→東京

一泊余計にとれれば、ファーロで最後のリラックスというのもいいですね。ま、スペインへ戻る国境越えを目前にして、今回はこれまでということで。

さて、また今度はスペインに戻りますが、マドリッド、バルセロナはまだまだ遠いです。
かなり大きな寄り道も待ちかまえていますしね。  (つづく)