この空想旅行を組み立てることが、自分にとっては興味深いものの、
たまたまこのページをご覧になった方にどれほど面白いのかはさておいて勝手に続けておりますが、
前回フランスの西南端に達したことで、次はスペインになるところ
「もし重点的にパリをまわるとしたら、どうします?」という問い掛けを頂戴したものですから、
「実に面白い!やってみよう!」(みっちー風に)というわけで、特別編です。


実際のところ、パリという街は個人的に敷居が高い気がしておりまして、
この空想旅行計画でも、常にニアミスですり抜けているところがありますが、
もちろん「行きたいレベル」はかなり高濃度ですので、
敢えて取り組んでみようと思ったのですな。


さりながら、どうせ一点集中でプランニングするなら具体的に!

と全く行く予定も実現性もないにもかかわらず、日程まで特定して組んでしまいました。
それをご承知おきいただきまして、ご覧くださいね。



【第1日目】 3月20日(土)

全日空205便で成田からパリのシャルル・ド・ゴール空港へ向かいます。エール・フランス利用の方が早速に「らしさ」に浸れるところはありますけれど、ひとえにマイレージの関係で他意はありません。パリ到着が16時25分というのも適当ですね。市内に移動して、ホテルにチェックインし、少々ホテルの近所をふらふらして、ぐっすり寝てしまうのに、ちょうどいい時間ではないかと。

【第2日目】 3月21日(日)

最初からあんまり飛ばすとバテてしまいますから、初日はじっくり構えてルーヴル美術館 を堪能することに。ただそれもそこそこで切り上げて、午後3時頃には一端ホテルに帰って休憩。
ちょっと服装を正して?シャンゼリゼ劇場 に向かいます。
佐渡裕ラムルー管弦楽団 を振ってマーラーの6番を演奏するコンサートが17時から。
終演後は、食事方々、近くにあるクレイジー・ホース でディナー・ショーにでも行っちゃいますかね。あ、やっぱり最初から飛ばしてますね。

【第3日目】 3月22日(月)

ルーヴルに続いてとなればオルセー美術館と行きたいところですが、月曜はお休みですから、ここは後日。でもって、この日からは積極的に自転車(レンタサイクル)を活用したいところですね。
ルーヴルに近いカルーゼル橋、ポン・デザールあたりから上流に向けてセーヌ沿いに橋めぐり をしつつ、シテ島をめざしましょうか。サント・シャペルコンシェルジュリー 、そしてノートルダム と見て廻り、午後はマレ地区の歴史を感じさせる館の並ぶあたりをゆるゆる巡りつつ、気が向けば歴史博物館 などにも入ってみる。そして最後はピカソ美術館 で締めようと思ったら、2012年まで改修のため休館とは。こういう情報には気をつけなくては!ですね。
と、せっかく近くですから、バスティーユ・オペラ で「ラインの黄金」も是非!


【第4日目】 3月23日(火)

パリの美術館は火曜日のお休みが多いですね。でも、オルセーは開いている。だからといって、飛びつくのは早計ですね。だって、みんな来るでしょ。ですから、ここはヴェルサイユ にでも脚を伸ばしてみましょうか。一度行ったんですが、なぁんにも覚えてないものですから。
モンパルナス駅に戻ってきたら、界隈のそぞろ歩きということで。モンパルナス墓地に眠る数々の文化人の霊感に触れるものいいかと思います。

【第5日目】 3月24日(水)

この日も自転車に活躍してもらって、今度はルーヴルからセーヌ沿いに下流の橋を渡ったり、渡り返したりしていきます。まずオランジュリー美術館 、そしてオルセー美術館プティ・パレ 、そして市立近代美術館 。ゆっくり見たいし、たくさん見たいし…困ってしまいますねえ。
この日もシャンゼリゼ劇場でコンサート。リッカルド・ムーティ 指揮フィルハーモニア管 によるエロイカですので、あんまりパリっぽくありませんけれど、できれば聞いてみたいなぁと。

【第6日目】 3月25日(木)

少々自然に浸りにブローニュの森へ行ってみましょうかね。といっても、マルモッタン美術館 がお目当てですけれど。街中に帰ってきたら、今度はモンマルトルのぶらり散歩。サクレ・クールモンマルトル美術館 、そしてユトリロに描かれた街角の数々。ただ歩いているだけで、いい気分かもしれませんね。
夜には、また森の雰囲気を思い出しつつ、ブルックナーを聴くのもいいかなと。サル・プレイエル ではヘルベルト・ブロムシュテットがパリ管弦楽団 を振ります。パリ管のブルックナーって、どんなんかなぁと思いますね。

【第7日目】 3月26日(金)

ここまでくると多少駆け足になってしまいますが、午前中はヴァンドーム広場やマドレーヌ寺院 を経由して、ギュスターヴ・モロー美術館 を見に行き、午後には取って返してサンジェルマン・デ・プレからカルチェ・ラタンのあたり、ドラクロワ美術館 などを回っておきたいところです。
欲張らずにといいながら、どうしても欲張ってしまいますが、止むを得ないですよねえ。
さらに、毎晩のようにコンサートに行きたくなってますけれど、この日のコンセール・スピリチュエルによる「メサイア」も聴きたいなぁと。

【第8~9日目】 3月27日(土)~28日(日)

どうにもやっぱり詰め込み過ぎ!全日空便は夕刻発ですので、1日あるといえばあるのですが、最後の日くらいは落ち着いて、セーヌの船に乗ったり、はたまたパサージュを流してみたり、マルシェを覗いてみるのもいいかもしれないですね。そのくらいにしときましょう。
大して買物もしてないとは思いますが、思い出いっぱいかばんに詰め込んで、さあ帰国の途につくとしますか。

面白い!と思ってやり始めたんですが、だんだん苦しくなってきてしまいました。
どこを削るかという話ですからね。
本当はバルビゾンジヴェルニー には行きたいところなんですが、

空想旅行の別の回に行くことになってるので、割愛しました。


実際に出かけたウィーン紀行 と同様に、まとまった日数を使っても充分ではないというもどかしさ。
結果として、かなり月並みなプランニングになってしまったのも、納得しにくいところですけれど、
こんなトライアルを通じて、本当に行こうというときには、も少しプランニング名人に近づいている
かもしれないですね。