サイパンの話はどうしても戦争がらみ
になってしまいましたけれど、
もうこれで最後ですので、ご容赦ください。
かつて成田発のサイパン線には、コンチネンタル・ミクロネシア航空、日本航空 、
ノースウエスト航空のダイレクト・フライトが就航していました。
ところが、今やコンチはグァムでの乗り換えとなり、日航も羽田発のチャーター・フライトのみ。
定期便としては辛うじてノースが飛んでいるだけになってしまいました。
どこの航空会社も業績低迷で路線の再編に迫られての結果でしょうけれど、
いちばん便数の多かったコンチがグァム線のみとなったことで、
特別にサイパンに思い入れのある人でもなければわざわざグァムで乗り換えて、
サイパンに行くというふうにはならないのではないかと思うのですね。
どっちの島も全くおんなじとは言いませんけれど、大は小を兼ねるではありませんが、
およそサイパンに求めるもの、例えば青い海、心地よい潮風、マリン・スポーツ、ゴルフ、
ショッピングなどなどといったものは、グァムに事足りる以上のものがありますし。
一方、日航(実際は系列会社のJALウェイズ)のチャーター便も、
年末年始ということも関係してか、満席ではありましたけれど、
あの発着時刻に再び利用したいと思う人は多いとは思われないのですね。
(往路:羽田発23:30 サイパン着03:50/帰路:サイパン発03:50 羽田着06:15 全て現地時間)
こうしたフライトの状況が反映してか、今回宿泊したハファダイ・ビーチ・ホテルは
おそらくサイパンでも最大級の客室数を持つホテルと思われますけれど、
さほどたくさんの人が泊まっていたようには見えません。
年末年始であるのにです。
ホテルの関係でいえば、ハファダイのすぐ近くにあるフィエスタ・リゾートはかつての第一ホテルですし、
かなり北のパウパウ・ビーチにあるパームス・リゾートは以前のニッコー・サイパンでした。
パームスのちょっと南で、メゾネットの広い部屋が特徴だったプルメリア・リゾートには
一度泊まったことありますが、潰れてしまいました。
また、パームス・リゾートの目の前にあった「ラ・フィエスタ・サン・ロケ」というショッピング・モールも
いかにも南国ふうのいい感じだったのですけれど、もはや廃墟のようになってしまっています。
なまじ4度も行っているサイパンだけに、少々肩入れしてやりたくもなるところですけれど、
どうにも衰微の一途を辿っているように見えなくもありません。
ただ、日航とデルタの提携が実現すれば、
現在デルタ傘下のノースウエストが飛ばしているサイパン線を日航が引き継いで、
スカイチーム各社とコードシェアすることになるかもしれませんから、
少しは状況が変わるかもしれませんね。
もしかしたら、関空とサイパンを結ぶアシアナ航空(ソウル-関空-サイパン、全日空とコードシェア)のように、スカイチームでも大韓航空あたりが同じようにソウル-成田-サイパンと飛ばして、
日航がコードシェアするかもしれません。
いずれにしても、これまで日本からの観光客をメインとして、
いろいろな看板にでかでかと日本語表示がなされているサイパンですけれど、
もしかするとこの後はまっさきに目につくのはハングルということになっていくのかもなぁ…
と思ったりするのでありました。
サイパン島の沖合に浮かぶ小島、マニャガハ島。
桟橋から顔を出しただけで泳いでいる魚が見えるきれいな海。
これだけはいつまでも変わらないほしいものですね。


