漫画 の次はおもちゃか・・・ということになりますけれど、変り種博物館の続きはおもちゃ博物館です。
ただ、おもちゃってこんなにいろいろあるのか!ということを知るには、
リージェント・ストリートにある巨大な玩具店ハムリーズに行った方がよいかもしれません。
銀座・博品館のいったい何倍!というおもちゃだらけの5階建てですから。


むしろ大人は懐かしく思い、子供はあまりのチープなおもちゃに新鮮さを感じる、
そんな代物がぎゅぎゅっと詰まっているのが、ポロックス・トイ・ミュージアムということになります。

Pollock's Toy Museum

トテナム・コート・ロードの一本裏道、スカラ・ストリートにあるのですけれど、

これまたなかなか見つけにくいかもですね。
トイ・ミュージアム入口

日本でいえばペンシル・ビルという感じの狭い敷地の3階建て。
1階(イギリス風にはグラウンド・フロア)のエントランスとショップを除けば
展示室は5つ。どれもが狭い中に、これでもかと古い(中には古ぼけた)おもちゃをぎっしり詰め込み、
階段の壁にも所狭しと展示してありますので、結構見た気にはなるはずです。

見て回る際には、受付でもらえるガイドに従って、これを読みつつと回るのも楽しいものです。
(分かりやすい英語で、ありがとう!!)


ところで、この博物館はポロックさんのおもちゃ博物館ということですけれど、
いったいポロックさんとは何者でありましょうか。
簡単に言うと、トイ・シアターの制作販売業者ということになります。


「トイ・シアター」というのは、

昔の少年雑誌の付録でさんざん厚紙から点線に沿って切り離し組み立てをしたことのある方には
想像しやすいと思いますが、本から切り抜いて舞台を組み立て、

抜き差しできる背景と左右に動かせるの人形を切り取って並べると、

立体紙芝居みたいな人形劇場が出来上がるというものです。
(すいません、説明が下手で)

ミュージアムに展示されているトイ・シアター

で、ポロックさん(1856~1937)は、このトイ・シアター制作の権威であって、

商品自体もよく売れたのだそうですよ。
組み立てキットを切り抜いて出来上がり、上演できるというその商品が

決して子供だましなものでなかったからなのでしょうね。

博物館の展示では「アラジン」や「シンデレラ」、「海賊黒ひげ」なんてのが見られるようになっています。


館内を一回りして1階のショップまで戻ってくると、

懐かしげなおもちゃの数々が「買ってくれろ」と呼びかけてくるようでくらくらしてしまいます。

もちろん、トイ・シアターも思わず「買っちゃおっかな」と(瞬間的にでも)思うこと、必定ではないでしょうか。