東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS) というイラストレーターのグループによる展覧会が開催中です。
題して「イラストレーター170人が描く『わたしの句読点』」展です。
場所は、東京・渋谷の「たばこと塩の博物館 」。
「え、なんでここ?」という気もしますけれど、日々の生活の中での「句読点」と言えば、
ちょっと一服…のイメージも。あながち場違いではないのですね。
何かしらテーマを決めて、関連する作品を集めてくる展示というのはよくありますけれど、
本展のすごいところは、「わたしの句読点」というお題を与えて作品を作ってもらったというところ。
その数、170点です。
ほぼ正方形に近い、同じ形の大きさの作品がずらり。
ところが、そこにはそれぞれのイラストレーターが自分の作風やら実験的なことやら
あれこれ工夫した「句読点」が並んでいるわけです。
ちょっと一服の連想から、たばこがらみももちろんあれば、
吸わない方々にはコーヒー、紅茶での一服もあり。
はたまた、散歩や旅行といったものも。
日常での「句読点」の打ち方は、まさに人それぞれなのでありました。
作品を見ること自体がお楽しみでもありますけれど、
見ているうちに、自分自身にとっての「句読点」を考え始めるのですよね。
ふっと息を抜く瞬間って、なんだろう?
そもそも、そんなこと考えていたっけかな?
人生を走りつづけるというと大げさですが、
何らか動き回る合間に、立ち止まる、やめてみる、何もしない…そういう時間って大事なんじゃないかな。
そんなことをつらつら思いながら、じっくりゆとりを持って眺めてきたのでありました。
そうそう、わざわざ立ち寄ろうとも思ってみなかった「たばこと塩の博物館」。
どでかい岩塩(ヴィエリチカ のがあったような)があったり、懐かしい?たばこ屋の店先の模型があったり。
それはそれで面白いところだったような気もします。
