GWが終わってしまうと、あとの楽しみは夏休みということになってしまいます。
何度がお話していますけれど、例年は「夏休みは海外へ」という一点豪華主義を
1年の心の糧(?)に過ごしておりましたが、昨年(2008年)は仕事の都合などもこれあり、
国内で短いながらも濃縮された「京阪神三都 美術館紀行 」に出かけたのでした。
それだけに、「今年こそは!」の思いは強いながらも、
仕事の見通しとそれに新型インフルエンザのことなどを考慮すると、
「おとなしくしているしかないか…」と思えてくるのですね。
でも、いざ!というときに備えて(?)、空想ではあっても、
旅のスケジュールを考えるというのは楽しいものですから、試みに!というわけです。
行きたいところはたくさんありますので、どこを起点にするのかはかなりポイントではありますけれど、
差し当たり、2007年夏に出かけた「ネーデルラント紀行 」の終着点、アムステルダムを
今度は起点にして、最大10日程度の旅を空想してみることにしましょう。
まずはその第1段です。
【第1日目】 東京→アムステルダム
成田から飛行機でオランダ、アムステルダムへ向かいます。
時差ボケ対策上、飛行機の中では頑張って起きていて、ふらふらになりつつも、ホテルで爆睡が効果的ですね。
【第2日目】 アムステルダム
まずは前回、長蛇の列で断念した「ゴッホ美術館 」をじっくり見て回るところから。
「国立博物館」を再訪したくなる気持ちを振り切って、「レンブラントの家 」にまわり、時間があれば「エルミタージュ美術館アムステルダム 」へと足を伸ばしたいところです。
夜には、コンセルトヘボウ での演奏会。あの響きの良さは、ぜひもう一度!
【第3日目】 アムステルダム→ユトレヒト→アルンヘム
移動がてらにユトレヒトで途中下車。アムステルダムからは列車で30分ほどです。
駅で自転車を借り、機動力を確保したら、「セントラル・ミュージアム 」、「ディック・ブルーナ・ハウス 」、「カタリナ・コベント博物館 」、「ドム教会」など時間の許すかぎり、ユトレヒト散策。
「オランダ鉄道博物館 」にもと欲張ると、くったくたで先が続かなそうですね。
ほどほどのところで、再び列車に。30分強で、アルンヘムに到着。
【第4日目】 アルンヘム→国立公園デ・ホーヘ・フェルウェ→アルンヘム
アルンヘム(アーネム、アーンエムとも)は、映画「遠すぎた橋」で描かれた第二次大戦中の大進攻作戦、マーケット・ガーデン作戦の最終目標地。この街の橋まで部隊が到達できなかったため「遠すぎた」というわけですね。
その橋も気になりますが、ここでは1日かけて、オランダ最大の国立公園を訪れます。
ここの目玉は何と言っても、「クレラー・ミュラー美術館 」。
出発からユトレヒトの街まわりまで精力的に動いていますので、ここらでのんびり自然にひたりつつ、美術館も堪能というわけですね。
【第5日目】 アルンヘム→デュッセルドルフ
マーケット・ガーデン作戦でアルンヘムの橋までを確保すれば、一気にドイツのルール工業地帯に攻略することになっていたわけですが、このかなわなかった道筋も今ではICEという高速列車で結ばれています。アルンヘムからICEを使えば、1時間ほどでドイツ、デュッセルドルフに到着なのですね。
ここでは、先の「クレー」展 で話題になった「ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館 」が見どころのひとつでありましょう。
【第6日目】 デュッセルドルフ→ケルン→ボン→フランクフルト
デュッセルドルフからは、ライン川沿いの街々を訪ね歩きますが、一度通った道ですので、少々駆け足で通り過ぎます。再訪になるとは言っても、ケルンの大聖堂とボンの「ベートーヴェン・ハウス 」には立ち寄っておきたいところ。
【第7日目】 フランクフルト
旅の仕上げは、フランクフルトでのんびり過ごす一日。もちろん、「ゲーテ・ハウス 」ほか「レーマー」や「大聖堂」をめぐりつつ、少しは買い物をしたり…。
【第8~9日目】 フランクフルト→東京
フランクフルトから機中泊で東京へ。
往路と逆にここでは、ひたすら寝て帰ります。帰着後、日本時間で夜まで眠気をこらえ切れるように。それで、夜寝られれば、翌日以降の時差ボケなしです。
どうです?今にも旅に出かけたくなりますよね。
普通、8日間も9日間もあれば、ロン・パリ・ローマくらい行っちゃうところですけれど、
これだけ小さなエリアをじっくり回ってみるのも、よいものだと思うのですね。
机上の空論とはいえ、旅程を考えているだけでも楽しくなってきますので、
性懲りもなく、その2、その3・・・と考えてみたくなってきているのでありました。