先日TVで放送されたコナン の劇場版「名探偵コナン~戦慄の楽譜(フルスコア)」を見ていて
つらつら考えていたのですね。
絶対音感にも天才型(天性のもの)と努力型(苦労して身に付けるもの)とがあるかもしれません。
音感という点では、とてもセンスがある方ではありませんけれど、
それでも長らく楽器をやっていた(やらなくなってからのが、もはや長いですけれど)ための
「昔取った杵柄」とでも言うんでしょうか、チューニングのAの音くらいは、すぐ頭に響きますね。
ですから、ちゃあんとというか、しっかりというか努力される人ならば、
後発的にも絶対音感が身についたりするのかもしれません。
ところで、これは話の前置きでして、
つらつら考えていたというのは、「絶対音感」というものがあるのであれば、
違う種類の「絶対なんとか」だってあるんじゃなかろうか…ということなわけです。
例えば、「絶対時感」はどうでしょう。
今から5分間、卵を茹でるとして、タイマーを使わずにぴったり5分(1秒も狂わず)で火を止められたり、
(このくらいは慣れの問題でできちゃうかな)
オリンピックの100m走を見ていて、優勝者のタイムを100分の1単位まで言い当てちゃったり。
「絶対音感」が、音の高低という視覚的に区別することのできないものに当てる
物差しを持っていることだとすれば、
「絶対時感」もやっぱり、時の流れという、
本来物差しの当てようのないものに当てることのできる物差しを持っていることなわけで、
生まれつきそうした人がいるかどうかはわかりませんけれど、
修練を積むことで見につくのではないかなと思ったりします。
そして、「絶対温感」なんてのもありそうですかね。
外を歩いただけで、「今日はやけにあったかいな。こりゃ気温23.5℃だわ」とか…
こういう人は、赤ちゃんの与えるミルクを作るとき、便利でしょうねえ。
さらには、「絶対距離感」なんかがあると、飛行機のパイロットなどは安全性確保の点で最高ですね。
実際、この間TVでやっていた英国空軍のアクロバット・チーム「The Red Arrows 」のパイロットたちには
備わってるんじゃないでしょうかね。
時速何百キロものスピードで、数メートル間隔の編隊飛行してるのですから。
身近なところでは、羊羹を切り分けるのに、どれもピタリと幅がそろっているとか!
たぶんもっと考えれば、もっともっとあれこれ出てきて、
そのうちの何かひとつくらいはわが身にも当てはまるものがあるかも・・・ですね。
まあ、あるとしても「絶対あれこれ思い付く感」てとこでしょうか。
そうそう、劇場版「コナン」の話に戻りますが、「戦慄の楽譜」というタイトルに反応して
音楽好きの方がご覧になると肩透かしを食うんじゃないでしょうか。
音楽の演奏場面をアニメで描こうとすると、それこそセルをたぁくさん作って、
とっても細かく描きだしていかないとまるでリアリティのないものになってしまうという所を見るか、
あんまり細かいことを言わずに「楽しんで見るんだもんね」という姿勢を全面に出しておくか、
どちらかではないかと思うのでありました。
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