お笑いの「もう中学生」ではありませんけれど、

「ためになったねぇ~、ためになったよぉ~」と思えますのが、社会科見学なのでありました。


もっとも、何かしらの企画に乗っかったわけではなくって、独自に出向いただけですから

本来「社会科見学」も持つ、おもに小学生などのグループが工場や空港等施設を見学する

という意味合いからは外れていますが、まあご容赦ください。


寒い毎日ですから、つい家の中でぬくぬくと怠惰に過ごしがちのところですが、

少しずつでも運動は必要だ!と自転車で多少とも遠乗りと思ったのでして、

地図によると、このくらいなら何とかなる…という場所に目的地となるところを発見。

それが、小平市にある「ふれあい下水道館」というものなのでありました。

ふれあい下水道館


自称「日本唯一の下水道テーマパーク」とまでは行かないまでも、

入場無料のわりには、

展示なんかも「消防博物館」くらいの工夫がなされていて、

「なんだか無料では、しのびねえなぁ」と思えるのでありました。


それにしても何がそんなにためになったのか…ですが、

まず何よりも、当たり前のように垂れ流してしまっている排水、

これが「どう処理されるのか」は、

それこそ昔々社会科で習ったと思いますけれど、

知識としては頭に残っていても、

全く気にかけることなく、日々を過ごしてしまっていたわけです。


それが、こうした施設であれこれを見ると、

油類はもとより、あんまり余計なものを排水と一緒に流しては

いけんのだなあ・・・と思うわけですよ。


ここの見ものというのが、地下25mにある本当の下水道を見られること。

階段を降りることしばし、地下5階まで行くと、

やおら防臭扉というのが現れます。


「やっぱり臭いのか…」

その時々の流れている下水の臭いは違うようで、

どうやら訪れた時の臭いは弱い方だったそうなのですけれど、

この臭いの元は基本的に人間なのだよなと思うと、水を流すことさえ「当たり前と思ってはいけんね」という気がしてくるのですね。


展示の中では、江戸の世のことも紹介されていました。

もちろん現状のような下水道設備ではありませんけれど、それなりの設備があったとか。

そして、水の使い方も食器を洗った後の水で野菜を洗い、野菜を洗った水を使って家畜を洗い、

それを打ち水に使い…と、カスケード・システムのようになっていたのだそうですよ。


江戸の世は「エコ」な世界であったことが言われたりしますけれど、なるほどなあ…と思ったり。

今さらながらの気づきや、改めなくてはなと思うきっかけ。

そうしたものが得られる機会であったように思えたのでありました。