びっくりしてしまいました。

アメリカでは、USエアウェイズ機のハドソン川への不時着、乗客乗員の無事、

そして機長の冷静さを誉めたたえる声などが続々と報じられる中、

そのような喧騒とは異質な、静穏な世界を描いた画家アンドリュー・ワイエスが91歳で逝去の報が入りました。


先月のNHK「新日曜美術館」で紹介 されていたときに「ワイエスは生きているんだ!」と知って、

これからもまだまだ作品を手掛けてもらえるのかなと思っていた矢先だけに、残念なことです。


番組の中でも、折しも巡回中の回顧展 のビデオ・コーナーでも、91歳というのに矍鑠としたところを見せてくれ、

また「これだけポジティヴな考え方を、人生の何十年もの先輩が持ち続けている」ことが痛く心に残って、

我が身を振り返る縁ともなったわけなのでした。


しかし、91歳とあっては、鑑賞者の側が「もっともっと」と望むのは贅沢以上のものだったとも。

3月8日までの愛知県美術館で、その後3月17日から5月10日まで福島県立美術館で開催の

「アンドリュー・ワイエス 創造への道程」展では、よりたくさんの方々がワイエス作品に触れることが、

ワイエスに感謝の気持ちを伝える贐となるのではないでしょうか。


「クリスティーナの世界」習作

ワイエスさん、どうぞ安らかに。

ぜひ機会を得て、Brandywine River Museum の作品を拝見しにまいります。