*この記事は、2009年1月17日に、アンドリュー・ワイエス氏の逝去が報じられる以前の記事です。

 (追悼記事は、こちら をご覧ください。)



アンドリュー・ワイエスの絵が好きだものですから、

Bunkamuraで開催中の展覧会には「ぜひ行かなくては!」の思い濃厚なのです。


ですが、今年の風邪に苛まれた方なら想像がつくかもしれないですけれど、

生まれてこの方、これほど陰険な風邪には出くわしたことがない思われるほどにしつっこい。

悪化が著しいわけでもなく、さりとて快方に向かうわけでもなく、すでに4週間目に突入。

だもんで、休日は静養に努めておりますが、とうとう「新日曜美術館」で取り上げられてしまいましたね。

こうなると、混んじゃうんですよねえ…。


番組を見ていて、「あ、そうなの?」と思ったことは、ワイエスは91歳で健在だということなのでした。

絵が好きだと言っていながら、こんなことも知らなかったのですねえ、いやはや。


ワイエスの絵に惹かれたのは、いつ頃だったかなあと思ったりするのですけれど、

これがきっかけとは言えないものの、埼玉県秩父市の加藤近代美術館での出会いは印象的でした。

旧家の土蔵造りの建物が美術館として使われ、

この純和風の中で見るアメリカの原風景のようなワイエスの絵はかなり心に残るものでありました。

この「ビューティー・マーク」は、ご近所さんをモデルにしたものでしょうけれど、きれいな絵ですよね。


Chain reaction of curiosity

ところが、この美術館、2001年9月に閉館してしまったそうな・・・

味のある美術館だったんですがねえ。

土蔵造りの建物だけは秩父市に移管されて「秩父ふるさと館」になっているんだそうです。

中にあるのは、「日本昔ばなし」の原画といいますから、本来の雰囲気にマッチしたもの…ですかね。

それにしても、あのワイエスの絵画たちはどこへ行ってしまったんですかねえ。


ワイエス自身が生きているわかったのに、作品がどこへ行ってしまったのか分からない。

良い知らせなんだか、悪い知らせなんだか・・・

こうなったらやっぱり、しつこい風邪を早々に克服して、

Bunkamuraの展覧会を見に行くしかない!と、思いを新たにしたのでありました。